楽しい哉人生は - 2,0372021-03-25 16:43:41

今日は朝から曇り空で、少し前から雨が降り始めました。せっかく桜が満開になっているので、ちょっと気になる雨です。

今日も朝一でミーティングがあり、散歩に出かけたのはお昼を食べた後だったのですが、ちょっと、先日雨の中行った桜並木に行ってみました。もしかしたら、満開の桜をみられるのはこれが最後なのかなと思ったからです。

まだ雨が降り始める前に行ったので、綺麗な満開の桜が見られました。

平日なので、あまり人はいませんでしたし、いてもせいぜい子供をつれた近所のお母さん達でした。ちょうどお昼休みだったので、車を停めて、中で昼寝をしている業者の人とかもいましたが、とにかく素晴らしい桜でした。

この満開の桜はこの週末までがピークなんでしょうね。この週末の日曜日はまたお天気が良くないらしいので、もしかしたら日曜日から散り始めてしまいそうな気がします。

今年もとうとう桜が満開になる時期が来たかと言う感慨に浸っていましたけど、一方で僕の心にはまだ春はやって来ていないので、ちょっと今日のお天気の様に重い気分です。

しかし、なかなか次の仕事決まらないですね。4月までもう残すところ1週間しかないと言うのに。困ったものです。明けない夜はないとか言いますが、もうこの重苦しい状況が一月近く続いていて、気分としては最低な気分です。

桜の神通力をもってしても、僕の今の重苦しい気分は晴れません。

ところで、このブログのかなり昔のものを昨日何気なく見ていたんです。

もう15年も前のものですが、その当時フランス映画の感想と言うか、その映画の内容について書いていました。

その事については完全に忘れていて、そんな英語を見たんだなとちょっと不思議な気がしました。割とヨーロッパの映画、特にスペインの映画やフランスの映画が好きなのですが、その映画のタイトルは「Monsieur Ibrahim et les fleurs du Coran」というフランス語のタイトルで、イブラヒムおじさんとコーランの花達とでも言った感じですかね。

万引きをする少年がイブラヒムのお店に行って万引きしたら、そのおじさんから万引きするならウチの店だけでするように言われ、いつしかその少年がイブラヒムと打ち解けて、確か一緒に旅に出ると言う内容でした。そして、旅先でイブラヒムが亡くなり、少年はパリのイブラヒムの店を継いでお店を始めると言う内容だったと思います。

15年も前にそんな映画を見ていたんだなと、ちょっと不思議な気がしたのですが、そしたらだんだんその映画を思い出して来たのです。

当時は彼女と付き合っていた頃だったので、恐らく映画好きな彼女から教えられてこの映画を見たんだろうと思います。

ヨーロッパの映画って、ハリウッドものと違って不思議な味がありますね。

スペイン映画のアルモドバル監督の作品が僕は特に好きなんだけど、フランス映画も結構良いものがありますね。

ちょっとビデオでも借りるか、思い切って買うかしてもう一度見てみたくなりました。

この映画の中で、イブラヒムが失恋したその少年に対して、「君が好きならそれで良いじゃないか」と言うような事を言うのですね。

なんだかその言葉に僕は妙に共感してしまいました。