尺八のレッスン2022-07-17 16:17:13

今日も何だか変なお天気です。

朝は曇っていたので、雨降りを少し心配しましたが、でも傘は持たずに散歩に出ました。そして帰宅後に溜まっていた洗濯をして、外に干したのですが、お昼頃に雨が降り出して、慌てて洗濯物を取り込みました。そしたらほんの5分か10分後に雨が止んで青空が出て来たので、また洗濯物を外に干していますが、空模様を見ると雲が多く、その雲の隙間から日差しがさしていると言う感じで、いつ雨がまた降るかわからない感じがします。こう言うお天気は嫌ですね。

さて、前回ちょっとフルートの話をしましたが、今回は尺八のお話です。

昨日は尺八のレッスンがあったので、師匠のご自宅に伺い1時間ほどのレッスンを受けて来ました。

雨が降る中、傘をさして、肩から尺八とその楽譜を入れたバッグを下げて約20分ほど歩いて行ったのですが、雨降りで気温が少し低めとは言え、20分も歩くと汗がかなり流れます。

汗が治るのを待つために少し外で休憩してから、ご自宅の呼び鈴を鳴らしました。

レッスンが始まる前にもまた汗を拭き拭きしていたら、師匠から近々仕事で海外に出ると伝えられました。この為次回のレッスンは約1ヶ月後になります。1ヶ月も時間が開くので今回は課題曲が3曲出されました。そのうちのひとつがこれです。

この曲、有名な曲ですが、実は僕は割と最近までこの曲が日本人による作詞作曲の曲だと知らなかったのです。子供の頃何度も聞いた事のある曲なので、メロディーは大体分かりますが、尺八で吹くと初心者の僕には結構難しいです。

尺八を始めてこの秋でちょうど2年位になりますが、初めて師匠を訪ねて行った時には、プラスチックの管みたいな尺八もどきを渡されて、それで音を出すレッスンから始めました。

そして、2回目のレッスンの時には、この世界では割と名が通ったプラスティック製の尺八を購入し、それを使ってレッスンが始まりました。

あれから2年近く、よくここまで来たなと思いますが、今では何とか音は出せるし、簡単な曲は吹くことができるところまでたどり着いています。

尺八と言うと、その演奏時に首を下げたり、首を揺らしたりして吹いているのを知っている方も多いと思いますが、その尺八独特の技法が結構難しいのですね。

僕は、個人的にはフルートより尺八の方が音を出すのは難しいと思っています。

西洋楽器のフルートはかなりソフィスティケイトされていて、比較的音を出しやすいと思うのです。それに比べると尺八はとても素朴で、穴が5つしかない中で西洋音階のドレミファを吹くために、穴を半分塞いだり、首を下げたりして音を変えないといけないのですね。

初めの頃はちょっとめげそうになることもありましたが、最近ようやく面白さが分かってきたと言うか、やる気が湧いてきました。

素朴な楽器だけに、いつでも取り出して吹くことができるのは、ちょうど小学生の頃に学校で習った縦笛の感じに近いです。

だから、ちょっとした暇な時間ができると、ちょっと取り出して吹いてみる事ができるのは、フルートに比べると親しみやすい感じがします。

さて、1ヶ月後に師匠が日本に戻った際に、この「月の砂漠」を吹ける様になっているかどうか、これから日々練習したいと思います。

ところで、最近ちょっとした悩み事が出来ました。それは、前述したように、僕の楽器はプラスチック製の練習用と言って良い様な楽器なのですが、師匠が持っているような本格的な竹製の楽器が欲しいと言う事です。

フルートも結構高額ですが、尺八もピンからキリがあるとは言え、結構高額で、簡単に買えるものではないのですが、そろそろ竹製のものを拭いて見たいと言う欲求を強く感じるようになりました。

最近では、金属製の尺八とか、3Dプリンターで作った尺八とか、色々出てきているみたいなのですが、やっぱり一度は伝統的な竹のものを所有して、自分の楽器として吹きたいですよね。

その為には頑張って貯金をしないと行けないですが、なかなかそれが出来なくて困ってます。

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