早くも12月だ2024-12-01 16:31:53

近所の銀杏の木はすっかり色付いて、見事な黄色の葉を見せてくれています。あと少ししたら散ってしまうと思うと、花の命と同じで儚いなと思うものの、また来年元気な緑色の葉を見せてくれるでしょう。

そして、いつの間にか今日は12月。今年も残すところ一月になってしまいました。そろそろ今年一年の反省をする時期かなと思いながら、それにしても一年頑張ったと自分を褒めてやりたい気分でもあります。

もちろん仕事も頑張ったし、今年はこれまで以上に尺八とフルートの練習に身が入りました。

今日も小一時間たっぷりと(僕にとっては1時間もたっぷりなのです)練習し、昨年から今年にかけて練習した曲をそれぞれ2回くらいずつ吹いて、練習の成果を確認しました。自分では今年一番よく吹けたのではないかと思いました。何だか充実感を感じてとても満足しています。

この銀杏の黄色く色付いた木の下で尺八を吹いたらきっと気持ちいいんだろうなと思います。

でも、まだ人前で吹くのは恥ずかしいのでやめておきます。まあ、来年はまた発表会があるので、その時に人前で吹くことになるので、それまでお預けです。特に今連取している「九州鈴慕」と言う曲、気に入っています。一見簡単そうなのですが、僕にはちょうど良い練習用の曲かもしれません。

そして、フルート。昨日と一昨日は仕事と友人との飲み会で、フルートの練習が出来ませんでした。

今夜こそ、頑張って練習せねばと力を込めているのですが、果たしてうまく吹けるでしょうかね。練習する曲は今の課題曲のシュターミッツの協奏曲です。まだまだゆっくり目で吹いて練習しているけれど、少しずつ本来のスピードにしていかないといけないなと感じています。ただ早い音階の部分がなかなか指の動きと息の入れ方とが一致しないと言うのか、また指の動きがドタバタしてしまうと言うのか、毎回苦労しているので、その弱点克服がなんと言っても鍵ですね。

このところ、天気が良いのでまさに冬の青空の下、朝はよく遠くに富士山が見えます。富士山を眺めながらフルートを吹いたら、これまたきっと気持ちいいのだろうなと思います。もちろん、こんな写真に写っているビルの隙間から見える富士ではなく、大自然の中に見える富士の見える場所がいいですけど。

でも、そっちもまだ人に聞かせるのは恥ずかしいので、やりません。来年また発表会があるし、少し人前で吹く事に慣れてきたら、チャレンジするかも知れませんが、どうかなぁ。。。

紅葉と楽器練習2024-12-08 16:27:11

今日、ちょっと尺八を練習しながらふと外を見ると、庭の紅葉がとても綺麗に紅葉していました。

昨年のこの時期の紅葉の事はあまり記憶にないのですが、今年はずいぶん綺麗な紅葉になったと思いました。ちょっと嬉しい発見でした。そして、そのせいなのか今日の尺八演奏はだいぶ良かった様に感じました。もちろん自分の感想でしかないので、師匠に言わせたら指摘事項はたくさんあるのでしょうが、個人的には結構満足しています。このまま続けたらきっともっと良くなるだろうなと思ったら、ますますやる気が出てきました。

その尺八の曲は「九州鈴慕」という曲です。結構この曲気に入っていて、地味な曲ですが、僕はとても良い曲だと思っています。近いうちにこの曲の演奏をレコーディングして保存しあとで聴き直してみようと思います。

九州鈴慕と言う名前の曲は2つあって、これまで練習したのは「古典本曲九州鈴慕」と言う曲です。そして、今まさに師匠と練習している曲は「一二三鉢返ノ調」と言う曲で、これは結構難易度が上がって、苦労しています。師匠曰く、一二三鉢返ノ調で始まりこの曲で終わると言う位の曲だと言うことで、昨日の師匠とのレッスンではこの曲を半分まで練習しました。

なるほど、やればやるほど難しさがわかり、ハードルにぶち当たるのですが、これをマスターできればかなり上達するだろうと感じることが出来ます。次回のレッスンでは残りの半分を練習することになると思います。問題はその時点で全ての技巧がマスターできるのか、そしてその技巧をちゃんと記憶出来て、あとで一人練習が出来るのかです。すでに今日の練習で、昨日教わった技巧の一部が曖昧になっていました。やっぱり難しい。そう感じた理由でもあります。

そして、忘れてならないのはフルートです。今週はフルートのレッスンもあったのです。

こちらは相変わらずのガリボルディの練習曲とシュターミッツの協奏曲の第一楽章をやっています。ガリボルディは散々で、もういきなり音が出ずに緊張して余計にうまく音が出せないと言う散々な結果でした。そんなこともあって、次回またこの練習曲を練習する事になりました。

そしてシュターミッツはまだ第一楽章の3分の1だけ練習していますが、少しずつ良くなっているのを実感できました。先生にもそう言われて気をよくしていますが、先生はもしかして少しヨイショしてくれているのかも知れませんね。何しろ挫けてしまったら元も子もないので、基本的には持ち上げる事で生徒のモチベーションを維持してくれているのだろうと思います。

でも、自分でも少しずつ良くなっているのは感じているので、次回のレッスンではさらに良くなっている様に、日々研鑽を怠らないようにしたいものです。

フルートの方はまだレコーディングして残したいと思えるレベルではないので、もっと練習して、せめて1楽章を通しできちんと吹けるようになるまで、我慢かなと思います。

それにしても、どちらの楽器も楽しいですね。そして、紅葉と尺八ってとても合うと思いました。

今年も残り半月あまりで2024年の振り返りです2024-12-15 09:53:08

2024年の12月も早半分が過ぎようとしています。振り返ると、今年は頑張って2つの発表会に参加しました。

いつも尺八の話を先にしてしまうのですが、実はフルートも僕にとっては重要な楽器で、尺八以下では絶対にありません。

ただ、今年の発表会は5月にまず尺八がありました。人生初めての尺八の発表会に思い切って出て、それはそれで自分なりに頑張ったし、良かったのですが、反省することも多く、来年に繋げたいなと思っています。

演奏した曲は2曲。一つは「リンゴ追分」お琴の先生の伴奏を得て初めて人前でこの曲を演奏しました。割と短い曲なので、すぐに終わったのですが、まだまだ技術的に未熟だなと思ったのが最大の反省点ですね。でも、色々な演奏会で演奏されていて、CDも出されているようなお琴の先生に伴奏をしていただけてとても光栄でした。

そして、もう一つの曲は尺八の古典を師匠と生徒全員で演奏すると言う曲でした。みんなで演奏すると、なんだか心強く、少しミスをしてもバレないと言う安心感からか、ミスはあったのはあったけど、なんとかこなしました。合奏の方がずっと気が楽です。

さて、来年はいつどんな曲を吹くことになるのか。まだ課題曲も決まっていないので、ちょっと不安ですが、決まったらそれを集中的に練習しようと身構えています。

おそらくこの年末のお休みの期間は、家でひたすら楽器練習に励むことになるんだろうなと思っています。

そして、フルートの発表会は暑い盛りの8月でした。フルートの方は1曲だけの演奏で、ドニゼッティのフルートソナタを吹きました。持ち時間に制限があるので、フルに吹くことは出来ませんでしたが、ところどころ先生に言われた部分をカットして吹いたのですが、先生のピアノ伴奏で、まあ下手は下手なりに演奏したのかなと思います。やはり反省点は、ちょっと早いパッセージの部分がギクシャクするので、その部分をもっと練習してスムーズに吹きたかったと言うところでしょうか。それでも結構練習したつもりだったのですけどね。

今回は2回目の発表会と言うこともあって、前回ほど緊張はしなかったものの、やはり人前で演奏する、しかも大きなホールで演奏するのは緊張します。それと、大きなホールだと思った自分の音と違う音に聞こえてくるのがちょっとしたプレッシャーになったりもしました。これは慣れるしかないのかも知れませんが、ちょっと面白いですね。

まあ、結果を自分で判定するなら、大ピンチ?!というか、まだまだだなと悲しげな表情をするこの瓢箪のような気分でしょうか。来年の課題曲はシュターミッツのフルート協奏曲の第一楽章になりそうなので、なんとか来年の8月目指して頑張って練習を続けたいと思います。

一番の悩みは練習の時間です。いつも尺八は日中に練習し、フルートは雨戸を締め切った夜の8時頃にしているのですが、夜は時々疲れてしまって気力がなくなることがあるのです。現に昨夜もせっかくの練習チャンスだったのに、1週間仕事をした疲れが出たのか、気力が萎えて就寝してしまいました。これが今の僕の最大の悩みでしょうかね。

そう言う点で言うとまさに大ピンチとも言えそうです。

今から、今夜こそはと意気込んでいます。

フルートの効果的な練習方2024-12-21 21:56:54

つい数日前ですが、YouTubeを何気なく見ていたら、あるフルーティストの人達が効果的なフルートの練習方について話をしていました。

日頃、フルートを練習していて、一体どうやったら効果的に練習することが出来るのだろうかと思っていたので、ついそのビデオを見ました。

いつも、レッスンの際に先生に指摘された事を意識して練習してはいるものの、その指摘された事をなかなか完全に習得出来ていない気がして、何か悩んでいたと言うか、考えていたのです。そして、どう練習したら早く上達出来るのだろうかと悩んでもいました。

そんな矢先に、このビデオを見かけたので、つい見てしまったら、そこで言われていたのは、とにかく指摘された事を繰り返し繰り返し、何度も何度も練習し続ける事だと言う事でした。

それって結構難しいのですよね。なん度も同じフレーズをやっているとどうしても飽きてきてしまって、何か別の曲を吹いてみたくなるのです。いかに根気強く同じことを繰り返し、繰り返し練習できるか、それは確かに重要なのでしょうね。

そんな今夜も、シュターミッツの曲を繰り返し吹いていたら、ちょっと飽きてきたと言うか、別の曲を吹きたくなってしまいました。

今週はフルートのレッスンがあって、なかなか上手く出来ないスタッカート、タンギングが続くがリボルディの練習曲を先生から何回も指摘を受け練習しました。そして、次回からはトリルが連続する曲に取り掛かる事になりました。このガリボルディの練習曲はなかなか難敵です。年明けのレッスンでトリルの続くこの曲が果たしてどれだけ吹けるのか、この年末年始の休み中の練習にかかっていますね。

さて、そして効果的な練習方法のもう一つのポイントですが、それはフルートを吹いて会話をすると言う事でした。「おはようございます」とか「ありがとう」とかそんな会話をフルートでするって、ちょっと想像していませんでしたが、その人の意見で、常にフルートで会話をすることで、人の言葉と同じようにフルートの音色に心が隠ると言うのです。

面白いとは思いましたが、でもそれって不可能に近いとも思いました。

でも、思い出したのは、とても綺麗な歌をフルートでその主旋律を吹くと何かが足らない様に感じるのは、人の歌声に込められた何かがフルートでは表現できないからなんだろうなと言うことです。だからフルートを常に日常生活で使って、会話をすることでその足らない何かをフルートに込めることができるのではないかと言うのは、ちょっと納得する部分もありました。

そして、実は無意識だったけれど、尺八で「行ってらっしゃい」とか「ありがとう」とかを吹いてみたことがありました。もしかして、それと同じ事を指摘したビデオだったんだろうなと思いました。

現に、尺八の曲には、虚無僧が托鉢をして感謝の意を示す曲があります。これってなんだかとても面白いし、なんだかチャレンジしてみたくなりました。

尺八発表会の課題曲選定2024-12-22 11:37:25

この週末、土曜日は尺八のレッスンがありました。

午後からその師匠のご自宅に伺ってこの「一二三鉢返の調」を練習しました。

これまでも、数曲尺八の古典の曲を練習して来ましたが、この曲はそんな曲の中でもちょっと難易度が上がった曲になりました。2週間前にこの曲の前半を練習し、この週末はその前半部分の復習と後半部分に取り掛かりましたが、なんとか最後まで通して吹くところまで行ったものの、まだまだ自信はありません。尺八固有だと思うのですが、不思議な指使いでいかにも尺八と思われる曲調に挑むのはなかなかしんどいです。でも、これをマスターするとかなり上達するような気がします。

当の師匠もその昔、師匠から何度もやり直しをさせられながらこの曲を練習したとの事でした。そして、もう一つ僕にとっての課題の首振りも練習しました。

この曲は、その昔虚無僧が托鉢をして、何かの施しを受けた際に吹いた曲だと言うことで。鉢返には感謝の意味が込められています。托鉢の返礼と言うことですね。ちょっと前回書いたフルートのレッスンの常時フルートを手にして、フルートで会話をすることで表現力を上げると言う意味がわかる気がした理由でもあります。

問題はいかにこの週末に師匠から教わった尺八の技巧を思い出し、身につけるかです。日曜日、その練習を怠らないようにしないとと思っています。

そして、いよいよ次回の尺八の発表会の課題曲の話になりました。

まだ曲は決まっていませんが、師匠が次回のレッスンまでに曲を選択してくれると思います。僕にとっては2回目の発表会ですが、今年の課題曲より少し難度が高い曲になるだろうなと思います。

さて、どんな曲が薦められるでしょう?楽しみではあります。おそらくまた箏の伴奏で吹く曲になるんだろうと思います。そして、全員の合奏もあるそうです。年明けはその準備も頑張らないといけなくなるなと思っています。