MRJ2009-06-20 10:51:16

先日からパリで航空ショーが開催されています。 世界でももっとも有名なこの航空ショーは毎回民間機の販売が話題に上りますね。今年もエアバスとBoeingの話題が多いように思いますし、民間機以外では、今はまさにF22の話題も関心がたかいもののひとつでしょう。

そんな中わが三菱航空機の話題が新聞に出ていました。パリの記者会見で、三菱航空機の社長がこの市場で3分の1のシェアを取れるとまさに大きな話をしていました。

昨年開発が始まり、いまだにANA1社からしか発注がないMRJですが、一気に3分の1とは鼻息が高い話ではないですか。

頼もしいと思う反面、本当?と少々疑問符をつけたくなる気もします。

とはいえ、まったく裏づけがなくて話していることでもないようです。このショー開催期間のMRJコーナーへの来場者はかなり多数に上ったとの話です。

日本はもの造り大国といえますが、まさに世界の工場と呼ばれる中国が台頭し、日本が得意な自動車や機械等の工場もかなりが海外に出てしまっています。タイで生産されるタイ製日本の製品もますます精密化して、品質も上がっているようです。いまや決して日本で作ったものが品質が高いとは限らなくなっているようです。

MRJも部品は海外からも多数もたらされると思いますが、今後のMRJの受注活動に期待したいです。

今日はちょっとずる休み2009-06-10 18:58:39

今朝はなんだかとても仕事に行く気力がわかなくて、結局休んでしまいました。 たまにはいいでしょう、ずる休みも。

てなわけで、今日は先日届いたかなの2級の課題を初練習。 「柿の葉はいろづかずしておちにけり にはかにふかき霜やいたりし」 という島木赤彦の句を半紙に書きます。

例によって変体かなを使ってしかも連綿できれいに線を出す必要があるので、決して易しくはありません。 合計5枚くらい書いたと思いますが、もちろん今日は提出できる作品はかけませんでした。

次回もがんばってみたいと思います。 そのためにはかな用の半紙を買ってこなければ。

既に6月も10日。あと6月も20日ほどしかありません。だんだん自分の定めた期限が近づいてきているので、ちょっとあせり気味です。 特に漢字4段の方が少しやばくなってきたように思います。

ところで、 話は変わって、エアフランスの飛行機事故が気になっています。 ようやく先日から犠牲者の遺体が発見され、機体の残骸も発見されました。それにしても最初は思わずこの事故はテレビシリーズのオーシャニック航空かと思いました。

どこかの無人の島にでも機体が落ちて、生存者が居るのではないかと思ったりしたものです。

なぜこんな事故が起きたのか、今後安心して飛行機に乗るためにも是非原因をはっきりさせて欲しいと思います。 乱気流説がありますが、それほど簡単には飛行機は落ちないと思います。きっと何か原因があるのでしょう。 調査結果の出るのを待ちたいと思います。

MRJ2008-10-18 00:10:25

なんだかんだ、ついつい気になってしまうのがMRJなんですね。

全日空が発注をして正式にプロジェクトがGOしましたが、どうもその後が冴えないみたいで、全くその後の発注の話を聞きませんでした。

でもこれはある意味国を挙げてのプロジェクトでもあって、どうやら日本政府が注文する見たいです。 でも嬉しい様な悲しいようなですね。

噂ではベトナムが購入する様な話がありました。でもその後半年経ってもベトナムの発注の話は出ていません。 アメリカに三菱航空機の子会社をつくるそうですが、これもすぐに効果があるのかな、ちょっと疑問ですね。

今は世界中が不況に突入しようとしている最中。その割にはなぜか今までに飛行機が売れに売れて、ボーイングにしても、エアバスにしても大量のバックオーダーを抱えています。なぜでしょう?つまりは今使われている飛行機は効率が悪くて航空会社の経営を圧迫するばかり、早く効率の良い飛行機に換えないとどこもみんな倒れてしまうと言う危機感なんでしょうね。

その割に売れ行きの芳しくないMRJ。やっぱりなぜと思いますよね。 つまりそれだけ日本の飛行機産業はまだ力がないと言うこと。そして信用力がないと言う事なんでしょうか。 やっぱり、頑張れ日本と言いたいです。 今の株価を吹っ飛ばす何かが欲しいです。

ついでの飛行機話2008-10-13 10:33:49

Alitalia

飛行機と言えば気になる事が一つ。

昨日成田空港に行ったらまさにAlitalia航空の飛行機がゲートを出発して滑走路に向かう所でした。

僕は思わず手元の携帯でこの勇士をカメラに収めました。 もう後わずかでこの塗装をした飛行機が見る事が出来なくなるかもしれないからです。

イタリアの大統領選をも巻き込む大混乱のこのエアライン。とうとうアライアンスを組むエアフランス、KLMの救済も拒否して、向かうは破綻への道となって既に数ヶ月経ちましたが、今はかろうじて燃料費をまさにひねり出して運行を続けている状況の様です。 いつ運行中止になってもおかしくないこのエアラインがなくなってしまったら、イタリアはどうなるのでしょう? サベナ航空もなくなりました。スイスも経営破綻してクロスエアがそれを引き継ぎました。イタリアの場合はどこかが引き継ぐ事になるのでしょうか?いずれにしても規模は大きく縮小されるしかないでしょう。

一国のエアラインが無くなるなんて凄い事だと思います。ましてイタリアのナショナルフラッグキャリアなのですから。 以前オランダからミラノ経由でマドリッドに飛んだ時にこのエアラインを使った事がありましたが、結構食事が美味しかったのを覚えています。

さびしい事ですね。 ちょっと今後が気になる会社です。 それにしても組合は何を考えているのでしょう?会社が無くなってしまったら雇用もへったくれもないのに。僕にはとっても不思議な感じで理解できません。Alitalia組合の度重なる拒否の姿勢には驚きしか感じません。

がんばれMRJ2008-09-21 11:09:28

今朝の朝日の朝刊に珍しくアメリカのボーイングの記事が載っていました。 関心があるので読んでみたら、787の開発状況に関する内容でした。

本来ならもう全日空に引き渡しされて日本の空を飛び始めているはずだったこの飛行機ですが、初飛行もまだ出来ない状況が続いています。1年以上の遅れが生じて全日空の経営にも大きな影響を与えているとの事です。この秋には1号機が初飛行する予定ですが、その日程とかについての発表はまだなさそうです。現在まさに突貫で初飛行に向けた作業が続いているのだと思います。先のエアバスA380と同じ様に最近の飛行機開発には遅れがつきものの様になって来ました。それだけ飛行機が複雑化しているのではないかと思います。まずはこの秋の初飛行を楽しみに待ちたいと思います。

さて、その飛行機で思い出されるのが我が三菱重工が手がける国産旅客機の動向です。 報道では苦戦を伝えられています。確かにまだ全日空からの発注しかなく、その後全く注文がないようです。折からの航空不況も影響している様ですが、こちらは是非もっと頑張って欲しいと思います。BOEING社の力も借りて営業力をなんとかアップ出来ればと思うのです。

787の開発の遅れの原因とも言われる日本製の炭素素材をMRJも多用して軽量化が特徴の機体なのですが、是非成功して欲しいと思います。そして日本の空だけでなく、ヨーロッパやアメリカの空にも飛んで欲しいと思います。

初飛行が楽しみだし、その前に新たな受注のニュースが飛び込んでくると良いと思いますね。

日本のもの造りには是非頑張って欲しい。