インド出張の思い出2022-12-10 17:00:19

週末の土曜日です。今朝はちょっと起きるのが辛くて、いつもなら6時半過ぎには起きるのですが、今朝は7時半まで寝ていました。

最も若かった頃はもっと遅くまで寝ていた気がします。朝の散歩もすることはなかったですからね。

昨日一日、仕事場に行って、夜8時少し過ぎに帰宅したのですが、週のうち4日も出勤したせいか、今週は疲れました。せめて来週は多くても週に3日にしたいなと思っています。

実は昨日インドから仕事仲間がやって来て、この月曜日には久しぶりの再会をするのですが、その内の一人が日本語がうまくて、その人が来たら僕も楽ができると思っているので、だいぶ気が楽になりそうです。

彼らはデリーから来るのですが、僕はインドは南しか知らないので、ちょっとデリーがどんな所なのかは分かりませんが、冬はそれなりにあるらしいのです、南は年中暑くて、雨季と乾季がある位ですが、面白いもので、北インドはどうやら寒い季節もあるようなのですね。

確かに、ヒマラヤの近くに行ったら寒いのだろうけど、ちょっとインドのイメージと違う感じがしています。


この写真は僕が4年前に南インドのチェンナイ市に出張で行った時の街の様子を写したものです。3輪車が乗合タクシーと言うか、乗合バスと言うのか、とにかくたくさん走っていますが、大型バスも走っていて、そのバスにはドアがありませんでした。もちろんエアコンなんかもないようです。

僕はホテルからタクシーに乗って仕事場まで行きましたが、タクシーから見た街の様子は実に衝撃的でした。

何しろうるさいです。多くの車がクラクションを鳴らしながら走っています。一体なぜクラクションを鳴らさないと行けないのか、僕にはその理由がわかりませんでしたが、とにかく早朝から外は実に騒がしく、ホテルの部屋が大通りに面しているとうるさくてかないませんでした。

幸いこの時は僕の部屋は大通りから離れていたので、静かに過ごすことが出来ましたが、何しろインドは衝撃的な場所でした。

正直言って、好きな場所ではありませんが、ただインドの人には割と好感を持っています。

仕事の仲間を見ている限り、みんな一生懸命だし、真面目でした。もう長いことインド人と仕事をして来ていますが、もちろん中にはちょっと首を傾げる人もいるけれど、総じて真面目でした。そうでなければ僕もこの仕事は続けられていなかったと思います。

さて、このチェンナイ市の通勤風景ですが、僕は初日こそタクシーに乗ったのですが、ホテルお抱えのタクシーは快適でした。値段はちょっと高いですが、日本人からするとそれほど高くは感じませんでした。一方空港からホテルに向かった時のタクシーは、いわゆる街中を走っているタクシーで、あまり綺麗ではありません。運転手もどことなく怪しげなのがいて、だいぶ緊張したのを覚えています。

何しろ、日本からチェンナイに着くと、到着時間が深夜になるので、そんな深夜の時間帯にタクシーを捕まえてホテルまで行くのは緊張しますね。この時は2度目の出張だったので、少しは慣れていたとはいえ、やっぱりホテルに着くまではかなり緊張していました。

そして、通勤の2日目は、ホテルから仕事場まで歩きました。歩くとだいたい15分くらいのところに事務所があったのです。

季節は雨季が終わって、それまでに降った雨が道路のあちこちに溜まっていたのですが、ドス黒い上になんとも薄汚い水で、異臭を発しているし、インドの有名な牛たちが路上で草を食んでいたり、野良犬が寝っ転がっていたり、なかなか緊張する通勤路でしたが、危ないことはなさそうだったので、2週間いた間のほとんどを歩いて通勤しました。

かなり大きな事務所だったので、同じ場所に通勤するインド人のサラリーマンたちが結構歩いていましたが、とにかく歩くときは、水たまりやゴミ、そして牛や野良犬に注意して歩かないと行けないので、決して油断ができない通勤路でしたが、結構面白かったです。

果たして、またインドに出張するようなことがあるかどうかはわかりませんが、今度行くとしたらデリーの方なので、果たしてどんな場所なのか、ちょっと興味がある反面、あんまり行きたくないなと思うのも正直なところです。

とにかく不思議な国インドです。

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