追悼の曲2022-07-13 16:56:07

どうしても、先ず安倍総理の話になってしまいがちなのですが、昨夜フルートを練習して、ふと吹いて見たくなった曲がありました。手持ちの楽譜を探したら、なんとその曲が載っていて、早速吹いて見ました。それがこの写真の曲なのです。

何年か前に流行った曲だと言うのは僕も認識していましたが、これまで格別この曲に興味を持ったことはありませんでしたが、昨日の安倍総理の告別式の話をネットで見ていて、ふと頭に浮かんだのがこの曲だったのです。

大して難しい曲でもないので、すぐに吹くことが出来ましたが、吹いていたらなんとなく悲しい気持ちになって来ました。

故人の思いやら、今まで果たされてきた事とか、あるいは奥様の談話などが頭に浮かんできたからだと思います。特に昭恵夫人が式で話されたと言う言葉がとても心に残っていて、それで悲しみが湧いて来たのだと思います。

一国の総理大臣だったと言うだけで、もちろん面識もなければ何もない方ではありましたが、でも、金曜日のテロと言って良い暗殺には衝撃が大きかった事もあるかと思います。

日本の歴史の中で、暗殺された要人は何人かおりますが、僕が生まれて以降起きた事件としては、安倍総理の事件があるだけだと思います。

そして、今日になって仕事の合間にちょっと尺八を吹いていたら、もしかして、この曲を尺八で吹いてみても良いかも知れないと思い、手書きの尺八用の譜を入れて試して見たのです。

フルートより僕には難しかったのですが、元がそれほど難しい曲ではないので、練習すればかなりちゃんと吹けると言う手応えを感じました。

天国に行かれた安倍総理がどのような思いでいるかなんて知るよしもありませんが、もしかしたら、この曲の様に風に乗って世界中を旅して世界の平和を祈ってくれているかも知れません。

ちょっとそんな事を期待しつつ、故人のご冥福を祈る積もりで、この曲をもうちょっと練習して、ちゃんと吹けるようになりたいと思っています。

そして、今の日本の危機的な状況の中リードしていただいた事への感謝の気持ちを表したいと思いました。決して届くことはないでしょうが、自分自身の気持ちを乗せたいと思っています。

安倍総理亡き後、果たして誰がこの困難の中に本をリードしていってくれるのか、選挙が終わったばかりですが、よく見ていきたいと思います。