フルートの効果的な練習方2024-12-21 21:56:54

つい数日前ですが、YouTubeを何気なく見ていたら、あるフルーティストの人達が効果的なフルートの練習方について話をしていました。

日頃、フルートを練習していて、一体どうやったら効果的に練習することが出来るのだろうかと思っていたので、ついそのビデオを見ました。

いつも、レッスンの際に先生に指摘された事を意識して練習してはいるものの、その指摘された事をなかなか完全に習得出来ていない気がして、何か悩んでいたと言うか、考えていたのです。そして、どう練習したら早く上達出来るのだろうかと悩んでもいました。

そんな矢先に、このビデオを見かけたので、つい見てしまったら、そこで言われていたのは、とにかく指摘された事を繰り返し繰り返し、何度も何度も練習し続ける事だと言う事でした。

それって結構難しいのですよね。なん度も同じフレーズをやっているとどうしても飽きてきてしまって、何か別の曲を吹いてみたくなるのです。いかに根気強く同じことを繰り返し、繰り返し練習できるか、それは確かに重要なのでしょうね。

そんな今夜も、シュターミッツの曲を繰り返し吹いていたら、ちょっと飽きてきたと言うか、別の曲を吹きたくなってしまいました。

今週はフルートのレッスンがあって、なかなか上手く出来ないスタッカート、タンギングが続くがリボルディの練習曲を先生から何回も指摘を受け練習しました。そして、次回からはトリルが連続する曲に取り掛かる事になりました。このガリボルディの練習曲はなかなか難敵です。年明けのレッスンでトリルの続くこの曲が果たしてどれだけ吹けるのか、この年末年始の休み中の練習にかかっていますね。

さて、そして効果的な練習方法のもう一つのポイントですが、それはフルートを吹いて会話をすると言う事でした。「おはようございます」とか「ありがとう」とかそんな会話をフルートでするって、ちょっと想像していませんでしたが、その人の意見で、常にフルートで会話をすることで、人の言葉と同じようにフルートの音色に心が隠ると言うのです。

面白いとは思いましたが、でもそれって不可能に近いとも思いました。

でも、思い出したのは、とても綺麗な歌をフルートでその主旋律を吹くと何かが足らない様に感じるのは、人の歌声に込められた何かがフルートでは表現できないからなんだろうなと言うことです。だからフルートを常に日常生活で使って、会話をすることでその足らない何かをフルートに込めることができるのではないかと言うのは、ちょっと納得する部分もありました。

そして、実は無意識だったけれど、尺八で「行ってらっしゃい」とか「ありがとう」とかを吹いてみたことがありました。もしかして、それと同じ事を指摘したビデオだったんだろうなと思いました。

現に、尺八の曲には、虚無僧が托鉢をして感謝の意を示す曲があります。これってなんだかとても面白いし、なんだかチャレンジしてみたくなりました。