楽しい哉人生は - 2,1932021-12-08 17:10:49

ちょっと久しぶりの更新になりました。

記事のタイトルの「楽しい哉人生は」がこの1週間は「苦しい哉人生は」と言いたいくらい辛いものだったので、1週間以上更新が出来ませんでした。手術を受けると言うのはやはりそれなりの覚悟がいる事なんだなとつくずく思いました。

入院したのは先週の火曜日の事で、手術を受けたのはまさに先週の今日、水曜日でした。あの日はちょうど今日と同じ様に朝から雨が降っていました。でも先週はお昼前ごろから雨が上がり、晴れ間が見えて来ていたのですが、今日はどうやら夜までこの雨は続く様ですね。

手術の開始時間は午後1時。なので、お昼前には看護婦の方が来て、点滴をさして行きました。13時少し前になると、今度は手術着に着替えてくださいと言って、また看護婦の方がやって来て、ツンツルテンの手術着に着替え、看護婦に付き添われて手術室に向かいました。

実は、この時まで僕はただの検査だと思っていたのですね。だからそれほど緊張していなかったのですが、そこに着くとそこはまさに手術室。よくテレビドラマで見るような照明が手術台の上にあって、僕はそこに横になるように言われました。

横になると、助手の人が近寄ってきて、僕の来ていた手術着を簡単に脱がし、その場で僕は丸裸にされました。この時は流石に緊張も最高潮で、「やばいじゃん、これってまじの手術じゃん」と思ったもののもう後の祭りです。

その後腰のあたりに下半身用の麻酔を打たれ、およそ30分して手術は終わったのですが、終わった後、病室のベッドに移され、看護婦さんが押すベッドの上で仰向けになりながら、なんだか情けなくて涙が出て仕方ありませんでした。

この写真はその翌朝早朝、病室の窓から見た朝焼けです。

この日はもう退院の予定になっていたので、とにかく早く退院の許可が出て、病院から出ることばかり考えていました。手術の当日は朝から何も口にできず、手術後の夜もなかったのですが、その間ずっと点滴を打たれていて、翌朝初めて朝食が出ました。お腹が空いていたので、朝粥でしたが、どんぶり1杯を平げたのは良かったのですが、これがもしかしたら仇になったのか、その日からずっとほとんど何も食べられない状態に陥ってしまったのです。

退院した際、帰宅するのにバスに乗りました。およそ20分くらいのバス乗車だったのですが、目的地に着く直前に猛然と吐き気がしてきて、とうとう我慢ならず、バスの中で嘔吐してしまいました。幸い入院用のバスタオルがあったので、それを使ってバスを汚すことはなかったのですが、もうその時は屈辱感と気持ち悪さで、とにかく必死に口を押さえながら家に向かって歩きました。

そして、それ以降、何も口にできない状態がずっと続いてしまっていて、頭痛はするし、吐き気がするしで、最低な週末を迎えました。

先週木曜日から昨日の夜までに口にしたのは、ゼリー数個、スープを2回位摂って、スープが割と飲めたので、それにうどんを入れたり少しご飯を入れたりして食べたのが2回でした。ただ、いずれにしてもほんの僅かな量で、とても食事をしたと言う内容ではありませんでした。

昨日も胃がムカムカし、夜まで食事をまともに摂れず、薬を飲むためにゼリーを食べたりしていたのですが、夜遅く意を決しておにぎりを2個としじみのお味噌汁を飲んだのです。そしたら、それまでムカムカしていた胃がスッキリしたのです。

もしかして、胃がムカムカするのは、空腹なのに胃液がたまり、そのおかげでムカムカが取れないのでは無いかと素人ながら考えました。そして、今日、お昼にもう一度おにぎりを1個と小皿の肉料理を食べて見たのです。やはり、それまでムカムカしていた胃が少しスッキリしました。

それ以降も、ちょっとお腹が減ったと感じたら、何かを口にしています。それがどうやら良かった見たいで、ようやく1週間ぶりにブログ更新する気力が出てきたと言う訳です。

この後どう容態が変わるか分かりませんが、何となく少しずつ良くなりそうな気がしています。

そろそろいつもの散歩を再開する日が近いでしょうか?

楽しい哉人生は - 2,1942021-12-09 15:54:54

今日は昨日よりさらに体調回復しました。

いつものように朝は6時半に起きて、ちょっと軽くお腹に入れて、その後洗顔をして仕事に入りました。朝7時半からミーティングがあったのですが、なんと待てど暮らせど相手が出てこなくて、結局そのミーティングはキャンセル。早起きした甲斐はなかったけれど、おかげで朝たっぷり時間ができました。

どうやら体調もまあまあだし、そろそろ散歩を再開しちゃおうか、と言うことで8時15分頃から外を歩き始めたのです。

なんと家の外に出たのは1週間ぶりです。

先週の木曜日に病院を退院して、帰って来て以降全く外に出ていなかったので、外がとても新鮮でした。

朝なのでちょっと冷たい空気の中、もう十分見慣れた景色ではあるけれど、久しぶりに歩き始めたらかなり新鮮に感じました。

でも、まだ体調は100%戻ってきた訳では無いので、慎重に歩きました。いつもよりゆっくりと歩き慣れた道を歩いて行ったのですが、流石に以前のような距離を歩くことは出来ず、ものの30分ほどで帰って来ました。

でも、今日はとにかく歩けた事に感動しています。

写真はそんな散歩の途中に川の中をスイスイと泳ぐ水鳥達です。(見れば分かりますね)
この風景を見るとちょっとオランダのことを思い出すのですね。周りの風景は全く違いますが、この川と鳥の姿を見ているとオランダそっくりです。

ただし、オランダの場合はほとんどが川ではなく運河なので、流れがありません。ここは一応川なので流れがあって、水底には藻が生えてもいます。

オランダの運河の水はこれよりもっと澱んでいて、決して綺麗ではありません。その点この川は決して綺麗な水とは言えないまでも、底が見えるだけましかなと思います。

今日はこの川沿いを歩いて、帰って来たのですが、これで何とか歩く自信が出来たので、明日もまた同じように少しずつ歩いてみようと思っています。まだ以前の様な距離を歩くことは出来ないと思いますが、少しずつ距離を伸ばしていって、またあの頃と同じ距離が歩ける様になったら良いなと思っています。

明日は、できれば1時間弱くらい歩きたいですね。

まあ無理をせず、じっくりとリハビリに励んで行こうと思います。

楽しい哉人生は - 2,1952021-12-11 16:32:21

今日で手術から10日が経ちました。早いものですね。

先週末は、土日ともに体調不良で結局一日中ベッドの上で過ごしていましたが、幸い今週末は朝からウォーキングにも出かけられるし、今日は退院後初めて車を運転しました。車で、時々行く運動公園に行って、そこでも少し歩いてきました。

ただ、決して万全な体調まで復調はしていません。それは、朝起きた感じからもすぐに分かりました。

今朝もちょっと体がだるい様な、胃がちょっともたれた様な感覚が続き、起きてすぐにヨーグルトを口にして、少し治りましたが、それでもやっぱり万全じゃないと感じました。

でも、再開した散歩と言うかウォーキングは今日もなんとか続けようと頑張って、今朝は小一時間ほど歩いてきました。

悲しいかな、1キロも歩くとだいぶペースが落ちて、体が疲れているのを感じました。まだ食が戻って数日しか経っていないので仕方ないのでしょうか?体の中に元気の源になるような栄養分がまだ蓄積されていないのでしょうか?とにかくいつもなら5キロくらいは疲れるとはいえ難なく歩けるのに、この三日間散歩を再開してからずっとのんびりとした歩行で終わっています。

家に向かって戻ってくる時には、かなりの疲労と言うか、力の足りないのを感じながら歩いています。

無理をしない様に心がけながら、少しずつ距離を伸ばそうと考えているのですが、入院前の距離を歩ける様になるまでにはもう少し日にちを要しそうに感じています。

さて、今回の写真はちょっとあまり気持ちの良い写真ではありませんが、10日前の手術後に受けていた点滴の写真です。

手術が終わったのは午後1時半過ぎでしたが、その手術の少し前から点滴を受け始めて、翌朝の8時近くまで途切れることなくいくつもの点滴を受け続けていました。

おそらく栄養剤も含まれていたと思うのですが、この写真の点滴が何かは分かりません。機械を通して、定期的にポタリポタリと静脈に薬剤が入れられて、だんだんこの腕に刺された針も痛く感じるようになっていましたが、とにかく体内の菌を殺したりする為にも必要な処置だったのだろうと思います。

夜中にも何度か看護師がやってきて、点滴の様子をチェックし、また薬剤がなくなる頃になると、次の点滴の薬剤を持って看護師がやって来ました。

今回実質初めて病院に入院しましたが、本当に看護師の方には頭が下がる思いでした。ありがたいなと心から思いました。

ただ、そうは言っても本人としては結構苦しかったし辛かったので、もう2度と手術や入院はごめんだと思いましたね。

今回この写真を選んだのは、あの時の事を忘れない為と言う感じです。

入院中は何も出来ないので、随分暇でしたが、おかげで色々なことを考えました。

これまでの自分の人生や、これから先の事。病院の医師や看護師の人達のこと。入院中は色々考えたのですが、退院して約10日が過ぎたらその時に考えていたことを随分忘れてきた気がします。

だから少しでもあの時の事を忘れない様にとこんな写真を選んだのですね。

退院後も随分体調が悪く、辛い日々が続きましたが、少しずつ体力を回復させて、これから先も病と闘わないと行けないかもしれません。今回の検査の結果次第ですが、もしも最悪の結果が出たら、覚悟して闘病生活を送らなくてはならないなと考えています。

楽しい哉人生は - 2,1962021-12-14 15:21:14

今日は朝から冷たい雨が降り始めました。結構寒いです。まさに冬本番ですね。

それでも、今日も頑張って散歩に出かけました。今日は、今回無事に手術が終わり退院出来たお礼に、入院前に無事を祈願しに行った神社にお礼参りして来ました。まだ雨も降り始めておらず、遠くに青空さえ見えていたので、無事に雨が降る前にお参り出来たことに感謝です。

雨が降ったら、神社に行かない事を僕は守っているので、本当に良かったと思っています。

どこの神社もそうだと思いますが、紅葉して落ちた葉がまだあちこちに残っています。しかし、子供の頃にはほとんど気にもかけなかった神社ですが、昨今はすっかり神社参拝がほぼ日課の様になっています。

それだけ沢山の神社が近所にあると言うことでもありますが、在宅で仕事をするようになって以降、どれだけの回数神社にお参りしたか分からないくらいにお参りしています。

基本的には、お願いをする神社は僅か2〜3箇所の神社と決めているのですが、入院前になったら、ついいつも何もお願いしていない神社でも、無事の退院をお願いしたくなりました。

この神社もそんな中の一つです。

あと1週間ほどで、検査の結果が出ます。またその前に検査の結果何も問題が発見されないことをお願いに行こうと思っています。

楽しい哉人生は2021-12-18 15:25:38

今回からタイトルに数字を入れるのはやめることにしました。そして、今後はタイトルを都度変えてみようと思っています。

さて、今朝は随分冷え込みました。そして、昨夜はかなりの強風が吹き荒れて、まるで台風の様な嵐でした。窓がガタガタと揺れてちょっと怖いくらいでしたので、夜中に少し風が収まって来たときはちょっとホッとしました。

その強風のおかげでしょうか、今朝は寒かったけれど、遠くに富士山がよく見えました。冬になると見えるようになる富士山ですが、今朝の富士は見事でしたね。

散歩をしていたら、こんな様な霜柱があちこちにありました。夜間氷点下に気温が落ちたのですね。ちょっと久しぶりにこんな霜柱を見たような気がします。

そう言えば、昨年も一、二回こんな霜柱を見たように思いますが。昔に比べると霜が降りるのって随分少なくなりましたね。

子供の頃は、毎日のように霜柱が立って、学校に行く時にそれを踏み潰しながら登校するのが面白かった記憶があります。ザクザクと言う音がして、少し足が沈む感覚が楽しかったのですね。

今では、舗装路ばかりになりましたから、霜柱を踏んで歩くなんて言うことはほとんど出来ませんが、この畑に降りた霜柱を見たら、ちょっと踏んで歩いてみたくなりました。

考えたら今年も残すところ2週間。来週はクリスマスですね。そしてお正月がもうすぐやってきます。年末年始のお休みが今から楽しみです。少し仕事を忘れてのんびりしたいなと思っています。

そして、早くも来年が良い年になると良いなと思い始めています。