Ganmoくんの思い出話

世の中にはやくざほど恐ろしいものはないと思っていました。 だって、これと言って何にも悪い事をしていなくても、例えばちょっと肩が触れたとか言って、言いがかりをつけてお金をむしり取ったり、暴力を振るったりするのがやくざだと思っていたのですから。 それに、最近では金融犯罪に絡んだ様な暴力的な行為。 いわゆる振り込め詐欺とか、ネット犯罪とか、色々な分野に進出して善良な人たちを苦しめる、それがやくざなのだと思っていました。

でも、なんだかそれだけではないみたい。 一見普通の人の様に見えていて、実はやくざ並みの恐さを発揮する人たちが世の中には実に多い気がして来ました。

恐喝的な言動や、法外とも言える金額を人に吹っかけて商売をする人たち。 実に多彩なやくざ稼業がある様に思えてなりません。

僕ら何も知らない弱い人間は、いかにしてそう言う人たちと関わりに合わない様に生きて行くか、それが随分生きて行く上での重要な知恵の様に思い始めています。

気をつけないと、普通の顔をしたやくざな人たちが実に沢山いる様に思えて来ました。

僕はそう言う人たちと関わりに合わない様に生きて行きたいと思っています。 また、自分がそう言う人たちの仲間にならない様に気をつけないと行けません。