楽しい哉人生は - 2,1612021-10-03 10:45:55

台風が去って、昨日今日と連日良い天気です。おまけに緊急事態宣言が解除されたので、昨日はあちこちの道路が渋滞していました。

ほとんどの人が動き始めたみたいですね。居酒屋も始まって、僕のよく行くお店は満席だったらしいです。

何だか急にみんな動き始めたけれど、大丈夫なんでしょうかね。ちょっと心配ではあります。

ただ、今年になってほとんどずっと緊急事態だったり蔓延防止期間だったりしたので、殆どの人が鬱屈して耐えられない気分になっていたんじゃないかと思います。かく言う僕もちょっと忍耐の限界かなと思い始めていましたから。

そんな訳で、昨日の台風明けの散歩も、今朝の散歩も爽快でした。ただ、今日はいつもの運動公園まで歩いて行ったら、沢山の人がやって来ていて、走っていたり、僕みたいに歩いていたり、野球をしている人がいたり、武道場でも剣道や弓道をしている人がいて大賑わいでした。駐車場も早朝から既に満車に近くなっていて、ちょっとビックリしました。

やっぱり、みんな解放された気分になっているんでしょうね。

そんな晴天の青空の中、高い鉄塔から延びた電線に1羽のカラスが止まっているのを見つけました。

写真だと胡麻粒より小さくなってしまっていますが、肉眼だとよく見えました。かなりの高さのある電線だと思うのですが、果たして40〜50メートルくらいの高さがあるでしょうか?もしかしたらもっと高いかも知れませんね。

そのカラス。その電線の上でずっとじっとしていて、動こうとしませんでした。それを見上げていた僕も随分暇人ですが、あの高さだと風も結構強いだろうし、止まっているだけでも結構大変なんじゃないだろうかとか考えてしまって、まあ僕が心配するようなことではないのですが、何だか気がかりというか、気になって、その場を離れるのをちょっとためらったほどでした。

果たしてあのカラスはあの高さから地上を見て何を考えていたんだろう。あの高さから下を見るとどんな下界が見えるんだろうとか、色々想像してしまって、ちょっとカラスが羨ましいなと思ったのです。

この下には結構広い空き地があって、そこでは付近の中高年の人達がグランドゴルフとか言う競技をやっていたのですが、あの高い上から人間の営みを見て、カラスはどう思っているんだろうか、とか考えてしまって、妄想が止まらなくなりそうでした。

しかし、鳥って不思議な生き物ですね。あのような高い所に脚だけで立って下を見下ろしても怖くないのでしょうね。当然空を飛んでいる時も下界を見下ろしている訳だから、人間みたいに高所恐怖症みたいな鳥はいないんだろうなと思うのです。

僕は割と飛行機好きだから、高い空の上から地上を見るのは飛行機の上という条件付きで平気ですが、以前ドバイの有名な高層ビルの一番てっぺんに立っている人の映像を見て、その目線から見える下界を映像で見たらかなり怖いなと感じました。

また、不思議なもので、パリのエッフェル塔の真下から上を見上げた時も、物凄く恐怖を感じたのですが、それは人間が基本地上を歩くしかないと言う宿命から来ているのでしょうかね。3次元の世界に生きているとは言っても、所詮僕ら人間は二次元の世界でしか自力では動けないので、急に3次元の世界に入り込むと恐怖を感じるのでしょうか。

とにかく、この電線に止まるカラスを見てから何やら色々考えてしまって、なんとも不思議な台風一過になりました。

今朝もカラスを何羽も見かけましたが、彼らは地上のゴミを漁っている、ごく普通に見かけるカラスだったけれど、なるべく彼らを避ける様にして歩いて、脅さないようにしたのですが、嫌われ者のカラスだけど、僕は何となく彼らに不思議な親近感を感じています。

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