尺八修行2022-06-28 17:03:06

来月初めに参議院選挙の投票日がやって来ますが、そのせいで周りが騒々しくなっているように感じます。

家の周りに選挙カーがやってくる事はまずないのですが、近くの駅前とかに行くと、時々候補者が演説していたりします。

今回の選挙には随分な数の候補者が出ているみたいで、近所のポスター掲示板には多くの候補者のポスターが貼ってありました。

今の与野党の候補者だけでなく、一般に諸派と言う扱いになる政党からの候補者もいて、これだけの候補者の主張を一つ一つ確認して決めるのは楽ではありませんね。まして、全国比例もあり、そっちはさらに多くの候補者がいるので、余計に難しいなと感じます。

個人的には、今の野党のことは全く評価していないので、論外なのですが、与党もなんだかなぁと言う感じしかなくて、今回の選挙は思いのほか真面目に色々な候補の事を理解しようとしているのですが、結構悩みますね。おおよそこの人にしようかなと思い始めた候補者がいますが、最終決定はまだしていません。

何しろロシアによる論外のウクライナ侵攻と、それに伴う人とは思えぬ残虐行為。そして、お隣の国のウイグルやチベットでの暴虐の限りを尽くした蛮行を知るにつけ、今の日本の平和ボケには情けないやら、悲しいやら、でもなんとかしなくては日本がなくなってしまうと言う危機感を感じて、今回の選挙に当たろうと思っています。

さて、全く話題は変わりますが、ちょっと尺八の話をしたいなと思います。

もうひと月以上も前に、尺八の師匠からもらったこの楽譜ですが、フルートでも練習しているスタジオジブリの音楽、その中でも特に好きなもののけ姫なのですが、それほど難しい曲ではないと思っていたら、結構新しい技法があって、苦労しました。

尺八とフルートは共に笛の部類の楽器ですが、西洋音楽と和楽器の違いは結構大きくて、尺八ではフルートで使うビブラートは禁じ手だと言うことで、師匠に怒られました。それについては以前にも書いたことがあるのですが、一方、フルートで使うタンギングに似た技法は尺八でもあるらしく、通常は孔を押すと言う表現をしますが、指で孔を開いて閉じる動作で吹くものの、この楽譜にも出てくるのですが、タンギングと孔を開いてすぐに閉じる技の両方を繰り返す技法が書かれています。これが結構難しく、苦労しました。

この楽譜で、「ロ」の音、西洋楽譜で言うレの音を続けて奏する時にこの技法を使います。

また、尺八特有と思いますが、押しと言う技法があって、これは上に書いたように、一旦孔を開けてすぐに指で塞ぐことで出す音です。これはそれほど難しくはありませんが、孔の場所によっては結構簡単ではありませんでした。

そして、一番の難関はコロコロです。良く「首振り3年、コロコロ8年」とか言うそうですが、実際にマスターするまで8年かかるかどうかは別にして、結構難しい技法です。これはいまだにマスター出来ていません。

これが出来る様になったらきっと尺八らしさがずっと増すのだろうと思います。

尺八を始めてもうすぐ2年になるのですが、なかなか上手くならないなと思いながらも、なんとか音が出て、簡単な曲は吹けるようになったので、諦めずに続けたいですね。

そして、できれば今持っている楽器が安いプラスチック製の楽器なので、本物と言うか、竹製の尺八を持ちたいなと思います。最近は金属製の尺八もあるらしく、それはそれで魅力的な音が出るみたいなのですが、先ずは竹製に挑戦したいと思っています。

ただ、新品で数十万円するので、なかなかハードルが高いです。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://gammo-kun.asablo.jp/blog/2022/06/28/9504226/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。