旧正月と今年の目標2024-02-11 15:45:23

2月も早上旬が終わりました。旧暦ではいよいよ新年と言うことになりますが、日本ではもう旧暦の新年を祝うなんて習慣は無くなっていますが、お隣の国では春節と言う名前で今もこの旧暦の正月が祝われているそうですね。

毎年多くの彼らが日本にやって来ると言うので話題になっていましたが、今年は去年と同じく旅行客は大きく減少しているみたいです。

そんな訳で、旧暦の正月と言うとお隣の国の正月と言うイメージしかなかったのですが、2年ほど前から少し旧暦の正月を意識するようになりました。

そんな訳で、新年の初詣じゃないですが、この週末にちょっと神社にお参りに行って来ました。今年は辰年。神社にはちょっと可愛くデフォルメされた竜の絵が飾られていましたが、竜と言えば龍神様とか、天に昇っていく姿とかのイメージがあります。だから是非龍神様に今年の安全、健康、金運、そして何より楽器演奏が上達するようにとお祈りして来ました。

何しろ、昨年は人生初の楽器の発表会に出て、ますます頑張らなくちゃと思っていたところです。今年も頑張ってまたさらに上達して、発表会に出るとしたらもっとちゃんと演奏したいと思うのです。

そして、今年は去年のフルートだけでなく、なんと尺八の発表会にも出ることになりました。

この週末もそんな訳で尺八の課題曲の練習に時間をかけています。先生から指示された曲は、尺八の曲ではなくて、なんとクラシックのサンサーンスが書いた動物の謝肉祭の中の白鳥でした。元はチェロの曲ですが、フルートでも吹くことが出来るし、さらに尺八と箏用に移調した楽譜をもとに尺八で演奏しています。

それほど難易度の高い曲ではありませんが、何しろまたまた人生初の発表会ですから、間違いなく緊張するでしょう。果たしてどんな発表会になることやら。ドキドキしながらもとにかく練習に力を入れようと思います。

そんな事を考えつつの神社参拝、それも旧正月の参拝でした。

先週は、月曜日に雪が降り、幸いなことに仕事場に行ったのは月曜日と金曜日の2日だけだったので、尺八とフルートの練習に少し時間を割くことが出来ました。

久しぶりに雪が積もって、火曜日の朝は子供達が楽しそうに学校に行く姿が見られました。そして、多くの人たちが雪かきに精を出していました。今はほとんど雪も残っていませんが、雪が降ると交通が麻痺し困ることも確かですが、一方でなんとなく楽しい気分にもなります。なぜでしょう。

もうあと一月ちょっとで春がやって来るでしょう。なんとか春が来るまでに、尺八の課題曲とフルートのドニゼッティのソナタをマスターしたいなと思っています。

なんだか益々面白くなって来た、今はそんな気持ちでこの二つの楽器を楽しんでいます。下手は下手でも、少しずつ上達していくのを実感できるのはやはり気持ちが良いものです。そしてそのサポートと言うか、指導をしてもらえる先生がいる事もとてもありがたく思っています。

人生何だか楽しくなってきたな。。。

フルートと尺八の練習記 142024-02-04 16:11:01

2月になりました。思えば1月もあっという間に終わりましたね。なんだかちょっと虚しさを感じてしまっています。

そんな中、この週末の土曜日は珍しく外食をしたのです。それもさらに珍しく、イタリアンを食べて来ました。

1月は僕にとっては年にたった一度きりのボーナスが支給される月で、今回は満額出た訳ではなかったけれど、ちょっと一息つけたので、久しぶりに外食をしたと言う訳です。

このところ、金運がめっきり落ちた感じがしていて、貯蓄は減っていくばかりだし、持っている株価もちっとも上がってくれないしで、滅入っていたので、今回のボーナス支給は本当にありがたかったのでした。

イタリアンレストランで、先ずはビールで喉を潤して、おつまみ的に前菜のモッツァレーラチーズをとりました。

まあ、イタリアンの定番ですかね。

このところ仕事で現場に行くことが多くなっていて、ちょっと尺八とフルートの練習が思ったように進まなかったので、土曜日はここぞとばかりに練習をしました。

日中は音の比較的小さめな尺八の方の練習をしているのですが、今年の発表会の独奏の課題曲、サンサーンスの白鳥を練習しました。元々はチェロの曲ですが、美しいメロディーなのでフルートでもよく演奏される曲ですが、これを尺八で吹くのは初めてなので、ちょっと初めは恐る恐るでしたが、元々それほど難易度の高い曲でもなく、この週末の練習でだいぶ吹ける様になったと思います。

幸い発表会までまだ時間があるので、次回の師匠とのレッスンでは一度吹いてみてアドバイスをもらえたらなと思っています。

さて、そして、イタリアンを久々に食して帰宅したこの日の夜、家の雨戸を全て閉めて、フルートの練習をしました。フルートの課題曲はドニゼッティのソナタですが、タンギングの練習をするように先生から言われているので、少し練習もしましたが、まだまだ練習不足を感じています。

今夜も頑張ってドニゼッティを練習しようと思います。フルートの発表会は夏の予定なので、まださらに時間があります。だから根気強く頑張ろうと思っています。

それにしても、久々のイタリアンは美味しかったなぁ。。。最近外食と言うと、あまりその機会がなかったのですが、あっても和食ばかりで、たまに洋食系を食べたいと思っていました。

本当はスペイン料理にも行きたかったのですが、イタリアンにしたのは、このところ随分長い間イタリアンを食べていなかったからです。

美味しい食事と、美味しいお酒を飲んで帰宅し、気持ちよくなったところでフルートを練習したせいか、この日の練習は割と良かったなと自分では思っています。

そうそう、今ハマリにハマっているリムスキーコルサコフのインドの歌ですが、かなりの回数を吹き込んできたせいかだいぶ綺麗になってきた気がしています。僕の貴重なレパートリーにしようと思います。そして、そんなレパートリーを増やしていけたらきっと素敵ですね。

いつか「ハンガリー田園幻想曲」を吹ける様になるまで頑張ります!

今年初の尺八レッスンとコンサート2024-01-28 15:26:05

先日の土曜日は今年になって初めての尺八のレッスンがありました。

もう既に新年になって1月ももう直ぐ終わり2月になろうとしている時に、ようやく今年初のレッスンがあったのですが、既に前回のレッスンから一月近く経っているので、やや緊張して、師匠のご自宅に伺いました。

毎回レッスンはご自宅に伺って受けているのです。そして、そんな緊張した中でいつものように音出しからレッスンは始まります。

尺八の穴は5つしかありませんから、まずはその5つの穴を全て塞いだ音、尺八用語でロと呼ぶ音をだし、順番に師匠と一緒に音を出して行きます。

フルートでも同じように音出しをしますが、フルートのレッスンでは半音ずつ下げたり、半音ずつ上げたりしながらフルートが出せる全ての音を出してみる練習をします。でも、尺八の音出しは、全ての音を出すのではなく、特定の音を出す練習を今の師匠とは行っています。

さて、音出しの後は今の課題曲の雲井獅子という曲を練習しました。この曲は始めて4回〜5回位練習していますが、今回のレッスンでだいぶ個々の部分が見えて来ました。何しろ尺八の楽譜は、西洋音楽の五線譜と違って、書かれていない装飾を加えないと行けないので、それが特に難しいです。

そして、レッスンの途中途中で、5月に予定されている発表会の話になりました。僕が何を吹くかと言う話なのですが、師匠から提案された曲は、サンサーンスの白鳥です。



この写真の左部分が尺八用の譜面で、右側はフルート用の譜面です。原曲は確かチェロの曲だったと思いますが、学校で習った記憶があるので、おそらくほとんどの人が知っている曲ですね。

この白鳥を箏の伴奏で吹く、それも僕一人の独奏でと言うので、ちょっと緊張がまた一段階上がりました。先ずはこの曲を毎日できる限り練習しようと思います。フルートで吹いた事はあるので、フルートと比べてどんな感じになるかを確かめてみたいと思います。

発表会では、この曲だけではなく、全員の合奏もあるらしく、そっちの曲は師匠任せですが、おそらく三谷菅垣と言う曲になると思います。ちょっと5月まで残すところ実質3ヶ月なので、練習に励まないと行けませんね〜。

そして、この日は尺八のレッスンの後、昨年末に買っていたコンサートに行きました。

尺八ともフルートとも関係のないピアノのソロのコンサートですが、このピアニストは昔から知っていたので、来日を知ってちょっと聴きに行きたくなってチケットを買ったのです。

溜池のサントリーホールでのコンサートでしたが、18時半の会場とほぼ同時に場内に入ると、演壇に杖をついた年配のちょっとが体の良い男性がマスクとマフラー姿で、お付きの人と話をしていました。そしてやおらピアノの音出しを始めたのです。

これまで何度もクラシック系のコンサートに行っていますが、調律師の様な人がピアノを調律している姿は何回か見ましたが、どうやらピアニスト本人と思われる人物が、私服のままで音出しをする姿は始めて見ました。

もう20年以上も前の事でしょうか、東京でこのピアニストのコンサート聴いたことがあって、その時はまだお若かったから、颯爽としていましたが、今回目にしたこのピアニストは杖をついて歩いていることもあって、「どうしちゃったんだろう?」とちょっと不安を感じる姿でもありました。

でも、そこはプロですね。開演時間に遅れること10分位だったでしょうか、正装して出てきてピアノを弾き始めたら、さすがだなと思わせる音でした。

このピアニストは有名な逸話がある方で、ショパンコンクールの時に、落選させられた時、有名なピアニストのマルタ・アルゲリッチが審査員とし入っていて、その落選の結果に怒り、「だって彼は天才よ」と言い残して審査員から退席して帰国してしまったと言う話が有名です。

また是非来日して、もう一度生で聴かせてもらえる事を期待したいと思います。

さーて、とにかく僕は5月の尺八の発表会と、さらに8月にあるフルートの発表会目指してまた毎日練習に励みたいですね。プロにはなれないにしても、やっぱりやる以上は上達したいですからね。

尺八と箏のコンサート2024-01-21 13:33:26

この土曜日は朝からどんよりと曇ってあまりパッとしない天気でした。

そんな昨日は隔週でやっている古くからの友人のCarlosとちょっとスペイン語のレッスンをして、何だか今日も一仕事したなみたいな気分になっていたのですが、その時にCarlosから今日の予定について聞かれたのです。なので、今日は午後に師匠の尺八のコンサートがあるので、それに行く積もりなんだと説明しました。そして、どんな曲を吹くのかも簡単に伝えたら、楽しんで来てとのメッセージをもらって、そのレッスンが終わったのです。

そして、そのコンサートにお昼前に出かけて行きました。

これはそのコンサートのチラシです。あまり和楽器は洋楽器に比べるとポピュラーでは感じがしますが、このアメリカ人と日本人とのハーフでイケメンの箏奏者LEOさんがそんなムードを変えていってくれるといいなと個人的に思っています。

師匠の尺八は日頃レッスンの時だけでなく、CDも持っているし、コンサートにもかつて行ったことがあるので、馴染みがありますが、LEOさんの箏は今回初めて聴くので、ちょっと楽しみでもありました。

会場の武蔵小金井の大ホールは満員御礼の状態で、おそらくこのLEOさん目当てに来た人が多いのではないかと思いました。結構年配の女性が多かったです。

曲目は、お馴染みのお正月の曲「春の海」から始まり、クラシックの名曲G線上のアリアやヘンデルの歌劇からの有名な曲もあり、和楽器の古典の曲だけではなく、割とポピュラーな曲も含まれていて参考になりました。そして、アンコールで坂本龍一の戦場のメリークリスマスが演奏されて終了したのですが、個人的に僕が印象に残ったのは師匠のソロで演奏された尺八の本曲です。

元々、僕が尺八を始めた時に目指そうと思っていたのは所謂尺八の古典の曲ではなくて、スタジオジブリの曲とか、日本の割と近代のポピュラーな曲が吹けるようになったら良いなと言う感じだったのですが、この師匠に就いてレッスンをして行くうちに尺八の古典本曲に少しずつ目覚めてきたなと実感しています。おそらく若いうちには全く耳にする気にもならなかった様な曲ですが、自分で演奏するようになって、日本の古典にもこんな良い曲があったんだと思うようになりました。

これはとても良いことですね。

さて、そんな尺八と箏のコンサートから帰って来て、昨夜は少しフルートを練習したのですが、ところが、我が家のコザクラインコがやってきて、あまりちゃんと練習が出来ませんでした。

なぜ尺八の練習ではなくて、フルートにしたのかと言うと、最近ちょっと感じているのが、尺八はフルートより難しいと言う箏です。ちょっと遠距離までコンサートに行って来て、疲れたので、まだ少しでも簡単と思っているフルートで気分を変えようと考えたのです。

だから、音階の練習をして、その後最近の定番のインドの歌を吹き、そしてこの日聴いて帰ってきた「春の海」を吹いてみたのです。

まだ尺八では春の海を吹くことが出来ませんが、フルートなら少しは吹けるので、尺八の音色と比べながら春の海をフルートで吹いて、この日のコンサートの余韻に浸ったと言う感じです。

https://youtu.be/gND5pFB9nmU?si=JpLo1mAk8kqpxgFe

ぜひ興味のある方にこのYouTube聴いてほしいと思います。

今年初のフルートレッスン2024-01-13 22:52:26

ここ数日、何だか寒い日が続いていました。特に昨日と一昨日はかなり寒くて、高血圧に悩んでいる僕は、朝からかかりつけのお医者に行って診てもらったところ、今日は寒いから血圧も上がるよね、とお医者から言われました。幸いその時に計ってもらった時の血圧は僕にしては割と低めで、ちょっとホッとしたのですが、なかなか気を緩めることは出来ません。毎日血圧計と睨めっこして、今日は高かったとか、今日は割と低かったなとか言いながら、その日の血圧を記録しています。

塩分を控えるとか、処方された薬を飲むとかしながら、血圧が下がることを祈っている日々です。

そして、先日は令和6年初のフルートレッスンに行きました。

前回先生からアドバイスされたドニゼッティのソナタの楽譜を持ってその教室に行ったのですが、その日もいつものようにロングトーンと言う音階の練習から始めました。

この音階練習は割と調子良く音が出ていて、高音域を除けばまあまあだったのですが、いつもの事ながらフルートの最高音域はなかなか苦労しました。まあ、いつもの事だからあまり気にしていないのですが、そろそろちゃんと音が出せる様になりたいなと言うのも本音です。

割と気にしていないと言う理由は、このH菅のフルートだと割と出しやすく、いつも使っているC管のフルートだとなかなか高音域が出しにくいと言う事があって、もしかしてフルートによるのかなと思っているからなのです。

そして、音階の練習の後は、いつものガルボルディの練習曲をやって、いよいよドニゼッティになりました。

自分で、勝手にお試しで吹いていたとはいえ、ちゃんと吹くのは始めてだったので、ちょっと緊張しながら初めて先生とこの曲を吹いたのですが、ガルボルディの練習曲で練習したタンギングを早速取り入れるので、そのタンギングに苦労しました。

実は尺八でもこのタンギングの練習をしたことがあったのですが、結構苦手意識があってフルートでも苦労しそうだなとちょっと感じています。特にダブルタンギングが難しいです。

先生はとにかく練習することだと言うので、次回のレッスンまでの間自分ながらに練習を重ねようと思っていますが、このタンギングの練習を始めて、改めてフルートの奥深さと言うのを感じています。

でも、これをマスターしないと上のレベルに行かれないと思うので、諦めずに頑張ろうと思っています。

この年末年始に春の海やインドの歌を練習して、割と吹ける様になったかなと思っていたのですが、このドニゼッティで新たに登らないといけない高い山に出くわした感じがしています。

そして、この日のレッスンではもう一つ問題がありました。

僕は身長が184センチあるのですが、教室の譜面立ての高さが低くて、譜面を見るのに少し下を向いてしまっていて、そのせいでこの日は途中で音が出なくなってしまったのです。

いつも自宅で練習している時は割と正面を見ながら吹いていますが、この日はかなり下を見下ろしながら吹いていて、そのせいで音が出なくなってしまっていました。

普段あまり姿勢とか目線とか意識していなかった事もあって、この日は反省する事が増えました。フルートを吹く時の姿勢も大事なのですね。

今日はそんな事も意識しながら、練習をしたので、ちょっと満足しています。そして先生から指摘されたタンギングの練習も取り入れました。

やっぱり苦手意識があるせいか、簡単には出来ませんが、ダブルタンギングの練習も始めました。これから毎日この練習も取り入れようと思っています。

さて、僕がフルートを練習している時、我が家のインコたちは全くその音が気にならないのか、静かにしています。

ビデオとかテレビとかの音がすると騒ぎ始めるのですが、不思議とフルートの音や尺八の音には反応しません。なぜなんでしょうね?彼らに聞いてみても答えを教えてくれないので、勝手に想像するしかないですね。