西洋文化への憧憬と日本文化への回帰 ― 2024-12-31 10:34:23

今日は大晦日。2024年もあと残すところ数時間になってしまいました。
思い返すと、今年は初の尺八発表会に、人生2度目のフルート発表会と、年初から音楽にかなりの意識が向いていました。でも、世界情勢や自然災害と気掛かりなこともたくさんあって、必ずしも良い一年ではなかった様な感じがします。迎える2025年は良いとしになるといいなと心から思いますが、まだまだ気掛かりなことが世界では沢山起こっているので、どうしてもそっちの方にも目が向いてしまいます。
ところで、今回のお題ですが、ちょっと最近思っていることがあって、それについて個人的な思いを綴ってみようと思います。
若かりしころは、海外に憧れ、特に欧米というか僕の場合は欧州の文化が好きでした。その背景には、子供の頃に出会ったチャイコフスキーのピアノコンチェルトのLPを聴いたことの影響が少なからずあったと思います。旧ソ連のピアニスト、エミール・ギレリスの弾くチャイコフスキーがとても子供心に耳に残って、それ以来音楽はクラシック系に傾くようになりました。
そして、成長するに伴い、欧州の文化は素晴らしいなと思う様になり、欧州に憧れのような、でもちょっと近寄りがたさという様な気持ちを抱いていました。その一方で日本文化はカッコ悪いなとか、ダサいなとか感じていたように思います。高校生になる頃には、すっかりクラシックの、特にピアノとフルートにハマり、頻繁にLPレコードを買っては聴いていました。今年亡くなられたマウリツィオ・ポリーニは大好きなピアニストでした。
その後、偶然にも欧州生活をする様になり、ますます欧州の生活に慣れるに従い、その文化に音楽だけでなく、絵画の世界にもハマり、休みの日には色々な美術館に行っては古典や近代の作品を鑑賞して、満足していました。
でも、一方でそんな自分に何か違和感を感じ出したのもその頃でした。住んでいたオランダのその街は大好きだったし、気軽にパリや大好きなスペインに行かれる生活にも大満足だったものの、彼らの文化を見るにつけ、自分は日本人であることを意識するようになったのです。
そして、日本に帰国後、何か自分が生きてきた証を残したいと思うようになり、始めた書道でしたが、何年か続け数点の作品を掛け軸にしたり額に入れたりして残すことが出来るようになりました。
この頃から、ますます自分のルーツである日本と言う国とこの国の文化に関心を深め、コロナのせいで在宅勤務になった事で、たまたま出会った尺八とその師匠と尺八の練習を始めるようになり、今ではすっかり尺八にハマってしまっています。
ただ面白いことに、高校時代に密かに練習していたフルートに対する思いも回帰してきて、半世紀近くも眠っていたフルートを引っ張り出して吹き始めたのは、尺八との出会いがきっかけでした。
尺八は尺八で素晴らしいと思うと共に、西洋楽器のフルートの魅力にも取り憑かれ、今や二兎を追う日々を送っていますが、これが実に自分の人生に彩を与えてくれていて、仕事のことやら、世情やら、世界情勢やらをひとまず忘れて楽しむことが出来ています。
2025年も変わらずこの2つの楽器に夢中になっていられることを望みたいと思いながら、大晦日の1日を過ごしています。
来年は、災害等起こらない良いとしになると良いですね。そして、もう2度と会うことがなくなった、あの頃大切に思っていた人の健康と幸せも陰ながら祈りつつ、また新しい年を頑張って生きていこうと思います。
思い返すと、今年は初の尺八発表会に、人生2度目のフルート発表会と、年初から音楽にかなりの意識が向いていました。でも、世界情勢や自然災害と気掛かりなこともたくさんあって、必ずしも良い一年ではなかった様な感じがします。迎える2025年は良いとしになるといいなと心から思いますが、まだまだ気掛かりなことが世界では沢山起こっているので、どうしてもそっちの方にも目が向いてしまいます。
ところで、今回のお題ですが、ちょっと最近思っていることがあって、それについて個人的な思いを綴ってみようと思います。
若かりしころは、海外に憧れ、特に欧米というか僕の場合は欧州の文化が好きでした。その背景には、子供の頃に出会ったチャイコフスキーのピアノコンチェルトのLPを聴いたことの影響が少なからずあったと思います。旧ソ連のピアニスト、エミール・ギレリスの弾くチャイコフスキーがとても子供心に耳に残って、それ以来音楽はクラシック系に傾くようになりました。
そして、成長するに伴い、欧州の文化は素晴らしいなと思う様になり、欧州に憧れのような、でもちょっと近寄りがたさという様な気持ちを抱いていました。その一方で日本文化はカッコ悪いなとか、ダサいなとか感じていたように思います。高校生になる頃には、すっかりクラシックの、特にピアノとフルートにハマり、頻繁にLPレコードを買っては聴いていました。今年亡くなられたマウリツィオ・ポリーニは大好きなピアニストでした。
その後、偶然にも欧州生活をする様になり、ますます欧州の生活に慣れるに従い、その文化に音楽だけでなく、絵画の世界にもハマり、休みの日には色々な美術館に行っては古典や近代の作品を鑑賞して、満足していました。
でも、一方でそんな自分に何か違和感を感じ出したのもその頃でした。住んでいたオランダのその街は大好きだったし、気軽にパリや大好きなスペインに行かれる生活にも大満足だったものの、彼らの文化を見るにつけ、自分は日本人であることを意識するようになったのです。
そして、日本に帰国後、何か自分が生きてきた証を残したいと思うようになり、始めた書道でしたが、何年か続け数点の作品を掛け軸にしたり額に入れたりして残すことが出来るようになりました。
この頃から、ますます自分のルーツである日本と言う国とこの国の文化に関心を深め、コロナのせいで在宅勤務になった事で、たまたま出会った尺八とその師匠と尺八の練習を始めるようになり、今ではすっかり尺八にハマってしまっています。
ただ面白いことに、高校時代に密かに練習していたフルートに対する思いも回帰してきて、半世紀近くも眠っていたフルートを引っ張り出して吹き始めたのは、尺八との出会いがきっかけでした。
尺八は尺八で素晴らしいと思うと共に、西洋楽器のフルートの魅力にも取り憑かれ、今や二兎を追う日々を送っていますが、これが実に自分の人生に彩を与えてくれていて、仕事のことやら、世情やら、世界情勢やらをひとまず忘れて楽しむことが出来ています。
2025年も変わらずこの2つの楽器に夢中になっていられることを望みたいと思いながら、大晦日の1日を過ごしています。
来年は、災害等起こらない良いとしになると良いですね。そして、もう2度と会うことがなくなった、あの頃大切に思っていた人の健康と幸せも陰ながら祈りつつ、また新しい年を頑張って生きていこうと思います。
オランダの元同僚との再会 ― 2024-06-02 17:22:10

今年もいつの間にか6月になりました。あっという間の5ヶ月が終わり、今月が終わると一年の折り返し。本当に月日の過ぎるのは早いです。
ちょっとお散歩していたら、近所の神社にこんな字が書かれて飾られていました。
いつの間にか今年が辰年だと言うことを忘れかけていましたが、おかげで思い出しました。龍の如く空を翔年になると良いなと思っていましたが、まだ尺八もフルートも低空飛行が続いているなぁ、そんな気分にもなりました。
そんな6月の初めですが、先週はとても久しぶりにオランダの時の元同僚と銀座で再会しました。
あれからもうなんと20年の歳月が流れ、彼も自分もだいぶ年齢を重ねましたが、お互いに元気でとても良かったなと思う再会でした。
彼は、奥様を同伴して、日本に1週間ほどプライベートな旅でやって来たのだと言っていましたが、オランダからまず大阪に着き、そのまま京都を見て東京にやって来たのだそうです。
奥様がとても感じの良い人で、出しゃばらず、でも時々自分の感想や意見を伝えてくれて会話に参加し、とても楽しい時間を過ごすことが出来たのです。
日本には今回初めて来られたそうで、とても気に入った様子でした。特に京都と伊豆温泉が良かったそうです。気に入ってもらえて何だか僕も嬉しくなりました。
そんな二人からオランダのお土産をもらいました。
チューリップの小さなマグネットに木靴のキーホルダーとオランダのチーズ、とてもオランダらしいお土産で、特にチーズは日本人でも好んで食べられる味のチーズで、毎晩晩酌のお供にさせてもらっています。
僕もオランダに因んだものをと思い、日本のカステラを持って行ったのですが、果たして気に入ってくれたでしょうか?ちょっとカステラの謂れを説明して、日本とオランダの400年以上になる長い友好関係を伝えたのですが、そのカステラのお店もその歴史を写す400年の歴史のあるお店だと言ったので、高価なお土産ではないけれど、気に入ってくれたことを祈りたいと思います。
そして、次は僕がオランダに尋ねていく番だと言ったら、ぜひ自分たちの住む街にも来てくれと言われました。
アムステルダムから100キロ余り南に行った場所なので、若干不便なのですが、オランダに行ったら是非尋ねてみたいと思っています。
それにしても、今回日本に来ると言って連絡してくれた元同僚に感謝です。よく来てくれました。
そして、そう遠くないうちに再会しましょう。Tot ziens, doei!
ちょっとお散歩していたら、近所の神社にこんな字が書かれて飾られていました。
いつの間にか今年が辰年だと言うことを忘れかけていましたが、おかげで思い出しました。龍の如く空を翔年になると良いなと思っていましたが、まだ尺八もフルートも低空飛行が続いているなぁ、そんな気分にもなりました。
そんな6月の初めですが、先週はとても久しぶりにオランダの時の元同僚と銀座で再会しました。
あれからもうなんと20年の歳月が流れ、彼も自分もだいぶ年齢を重ねましたが、お互いに元気でとても良かったなと思う再会でした。
彼は、奥様を同伴して、日本に1週間ほどプライベートな旅でやって来たのだと言っていましたが、オランダからまず大阪に着き、そのまま京都を見て東京にやって来たのだそうです。
奥様がとても感じの良い人で、出しゃばらず、でも時々自分の感想や意見を伝えてくれて会話に参加し、とても楽しい時間を過ごすことが出来たのです。
日本には今回初めて来られたそうで、とても気に入った様子でした。特に京都と伊豆温泉が良かったそうです。気に入ってもらえて何だか僕も嬉しくなりました。
そんな二人からオランダのお土産をもらいました。
チューリップの小さなマグネットに木靴のキーホルダーとオランダのチーズ、とてもオランダらしいお土産で、特にチーズは日本人でも好んで食べられる味のチーズで、毎晩晩酌のお供にさせてもらっています。
僕もオランダに因んだものをと思い、日本のカステラを持って行ったのですが、果たして気に入ってくれたでしょうか?ちょっとカステラの謂れを説明して、日本とオランダの400年以上になる長い友好関係を伝えたのですが、そのカステラのお店もその歴史を写す400年の歴史のあるお店だと言ったので、高価なお土産ではないけれど、気に入ってくれたことを祈りたいと思います。
そして、次は僕がオランダに尋ねていく番だと言ったら、ぜひ自分たちの住む街にも来てくれと言われました。
アムステルダムから100キロ余り南に行った場所なので、若干不便なのですが、オランダに行ったら是非尋ねてみたいと思っています。
それにしても、今回日本に来ると言って連絡してくれた元同僚に感謝です。よく来てくれました。
そして、そう遠くないうちに再会しましょう。Tot ziens, doei!
スペイン語のお勉強 ― 2024-05-26 16:29:40

今回はちょっと久しぶりに語学の勉強について書いてみます。
もう何年になるでしょうか。オランダにいた時に知り合ったので、彼とはかれこれ20年くらいのお付き合いになりますが、当時仕事の関係でスペインとよくコミュニケーションをとる必要があって、何だかスペイン語を勉強してみようと言う気になり、語学教室の門戸を叩いたら、やって来たのはチリ人のCarlosでした。
初めて会った時は、まるで風来坊の様な彼の生活スタイルにちょっと不思議な気がしていたのですが、でも中南米のスペイン語とは言え、生粋のネイティブスペイン語なので、彼とスペイン語を勉強し始めたのです。
そんな勉強が1年ちょっと続いたでしょうか、ある時彼から今度オーストラリアに行くんだと聞かされて、Carlosとのスペイン語レッスンは終わりました。
毎週土曜日にオンボロの自転車に乗ってやってくる当時の彼の姿を懐かしく思いながら、僕もその後日本に帰国し、スペイン語の勉強は中断しました。
それから何年後だったかな、今となっては思い出せないのですが、ある時FBで彼から繋がりリクエストが来て、多分10数年ぶりに彼のその後と遭遇することになりました。曰く、今はニュージーランドにいて、英語とスペイン語を教えているんだとのことでした。そして、もし良かったらまたスペイン語学ばないかと誘われたのです。
日本に戻って以降、僕には格別スペイン語を使うようなシチュエーションもなく、別に絶対スペイン語を学びたいと言う状況ではなかったのですが、つい懐かしさから彼の誘いを受けました。そして、それから数年、何年経ったかはもう分からなくなりましたが、彼とスペイン語の勉強を始めたのです。
彼はニュージーランド、僕は日本ですから、当然オンラインでのレッスンですが、お互い10年以上見てなかったのでそれなりに歳をとったなと感じる一方、相変わらずの彼の風来坊風の外見はそのままで、とても懐かしく、またすぐに彼のやり方に馴染むことが出来たのです。
彼はサンチアゴ生まれのチリ人ですが、まさにヨーロッパを風来坊していたので、スペインの経験も長く、中南米訛りと言うか、中南米風のスペイン語だけでなく、スペイン本国の生粋のスペイン語も習得していたので、安心して彼に任せています。
そして、今週末もレッスンがありました。ニュージーランドと日本の時差は今は3時間。相手がヨーロッパや南米にいると時差の関係でなかなか時間の調整が難しいですが、ニュージーランドはその点ずっと楽で、いまだに彼とのレッスンが続いているのです。
今回のテーマはこのテキストでしたが、この絵はスペインの有名な画家Dariの作品です。この裸婦はDariの奥さんで隣にいる白鳥はDari自身なのだと言うのです。この絵、実は初めて見たのですが、僕のイメージしていたDariの絵とちょっと違うので、初めは分かりませんでした。でもこの文章を読んでいて、そうなんだ、Dariの絵だったんだと理解したのです。
よく見ると全てのものが空中に浮遊しています。お互いに接触しているものはなく、ちょっと不思議な絵ですが、何だか不思議に惹かれました。
音楽も好きだけど、こうした絵画も好きなので、いつかこの絵に会いにスペインに行かれたら良いなと思っています。
まあ、それにしてもいい歳をして、3つも習い事をしているなんてと自分でも思いますが、でも本人が楽しいと思っているのだからいいんだろうなと勝手に思ってCarlosとのレッスンと尺八、そしてフルートのレッスンを続けていますが、全てが大成する日は果たしていつのことになるのやらと思います。
考えたら、自分自身への投資って随分やっているけど、大成しなければ意味ないですもんね。
まあ、Carlosとは半ば友人関係の様でもあり、いつか僕がニュージーランドに行って再会できるか、それとも彼がまた風来坊生活に戻り日本にやってくるか、どこかへ行ってしまうか、先のことは分かりません。でも今回ニュージーランドにはかなり長くいるので、きっと気に入っているんでしょうね?!今度聞いてみようかと思っています。彼は僕が尺八とフルートをやっているのを知っているので、発表会頑張るようにと応援してくれていて、何だかその気持ちだけで嬉しくなりますね。
もう何年になるでしょうか。オランダにいた時に知り合ったので、彼とはかれこれ20年くらいのお付き合いになりますが、当時仕事の関係でスペインとよくコミュニケーションをとる必要があって、何だかスペイン語を勉強してみようと言う気になり、語学教室の門戸を叩いたら、やって来たのはチリ人のCarlosでした。
初めて会った時は、まるで風来坊の様な彼の生活スタイルにちょっと不思議な気がしていたのですが、でも中南米のスペイン語とは言え、生粋のネイティブスペイン語なので、彼とスペイン語を勉強し始めたのです。
そんな勉強が1年ちょっと続いたでしょうか、ある時彼から今度オーストラリアに行くんだと聞かされて、Carlosとのスペイン語レッスンは終わりました。
毎週土曜日にオンボロの自転車に乗ってやってくる当時の彼の姿を懐かしく思いながら、僕もその後日本に帰国し、スペイン語の勉強は中断しました。
それから何年後だったかな、今となっては思い出せないのですが、ある時FBで彼から繋がりリクエストが来て、多分10数年ぶりに彼のその後と遭遇することになりました。曰く、今はニュージーランドにいて、英語とスペイン語を教えているんだとのことでした。そして、もし良かったらまたスペイン語学ばないかと誘われたのです。
日本に戻って以降、僕には格別スペイン語を使うようなシチュエーションもなく、別に絶対スペイン語を学びたいと言う状況ではなかったのですが、つい懐かしさから彼の誘いを受けました。そして、それから数年、何年経ったかはもう分からなくなりましたが、彼とスペイン語の勉強を始めたのです。
彼はニュージーランド、僕は日本ですから、当然オンラインでのレッスンですが、お互い10年以上見てなかったのでそれなりに歳をとったなと感じる一方、相変わらずの彼の風来坊風の外見はそのままで、とても懐かしく、またすぐに彼のやり方に馴染むことが出来たのです。
彼はサンチアゴ生まれのチリ人ですが、まさにヨーロッパを風来坊していたので、スペインの経験も長く、中南米訛りと言うか、中南米風のスペイン語だけでなく、スペイン本国の生粋のスペイン語も習得していたので、安心して彼に任せています。
そして、今週末もレッスンがありました。ニュージーランドと日本の時差は今は3時間。相手がヨーロッパや南米にいると時差の関係でなかなか時間の調整が難しいですが、ニュージーランドはその点ずっと楽で、いまだに彼とのレッスンが続いているのです。
今回のテーマはこのテキストでしたが、この絵はスペインの有名な画家Dariの作品です。この裸婦はDariの奥さんで隣にいる白鳥はDari自身なのだと言うのです。この絵、実は初めて見たのですが、僕のイメージしていたDariの絵とちょっと違うので、初めは分かりませんでした。でもこの文章を読んでいて、そうなんだ、Dariの絵だったんだと理解したのです。
よく見ると全てのものが空中に浮遊しています。お互いに接触しているものはなく、ちょっと不思議な絵ですが、何だか不思議に惹かれました。
音楽も好きだけど、こうした絵画も好きなので、いつかこの絵に会いにスペインに行かれたら良いなと思っています。
まあ、それにしてもいい歳をして、3つも習い事をしているなんてと自分でも思いますが、でも本人が楽しいと思っているのだからいいんだろうなと勝手に思ってCarlosとのレッスンと尺八、そしてフルートのレッスンを続けていますが、全てが大成する日は果たしていつのことになるのやらと思います。
考えたら、自分自身への投資って随分やっているけど、大成しなければ意味ないですもんね。
まあ、Carlosとは半ば友人関係の様でもあり、いつか僕がニュージーランドに行って再会できるか、それとも彼がまた風来坊生活に戻り日本にやってくるか、どこかへ行ってしまうか、先のことは分かりません。でも今回ニュージーランドにはかなり長くいるので、きっと気に入っているんでしょうね?!今度聞いてみようかと思っています。彼は僕が尺八とフルートをやっているのを知っているので、発表会頑張るようにと応援してくれていて、何だかその気持ちだけで嬉しくなりますね。
ぴのこちゃんの思い出 ― 2023-12-30 16:26:05

2023年も明日で終わります。年末を迎えてちょっと今年一年の事を思い出していました。
一年前、大切に飼っていたオカメインコの様子がおかしいのに気がつき、年明け早々に鳥の病院に連れて行きました。その診察結果を聞いた時はとてもビックリし、そしてとても辛い気持ちになりました。医者に言われたのは、この子は癌にかかっていて、もう長くないと言う言葉だったのです。そして帰宅してその日の深夜に天国にいってしまいました。あの時は本当に悲しかった。
まさか、新年早々こんな不幸がやってくるとは想像もしていなかっただけに、なんとも言えない気持ちになりました。
あれから1年近い月日が流れ、今もそのオカメインコの子の事を思い出します。
ありし日のこの子の写真を見るたびにあの時の悲しみが蘇ってくる様です。本当に可愛い子でしたから、今でも生きていてくれたらなと思います。でも、こればかりはどうしようもありません。もっと早くお医者に連れて行ってあげればよかったとか、反省することはありますが、お医者が言うには、この癌は悪性だから、どうしようもないと言う言葉に力を落としたのも記憶しています。この子はきっと病気と闘って頑張って生きていたので、せめて褒めてあげようとその時思ったことも思い出します。
ペットを飼うってこういう悲しみと戦う日が来るので、辛いですね。でも生きている時は本当に楽しみを分けてくれていたので、今は天国で安らかにしている事を願っています。
そして、大切なペットをなくす経験はこの時だけの経験ではありません。
忘れられないペットとして今も心の中にいるのはうさぎのぴのちゃんです。
オランダ生まれのこの子が日本にやって来て、たった一月余りでお月様に行ってしまった時は、泣けて仕方ありませんでした。何しろ4年もの間一緒に生活してきて、とても懐いてくれていたので、可愛くて仕方なかったのです。
あれからもう随分長い年月が流れましたが、この子の事は忘れたことがありません。
日本に連れて来たことが悪かったのだろうかと、当時随分悩みましたが、後の祭り。今はただお月様で元気にいる事を願うばかりです。満月の日には特にそんな事を思って月を見上げています。
ところで、この子は藁を咥えていますが、女の子の本能でこんな風に藁を咥えていたんだと思います。
仕事から帰ってくると、真っ先に駆け寄ってくる本当に可愛い子でした。
この他にも以前飼っていたペットで、亡くなったときに悲しい思いをした子は何匹かいますが、それでも今もペットを飼い続けているのは、やはり僕の生活に潤いを与えてくれる存在だからだと思います。
人も動物もいつか命の終わりがやってくる宿命を背負っていますが、彼らを大切にしてあげようと改めて思った2023年でした。
一年前、大切に飼っていたオカメインコの様子がおかしいのに気がつき、年明け早々に鳥の病院に連れて行きました。その診察結果を聞いた時はとてもビックリし、そしてとても辛い気持ちになりました。医者に言われたのは、この子は癌にかかっていて、もう長くないと言う言葉だったのです。そして帰宅してその日の深夜に天国にいってしまいました。あの時は本当に悲しかった。
まさか、新年早々こんな不幸がやってくるとは想像もしていなかっただけに、なんとも言えない気持ちになりました。
あれから1年近い月日が流れ、今もそのオカメインコの子の事を思い出します。
ありし日のこの子の写真を見るたびにあの時の悲しみが蘇ってくる様です。本当に可愛い子でしたから、今でも生きていてくれたらなと思います。でも、こればかりはどうしようもありません。もっと早くお医者に連れて行ってあげればよかったとか、反省することはありますが、お医者が言うには、この癌は悪性だから、どうしようもないと言う言葉に力を落としたのも記憶しています。この子はきっと病気と闘って頑張って生きていたので、せめて褒めてあげようとその時思ったことも思い出します。
ペットを飼うってこういう悲しみと戦う日が来るので、辛いですね。でも生きている時は本当に楽しみを分けてくれていたので、今は天国で安らかにしている事を願っています。
そして、大切なペットをなくす経験はこの時だけの経験ではありません。
忘れられないペットとして今も心の中にいるのはうさぎのぴのちゃんです。
オランダ生まれのこの子が日本にやって来て、たった一月余りでお月様に行ってしまった時は、泣けて仕方ありませんでした。何しろ4年もの間一緒に生活してきて、とても懐いてくれていたので、可愛くて仕方なかったのです。
あれからもう随分長い年月が流れましたが、この子の事は忘れたことがありません。
日本に連れて来たことが悪かったのだろうかと、当時随分悩みましたが、後の祭り。今はただお月様で元気にいる事を願うばかりです。満月の日には特にそんな事を思って月を見上げています。
ところで、この子は藁を咥えていますが、女の子の本能でこんな風に藁を咥えていたんだと思います。
仕事から帰ってくると、真っ先に駆け寄ってくる本当に可愛い子でした。
この他にも以前飼っていたペットで、亡くなったときに悲しい思いをした子は何匹かいますが、それでも今もペットを飼い続けているのは、やはり僕の生活に潤いを与えてくれる存在だからだと思います。
人も動物もいつか命の終わりがやってくる宿命を背負っていますが、彼らを大切にしてあげようと改めて思った2023年でした。
ぴーすけ君とそらちゃんとぴのこちゃん 7 ― 2023-03-05 14:36:41

ところで、ぴーすけくんはなぜ女の子なのにぴーすけ君と呼ばれているのでしょうか?
もちろん、ちゃんとした名前はあるのですが、いつの間にかみんながぴーすけ君と呼ぶようになっていました。
ぴーすけ君は甘いものが大好きです。特にグミが好きなのです。なぜグミが好きなのかは分かりません。理由なんて大して大事ではありませんよね。そして、ドーナツも好きなのです。
以前、お母さんがお土産にドーナツを買ってきました。そのドーナツの中にオランダのオリボーレンというお菓子も入っていました。
お母さんは以前ぴのこちゃんと一緒にオランダにいました。そして、毎年12月になるとオランダの街に出てくる屋台でこのオリボーレンを買って来ていたのです。
もちろんぴーすけ君はオランダを知りませんから、このお菓子を食べたことはありませんでした。
お母さんがこのオリボーレンを買って来て、ぴーすけ君は初めてこのお菓子を食べたのです。真っ白い粉砂糖がかかっていてとても甘かったのですが、どうやらぴーすけ君このお菓子が気に入った様です。
ドーナツと一緒にこのオリボーレンも食べてしまいました。
さて、オランダ生まれのぴのこちゃんはオリボーレンを知っていると思います。
でも、うさぎさんはお菓子なんか食べませんね。ぴのこちゃんの好きなものはニンジンの葉っぱです。
オランダでは、スーパーでニンジンを買ってくると、必ず葉っぱもついていました。だから、お母さんがニンジンを買って来て、そのニンジンの葉っぱを食べるのはぴのこちゃんでした。
日本に来て、ニンジンを買っても葉っぱがついていないので、ぴのこちゃんはとても寂しい思いをしています。
ぴーすけ君は新しいお菓子の味を覚えて、大満足ですが、ぴのこちゃんはちょっと寂しい思いをしています。
ところで、オリボーレンって美味しいのでしょうか?
実は、オランダでは年末の時期にしかこのお菓子は売られていません。でも、大きな屋台でたくさんの種類のオリボーレンを売っています。そして、それぞれ少しずつ味付けが違うのです。一体どんな味がするのか、ちょっと食べてみたくなりますね。見た目はドーナツそっくりなんですけどね。
ぴーすけ君に味を聞いてみましょうか?
もちろん、ちゃんとした名前はあるのですが、いつの間にかみんながぴーすけ君と呼ぶようになっていました。
ぴーすけ君は甘いものが大好きです。特にグミが好きなのです。なぜグミが好きなのかは分かりません。理由なんて大して大事ではありませんよね。そして、ドーナツも好きなのです。
以前、お母さんがお土産にドーナツを買ってきました。そのドーナツの中にオランダのオリボーレンというお菓子も入っていました。
お母さんは以前ぴのこちゃんと一緒にオランダにいました。そして、毎年12月になるとオランダの街に出てくる屋台でこのオリボーレンを買って来ていたのです。
もちろんぴーすけ君はオランダを知りませんから、このお菓子を食べたことはありませんでした。
お母さんがこのオリボーレンを買って来て、ぴーすけ君は初めてこのお菓子を食べたのです。真っ白い粉砂糖がかかっていてとても甘かったのですが、どうやらぴーすけ君このお菓子が気に入った様です。
ドーナツと一緒にこのオリボーレンも食べてしまいました。
さて、オランダ生まれのぴのこちゃんはオリボーレンを知っていると思います。
でも、うさぎさんはお菓子なんか食べませんね。ぴのこちゃんの好きなものはニンジンの葉っぱです。
オランダでは、スーパーでニンジンを買ってくると、必ず葉っぱもついていました。だから、お母さんがニンジンを買って来て、そのニンジンの葉っぱを食べるのはぴのこちゃんでした。
日本に来て、ニンジンを買っても葉っぱがついていないので、ぴのこちゃんはとても寂しい思いをしています。
ぴーすけ君は新しいお菓子の味を覚えて、大満足ですが、ぴのこちゃんはちょっと寂しい思いをしています。
ところで、オリボーレンって美味しいのでしょうか?
実は、オランダでは年末の時期にしかこのお菓子は売られていません。でも、大きな屋台でたくさんの種類のオリボーレンを売っています。そして、それぞれ少しずつ味付けが違うのです。一体どんな味がするのか、ちょっと食べてみたくなりますね。見た目はドーナツそっくりなんですけどね。
ぴーすけ君に味を聞いてみましょうか?
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