楽しい哉人生は - 2,0652021-04-30 16:23:57

今日はゴールデンウィークの連休の谷間みたいな日ですが、僕はカレンダー通りの仕事のスケジュールなので、朝から一応仕事しています。

とは言え、ほとんどの人が連休中なので、実質的にはあまりすることがなくて、割とのんびりモードです。

昨日は1日雨降りだったので、散歩も思ったほど出来ませんでしたが、今日は朝からよく晴れて、午後はだいぶ暑くなって来ました。

そんな訳で、今朝はちょっと昨日の分も歩いて、1日あたりの平均歩行距離を維持することが出来たと思います。昨日のように転ぶ事もなく、安全にウォーキングを楽しめました。

さて、今日の写真は前回同様パリからの写真なのですが、初めてオルセー美術館に行った時に、色々な絵に出会えた中で、一つ気に入ったのはこの有名な「フルートを吹く少年」です。他にもオルセー美術館には有名な作品がたくさんありますが、そんな中でも割と好きな絵の一つなのです。

なぜ、この絵が好きなのかなと自分でもちょっと自問自答して見たのですが、おそらくこの少年がフルートを吹いているからなんだろうなと思います。

中学生から高校生の頃、かなりフルートにハマっていて、それなりに練習したのですが、その後大学に入学して以降すっかりフルートを忘れてしまいました。

あれから物凄い年月が過ぎ去って行って、昨年の秋に偶然出会ったドイツ人の尺八の先生。チェロと尺八の二つの楽器を教えている先生ですが、そんな先生に自己紹介した時に、昔フルートを吹いていたと言ったら、それ以来フルートと尺八の違いと言うか、そんな様な事を聞く事が増えました。僕にわかる様に説明する為に、敢えてフルートの事を取り上げてくれたのだと思います。

先生から、フルートとの違いを聞くようになったら、なんだか昔吹いていたフルートが懐かしくなって、部屋の片隅で眠っていたフルートをもう一度吹いて見たのです。でも、長い年月吹いていなかったので、至る所に緩みがあって、まともな音が出ない状態でした。

そんな訳で、ネットでフルートを直してくれそうな業者を探したのですが、たまたま見つけた業者の人に連絡をしてみたら、オーバーホールするしかないと言われたのです。僕にはちょっと大きな金額だったのですが、でも、このまま昔懐かしい楽器を葬り去ることは出来なくて、大枚を叩いてオーバーホールに出しました。

そしたら、見事にそのフルートが復活してくれて、今では毎日少しずつ練習をしています。

割と好きな事には凝るタイプなのかも知れません。今では毎日尺八とフルートの練習を楽しんでいて、いつかもうちょっと高額で良いフルートと尺八を買いたいと思っています。

どちらも高い買い物なので、すぐには手を出せませんが、いつか自分の演奏に自信がついたら、ぜひ良い楽器を手に入れて、もしかしたら人に聴かせる機会でも出来たら、またやり甲斐が増すような気がするのです。

そんな訳でこのフルートを吹く少年の絵が割と好きなんだろうなと思います。

オルセー美術館には他にも素晴らしい絵が沢山あります。ゴッホの絵や、オランピアとか有名な作品が沢山あるので、僕の中では、スペインのプラド美術館、パリのルーブル博物館、イタリアのウフィッツイーそして勿論オランダの国立美術館が一番好きな美術館で、いつかこれらの美術館にもう一度行きたいとずっと思っています。

これら以外にもヨーロッパには名だたる美術館が沢山あるので、そうした美術館巡りの旅が出来たら良いなと思うのです。

だから、昨年からのコロナ騒動には本当に苛立っています。最近忘れられがちなのではないかと思うのですが、そもそもこのコロナの元を発生させて国には怒りしかありません。