4月15日の記憶 ― 2025-04-15 14:05:28
4月も早くも半分が終わりかけています。
今朝は、ちょっと通り雨の様なにわか雨が降り、その後はよく晴れていますが、結構風が強いです。今日はたまたまテレワークなので、少しリラックスしながら仕事をしたり、暇な時間に掃除をしたりの生活をしていますが、この4月15日は少し僕に昔のことを思い出させる日で、ふとした瞬間にその昔の事を思い出しています。
もうとうに忘れてしまっていい、昔のことではあるのだけど、完全に僕の記憶から削除することはなかなか出来ない様です。パソコンのデータの様に削除出来たら、スッキリするのかも知れませんが、人間の脳から消去する事はパソコンのデータの様には行きません。
この日は今も僕の記憶に残る女性の誕生日。
あれからもう随分長い年月が過ぎ去りました。
今日はただその人の健康とご多幸を祈る日にしようと思います。
今朝は、ちょっと通り雨の様なにわか雨が降り、その後はよく晴れていますが、結構風が強いです。今日はたまたまテレワークなので、少しリラックスしながら仕事をしたり、暇な時間に掃除をしたりの生活をしていますが、この4月15日は少し僕に昔のことを思い出させる日で、ふとした瞬間にその昔の事を思い出しています。
もうとうに忘れてしまっていい、昔のことではあるのだけど、完全に僕の記憶から削除することはなかなか出来ない様です。パソコンのデータの様に削除出来たら、スッキリするのかも知れませんが、人間の脳から消去する事はパソコンのデータの様には行きません。
この日は今も僕の記憶に残る女性の誕生日。
あれからもう随分長い年月が過ぎ去りました。
今日はただその人の健康とご多幸を祈る日にしようと思います。
お箏の演奏会に行ってみました ― 2025-04-07 11:54:33

4月になって最初の週末はあちこちでソメイヨシノが満開で、花見に出かけた人も多かった様ですね。でも、面白いもので、人が集まる花見の名所より、ほとんど人が来ないような場所で咲いている桜もとても見事で、なんだかひっそりと咲いている風情と言うか、でも堂々としている姿に見惚れます。
そんな週末の日曜日は、朝のうちは晴れ間が見えていたものの、お昼頃からポツリポツリと小雨が降り始めました。
そんな中、東京葛飾区柴又にある山本亭と言う大正時代に建てられた和風の邸宅、今は葛飾区が所有していて一般に公開されている庭の見事なお屋敷に行ってきました。
小雨の中、わざわざ行ったのには訳があって、ここでお箏の演奏会があると言うので、聴きに行ったのです。
かの寅さんで有名な柴又帝釈天を横目に見て、江戸川の方に向かっていくと、その山本亭がありました。ちょっと鄙びた感じの、でもとても良い感じの門があって、中に入っていくと入り口がありました。大きな玄関です。
この建物は元々は関東大震災の後に引っ越して来られた山本さんと言う方が所有していた邸宅だそうですが、当時としては珍しい2世帯住宅なのだそうです。
入り口で入場料の100円を払って中に入ると、和室が広がり、その先には見事な日本庭園があります。
箏の演奏会は13時からとの事で、ちょっと早い時間に着いたので、和室の一角に腰を下ろしてしばらく庭を眺めていました。お茶をオーダーすることもできる様でしたが、特に喉も渇いていなかったので、ただただ黙って庭を眺めていました。そして、13時近くになって少し歩いてみると、箏が用意されてプログラムがテーブルの上に置いてある部屋がありました。
その部屋の一角に腰を下ろして、しばし演奏が始まるのを待ちましたが、13時になると女性4人の箏奏者の方が出て来てプログラムに沿って曲の演奏が始まりました。
演奏されていたのは女性4人だけでしたが、途中で女性2人が演奏する曲もありました。
和式の家と庭園のある風景の中で演奏される箏の音色は、まさにその風景にマッチしていて、とても良い感じでした。個人的にはこのプログラムの中でも「あこがれ」と言う曲が気に入りました。また機会があったら訪れてみたいなと思いながら、演奏が終わった14時少し前に山本亭を後にしました。
外は雨で、そのせいか少し冷えていましたが、帝釈天の参道を歩きながら、寅さんで有名な高木屋と言うお店でちょっとお団子を買って帰りました。
しばらくすると、雨も上がり晴れ間が見えてきて、なんだか清々しい日曜日の午後になり、帰宅すると箏の演奏を聴いてきた勢いもあって、2時間近く尺八を練習して、ちょっと和楽器詰めの日曜日になりました。いつかあの箏の演奏に入って尺八を吹けるようになれたら良いなと思いながら、いつもの曲を練習しましたが、そうなるにはまだまだ練習を重ねないとダメだなと感じてしまいました。でも、意欲は衰えていないのが救いです。
ところで、この山本亭のホームページを見ると時々楽器の演奏会をしている様です。別の箏のグループだったり、ギターの演奏会だったりと割と頻繁に行われている様なので、時々行ってみようかと思っています。
そんな週末の日曜日は、朝のうちは晴れ間が見えていたものの、お昼頃からポツリポツリと小雨が降り始めました。
そんな中、東京葛飾区柴又にある山本亭と言う大正時代に建てられた和風の邸宅、今は葛飾区が所有していて一般に公開されている庭の見事なお屋敷に行ってきました。
小雨の中、わざわざ行ったのには訳があって、ここでお箏の演奏会があると言うので、聴きに行ったのです。
かの寅さんで有名な柴又帝釈天を横目に見て、江戸川の方に向かっていくと、その山本亭がありました。ちょっと鄙びた感じの、でもとても良い感じの門があって、中に入っていくと入り口がありました。大きな玄関です。
この建物は元々は関東大震災の後に引っ越して来られた山本さんと言う方が所有していた邸宅だそうですが、当時としては珍しい2世帯住宅なのだそうです。
入り口で入場料の100円を払って中に入ると、和室が広がり、その先には見事な日本庭園があります。
箏の演奏会は13時からとの事で、ちょっと早い時間に着いたので、和室の一角に腰を下ろしてしばらく庭を眺めていました。お茶をオーダーすることもできる様でしたが、特に喉も渇いていなかったので、ただただ黙って庭を眺めていました。そして、13時近くになって少し歩いてみると、箏が用意されてプログラムがテーブルの上に置いてある部屋がありました。
その部屋の一角に腰を下ろして、しばし演奏が始まるのを待ちましたが、13時になると女性4人の箏奏者の方が出て来てプログラムに沿って曲の演奏が始まりました。
演奏されていたのは女性4人だけでしたが、途中で女性2人が演奏する曲もありました。
和式の家と庭園のある風景の中で演奏される箏の音色は、まさにその風景にマッチしていて、とても良い感じでした。個人的にはこのプログラムの中でも「あこがれ」と言う曲が気に入りました。また機会があったら訪れてみたいなと思いながら、演奏が終わった14時少し前に山本亭を後にしました。
外は雨で、そのせいか少し冷えていましたが、帝釈天の参道を歩きながら、寅さんで有名な高木屋と言うお店でちょっとお団子を買って帰りました。
しばらくすると、雨も上がり晴れ間が見えてきて、なんだか清々しい日曜日の午後になり、帰宅すると箏の演奏を聴いてきた勢いもあって、2時間近く尺八を練習して、ちょっと和楽器詰めの日曜日になりました。いつかあの箏の演奏に入って尺八を吹けるようになれたら良いなと思いながら、いつもの曲を練習しましたが、そうなるにはまだまだ練習を重ねないとダメだなと感じてしまいました。でも、意欲は衰えていないのが救いです。
ところで、この山本亭のホームページを見ると時々楽器の演奏会をしている様です。別の箏のグループだったり、ギターの演奏会だったりと割と頻繁に行われている様なので、時々行ってみようかと思っています。
益子の思い出 ― 2025-03-16 13:59:40

この週末はあまり天気が優れませんでしたね。日曜日の今日は朝からずっと雨。その雨のせいか結構寒い1日になっています。
そして、昨日の土曜日は曇天。雨こそ降らなかったものの今にも雨が降りそうな雲行きになり、ちょっとぱらぱらと小雨が落ちてきた時間もありました。
そんな土曜日、朝からとても久しぶりに栃木県益子町に行ってきました。
ふとしたきっかけで、車を替える事になって、今の愛車で最後のロングドライブに出ようと思って、行き先に決めたのが益子町でした。
益子と言えば陶器、益子焼で有名ですが、まさにその益子焼を目当てにしたドライブでした。
帰宅して調べてみたら、前回益子に行ったのは6年前の事でした。実は益子町、結構好きなのです。もちろんその理由は益子焼にあります。時々とても素敵な陶器に出会えるので、たまに行きたくなるのですが、まさか前回行ってから6年も経っていたとは、ちょっと驚きでした。何しろコロナ禍で、旅行等控える傾向があって、すっかり足が遠のいていたのです。
そして、その益子に着いて、城内坂と言われる陶器のお店が立ち並ぶ小洒落た坂道を歩いていたら、初めて益子に来た時の事を思い出していたのです。
もう、2度と書くまいと決めていた別れた人のことですが、今回だけその禁を破ってちょっと書いてみようと思います。
それはもう何年前の事だったでしょうか?軽く10年以上の歳月が流れ過ぎましたが、当時お付き合いしていた彼女と鬼怒川温泉に行きました。そして、その帰途まっすぐ帰るのは勿体無いと彼女に行きたい所を聞いたら帰ってきた答えが益子でした。
僕は迷わずその益子に向かって車を走らせ、初めてその陶器の街を散策しました。
あの時に入った、イタリアン風のレストランというかカフェというかも健在で、一緒に入った陶器のお店も健在でした。あの当時とお店の感じはほとんど変わりなく、そのせいかすっかり当時の事を思い出してしまったのです。
あれから随分長い年月が過ぎ去りましたが、別れて10年以上になる彼女が今もどこかで元気にしている事を思わず祈らずにはいられない気分になりました。
もう2度と帰らぬ日々ですが、ふとした瞬間にその当時の事が脳裏に過ぎるのですね。
今や、どこにいるのかもわからない遠い存在ですが、どうかお元気でお過ごしください。
そして、昨日の土曜日は曇天。雨こそ降らなかったものの今にも雨が降りそうな雲行きになり、ちょっとぱらぱらと小雨が落ちてきた時間もありました。
そんな土曜日、朝からとても久しぶりに栃木県益子町に行ってきました。
ふとしたきっかけで、車を替える事になって、今の愛車で最後のロングドライブに出ようと思って、行き先に決めたのが益子町でした。
益子と言えば陶器、益子焼で有名ですが、まさにその益子焼を目当てにしたドライブでした。
帰宅して調べてみたら、前回益子に行ったのは6年前の事でした。実は益子町、結構好きなのです。もちろんその理由は益子焼にあります。時々とても素敵な陶器に出会えるので、たまに行きたくなるのですが、まさか前回行ってから6年も経っていたとは、ちょっと驚きでした。何しろコロナ禍で、旅行等控える傾向があって、すっかり足が遠のいていたのです。
そして、その益子に着いて、城内坂と言われる陶器のお店が立ち並ぶ小洒落た坂道を歩いていたら、初めて益子に来た時の事を思い出していたのです。
もう、2度と書くまいと決めていた別れた人のことですが、今回だけその禁を破ってちょっと書いてみようと思います。
それはもう何年前の事だったでしょうか?軽く10年以上の歳月が流れ過ぎましたが、当時お付き合いしていた彼女と鬼怒川温泉に行きました。そして、その帰途まっすぐ帰るのは勿体無いと彼女に行きたい所を聞いたら帰ってきた答えが益子でした。
僕は迷わずその益子に向かって車を走らせ、初めてその陶器の街を散策しました。
あの時に入った、イタリアン風のレストランというかカフェというかも健在で、一緒に入った陶器のお店も健在でした。あの当時とお店の感じはほとんど変わりなく、そのせいかすっかり当時の事を思い出してしまったのです。
あれから随分長い年月が過ぎ去りましたが、別れて10年以上になる彼女が今もどこかで元気にしている事を思わず祈らずにはいられない気分になりました。
もう2度と帰らぬ日々ですが、ふとした瞬間にその当時の事が脳裏に過ぎるのですね。
今や、どこにいるのかもわからない遠い存在ですが、どうかお元気でお過ごしください。
シュターミッツ第一楽章卒業? ― 2025-03-14 12:50:39

今週は今月初のフルートレッスンがありました。3月初のミニ発表会は体調不良で欠席してしまい、その前の2月のレッスンは先生が体調を壊されてキャンセルになっていたので、なんだか久しぶりに先生に会うのでちょっと緊張しました。何しろこのところちょっと練習がちゃんと出来ていなかったのと、先日これまでレッスンで演奏していた楽器を売ってしまい、今回先生とのレッスンで初デビューになる比較的新しい楽器を持って行ったことも原因でした。
教室に着くまで、そんな訳で少し緊張気味に出かけたのです。
そして、教室に着くと、先ずは先日の発表会に欠席したお詫びをして、先生からその時の話を少し聞きました。当日のプログラムなんかも頂いて、そこに自分の名前があったにも関わらず出席できなかった事を実感してしまいました。
そして、その後先生にフルートを替えた事を報告し、早速いつもの音出しから始めました。フルートのブランド名を先生に伝えたところ、そのブランドのフルートの特徴について教えて頂きました。そして、「一生物の買い物ですからね」と言われた時には、この子をずっと大切に吹いて行きたいと決意に似た気持ちになりました。ありがとうございます。
ところで、吹き始めは緊張していたせいか、家で吹いている時の様に音が出ず、ずいぶん焦りましたが、その後の久しぶりのガリボルディの練習曲では、散々な結果になりました。結構難易度の高い練習曲だと思うのですが、トリルが連続するなかなかの曲なのに、ずっと発表会の課題曲ばかりに集中してきた為に、全然吹けなくなっていたのです。
改めて先生から練習の仕方を教えて頂き、今後はその方法で練習していこうと思います。
そして、最後にシュターミッツです。本来発表会で吹く予定の曲で、それを元にこの曲を卒業するはずだったのですが、この日は改めてこの曲の第一楽章を通して演奏しました。何しろ音出しから始まってガリボルディで散々だったので、ちょっとドキドキしましたが、日頃の練習の成果だったのか、いつも以上と言えるくらいにいい感じで演奏出来ました。まあ多少のミスはあったものの、ぎこちなさはなかったかなと言う感じでしたし、先生からも何点か指摘事項は受けたけれど、だいぶ良かったと評してもらえました。この日はもう一度この曲を通して演奏し、ところどころの間違いを都度指摘して頂き直して行きました。
およそ45分ほどのレッスンでしたが、最後に第一楽章は今回で終わりにして、次回からは第二楽章に挑戦することになりました。そして、その後先生から新しいフルートの評価も頂きました。良かったと言って頂けたので、この日は満足してレッスンを終え、帰宅しましたが、早速今夜から先生の指摘を思い出しながら練習を開始しようと思っています。
先生には本当に感謝です。
教室に着くまで、そんな訳で少し緊張気味に出かけたのです。
そして、教室に着くと、先ずは先日の発表会に欠席したお詫びをして、先生からその時の話を少し聞きました。当日のプログラムなんかも頂いて、そこに自分の名前があったにも関わらず出席できなかった事を実感してしまいました。
そして、その後先生にフルートを替えた事を報告し、早速いつもの音出しから始めました。フルートのブランド名を先生に伝えたところ、そのブランドのフルートの特徴について教えて頂きました。そして、「一生物の買い物ですからね」と言われた時には、この子をずっと大切に吹いて行きたいと決意に似た気持ちになりました。ありがとうございます。
ところで、吹き始めは緊張していたせいか、家で吹いている時の様に音が出ず、ずいぶん焦りましたが、その後の久しぶりのガリボルディの練習曲では、散々な結果になりました。結構難易度の高い練習曲だと思うのですが、トリルが連続するなかなかの曲なのに、ずっと発表会の課題曲ばかりに集中してきた為に、全然吹けなくなっていたのです。
改めて先生から練習の仕方を教えて頂き、今後はその方法で練習していこうと思います。
そして、最後にシュターミッツです。本来発表会で吹く予定の曲で、それを元にこの曲を卒業するはずだったのですが、この日は改めてこの曲の第一楽章を通して演奏しました。何しろ音出しから始まってガリボルディで散々だったので、ちょっとドキドキしましたが、日頃の練習の成果だったのか、いつも以上と言えるくらいにいい感じで演奏出来ました。まあ多少のミスはあったものの、ぎこちなさはなかったかなと言う感じでしたし、先生からも何点か指摘事項は受けたけれど、だいぶ良かったと評してもらえました。この日はもう一度この曲を通して演奏し、ところどころの間違いを都度指摘して頂き直して行きました。
およそ45分ほどのレッスンでしたが、最後に第一楽章は今回で終わりにして、次回からは第二楽章に挑戦することになりました。そして、その後先生から新しいフルートの評価も頂きました。良かったと言って頂けたので、この日は満足してレッスンを終え、帰宅しましたが、早速今夜から先生の指摘を思い出しながら練習を開始しようと思っています。
先生には本当に感謝です。
3.11のドナドナの話 ― 2025-03-12 10:37:09

この週末はちょっと京都に遊びに行って来ました。
たまたま知った京都の禅寺の建仁寺で、双龍の天井画が公開されていると言うので、ぜひ一度見てみたいと思って、土曜日の朝に出発して、その日の午後その双竜を見学して来ました。
ほとんど事前知識も無く行ったのですが、いざ目にしてみるとそのあまりの素晴らしさに、感動して涙が出そうになりました。これはとても良いものを見たと、大感激して日曜日の夕方帰って来たのです。
その帰りですが、初めて京都の駅の中を少し散策して来ました。京都駅ビルが凄いことになっていることは、知ってはいましたが、今回初めてその中に足を踏み入れて、その壮大さに驚きました。そして、ビルで言うと何階になるのか分かりませんが、一番上の階まで登ってみると、京都の街がかなり一望出来て、この日本でも貴重な古都の景観が大きく変わって行っているのを実感しました。まさか古の都人は京の都がこんなになるとは想像もできなかっただろうなと思います。
ただ、京都のいいところは貴重な昔からの景観も大切に守られている事で、やっぱり何度来ても良いなと思いつつ後ろ髪を引かれて帰って来たのです。
建仁寺に行ったのも大正解でしたし、その日の夜は京都のおばんざいを頂きました。とても充実した良い週末を過ごさせてもらいました。願わくば、せっかくの禅寺に行ったので、尺八をあの場で吹けたらきっといいだろうなと思いましたが、それは叶わぬ夢ですね。
そして、昨日はもう14年目になると言う3.11でした。
この日は、3本持っているフルートの内の1本を買取してもらおうかと思って、業者の来るのを待っていたのですが、午前中にその業者がやって来たので、このフルートを見てもらいました。
思えば、フルートを再開するにあたり中古で購入したヤマハのフルートですが、もう3年以上練習してきた愛機なので、とても愛着があったのですが、かといってプロの奏者でもないのに、フルートを3本も持っていても仕方ないだろうと思い、意を決して業者を呼んだのです。査定の結果は最初5万円を提示されました。僕の期待値には及ばなかったので、検討すると言ったら、上司に相談すると言って、もうちょっと上乗せした値段を提示されました。
後ろ髪を引かれたのは事実ですが、止むなくと言うか、仕方ないと思い決断して買取してもらいました。
そんな訳で、この愛機はすでに僕の手を離れて「ドナドナ」されて行ってしまいました。(泣)
そしてこの日は約1年半前に買ったムラマツのフルートでいつものようにシュターミッツのコンチェルトを練習し、3.11なので「花は咲く」を演奏して練習を終えました。
僕にとっての3.11の14年前は色々な事が起きた年でもあり、当時の事を思い出したらなんとも言えない気持ちになりました。何よりも、転職をしたり、あの日の夜、寒い中を東京六本木から自宅のある千葉県を目指して歩いた記憶が蘇りました。
「花は咲く」を吹きながら、そんな感慨に浸り、去っていった愛機のフルートの事や、京都の旅の事やらを思い出しつつ、僕の14年目の3.11が終わりました。
たまたま知った京都の禅寺の建仁寺で、双龍の天井画が公開されていると言うので、ぜひ一度見てみたいと思って、土曜日の朝に出発して、その日の午後その双竜を見学して来ました。
ほとんど事前知識も無く行ったのですが、いざ目にしてみるとそのあまりの素晴らしさに、感動して涙が出そうになりました。これはとても良いものを見たと、大感激して日曜日の夕方帰って来たのです。
その帰りですが、初めて京都の駅の中を少し散策して来ました。京都駅ビルが凄いことになっていることは、知ってはいましたが、今回初めてその中に足を踏み入れて、その壮大さに驚きました。そして、ビルで言うと何階になるのか分かりませんが、一番上の階まで登ってみると、京都の街がかなり一望出来て、この日本でも貴重な古都の景観が大きく変わって行っているのを実感しました。まさか古の都人は京の都がこんなになるとは想像もできなかっただろうなと思います。
ただ、京都のいいところは貴重な昔からの景観も大切に守られている事で、やっぱり何度来ても良いなと思いつつ後ろ髪を引かれて帰って来たのです。
建仁寺に行ったのも大正解でしたし、その日の夜は京都のおばんざいを頂きました。とても充実した良い週末を過ごさせてもらいました。願わくば、せっかくの禅寺に行ったので、尺八をあの場で吹けたらきっといいだろうなと思いましたが、それは叶わぬ夢ですね。
そして、昨日はもう14年目になると言う3.11でした。
この日は、3本持っているフルートの内の1本を買取してもらおうかと思って、業者の来るのを待っていたのですが、午前中にその業者がやって来たので、このフルートを見てもらいました。
思えば、フルートを再開するにあたり中古で購入したヤマハのフルートですが、もう3年以上練習してきた愛機なので、とても愛着があったのですが、かといってプロの奏者でもないのに、フルートを3本も持っていても仕方ないだろうと思い、意を決して業者を呼んだのです。査定の結果は最初5万円を提示されました。僕の期待値には及ばなかったので、検討すると言ったら、上司に相談すると言って、もうちょっと上乗せした値段を提示されました。
後ろ髪を引かれたのは事実ですが、止むなくと言うか、仕方ないと思い決断して買取してもらいました。
そんな訳で、この愛機はすでに僕の手を離れて「ドナドナ」されて行ってしまいました。(泣)
そしてこの日は約1年半前に買ったムラマツのフルートでいつものようにシュターミッツのコンチェルトを練習し、3.11なので「花は咲く」を演奏して練習を終えました。
僕にとっての3.11の14年前は色々な事が起きた年でもあり、当時の事を思い出したらなんとも言えない気持ちになりました。何よりも、転職をしたり、あの日の夜、寒い中を東京六本木から自宅のある千葉県を目指して歩いた記憶が蘇りました。
「花は咲く」を吹きながら、そんな感慨に浸り、去っていった愛機のフルートの事や、京都の旅の事やらを思い出しつつ、僕の14年目の3.11が終わりました。
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