鯉のぼり雑感2025-05-05 18:03:00

5月5日のこどもの日、最近以前に比べると鯉のぼりを見ることが少なくなった様な気がします。見かけても、歌に出てくるような「屋根より高い鯉のぼり」ではなくて、屋根よりずっと低い鯉のぼりが大方です。ちょっと寂しい気がします。

つい土曜日に出かけた神社で鯉のぼりを見かけたので、思わず写真に収めました。屋根より高いかどうかはちょっと微妙ですが、立派な鯉のぼりでした。

そして、そのこどもの日の今日は、朝からよく晴れました。時々雲が多くなりましたが、まあこのくらいはよしとしましょう。何しろ明日は雨の予報なのですから。

そして、土曜日は尺八のレッスンもありました。

「一二三鉢返ノ調」の何回目のレッスンになるのか、記憶になくなりましたが、とにかく苦戦中です。この日は曲全体の3分の2位を一つずつ確認しながら進めたのですが、何しろ微妙な指使いがなかなか習得出来ずにいます。「尺八ってこんなに難しいんだ」と実感する曲です。先生はごく簡単そうに吹くのですが、どうやったらあの指使いを習得できるのか、当分悩みそうです。

今日も練習してみましたが、やはりレッスンから間が開くと忘れてしまうのです。困ったものだなと思いつつ、仕方ないので別の曲を練習して誤魔化していますが、このままで良いはずはありません。次回のレッスンでまた先生に同じことを教わることになりそうです。

そして、日曜日はちょっと都心に出る機会があったので、せっかくだから銀座に行って来ました。ずいぶん久しぶりに銀座の煌びやかな場所に行きましたが、今は外国人だらけで、日本人より海外の人たちの方が多いんじゃないかと思いました。

僕のお目当てはYAMAHAのショールームで、11時のオープンの少し前に着いたので、ちょっと並んでいたのですが、不思議なことに外国の人たちもその列にいたので、ちょっと不思議な気がしました。そして、開店と共に目当ての管楽器のところに行って、木管のフルートを眺めて来ました。

まだとても新しい楽器を買えるような状況ではないので、単なる冷やかしというかウインドーショッピングと言うのか、とにかく一度木管のフルートを見てみたいという好奇心で出かけたのですが、見ていたら声をかけられて、いろいろ説明をしてくれました。そして試奏を勧められたのですが、流石にそれはちょっと図々しいと思ったので、またの機会にと言うことで帰って来たのです。

以前、YouTubeで木管のフルートを演奏しているチャンネルを見て以来ちょっと気になっていたのですが、確かに試奏してみないとなんとも言えないなと言う思いを残して帰って来たのです。

まあ、いつか、そんな気になったら予約をして試しに拭いてみようかなと思います。いつになるかは分かりませんが、、、

さて、GWも残すところあと1日。明日は雨の予報なので、家で楽器の練習をするには絶好の機会かも知れませんね。そして、不思議と雨の日の尺八はとても良い音がするのです。

ピアノと尺八のコンサート行きました2025-05-01 21:21:59

旧天皇誕生日、今は昭和の日と呼ばれている日に尺八のコンサートに行って来ました。

ピアノと尺八のデュオでした。初めて聞いたピアノと尺八のデュオで、期待が高かったのですが、僕的には演奏の質は勿論プロの実に高度の演奏だったと思ったのですが、何か物足りなさを感じました。それが何だったのかいまだによく分かっていません。

たかが素人の尺八練習者がこんなこと言っていいのかなと思うのですが、所詮は個人の感想なので許して欲しいと思います。

今回のコンサートで一番期待していたのは、クラシック系の曲でした。「タイスの瞑想曲」とか「なき王女のためのパバーヌ」とかクラシックの著名な曲が尺八で聴けるのは楽しみでした。

普段こうした曲をフルートで挑戦していたので、期待は高かったのかも知れません。でも面白いとは思ったけれど、やはりフルート等の洋楽系の楽器が良いなと思ったのです。僕が保守的すぎるのでしょうかね。

逆に面白いと思ったのは、日本民謡の方でした。編曲されてかなり現代的な感じになっていましたが、聞き慣れた最上川舟唄だったりがとても印象的でした。日本の民謡ってこんなに良かったんだなと再認識しました。



そのコンサートは池袋の自由学園という割と著名なところで行われたのですが、思った以上に聴衆がいたのが印象にあります。

僕も一度だけピアノ伴奏で尺八を吹いた事がありますが、演奏している本人は何しろ初めてのピアノ伴奏ですっかりのぼせてしまって、感動したのですが、なぜ今回、しかもプロの演奏でそれほど感動しなかったのか、いまだに謎です。

でも、ピアノと尺八の可能性は感じています。箏と尺八は勿論ですが、ピアノと尺八だったり、ギターと尺八だったりの洋楽系の楽器と和楽器の組み合わせは面白いと思っています。

いつかその中に自分がいて、尺八だったりフルートだったりを演奏している姿を妄想して、その日が来ることを楽しみにしたいと思います。フルートとギターやハープがあるのだから、フルートと箏や三絃の組み合わせがあっても良いと思うのですよね。いつか実現できると良いなぁ。

ちょっとびっくりでもおめでたいお知らせがありました2025-04-27 18:03:49

先週はいつものフルートのレッスンがありました。

その日はいつもの様に、5時頃に家を出て電車に揺られること30分少々、途中の待ち時間を入れるとほぼ1時間くらいかけていつもの音楽教室に出かけました。そして、いつも通り2階にある部屋に入って、先生に挨拶したところで、思いがけぬお知らせがありました。

先ずは5月のレッスン日の確認をしたところで、先生が切り出したのは、なんとなんと先生に赤ちゃんがと言うことでした。8月が出産のご予定なのだそうです。全く予期していなかったお話だったので、ちょっとびっくりしましたが、聞くところによると初めてのお子さんだと言うことで、何はともあれおめでたい事です。

8月は教室の発表会が予定されているので、もうだいぶ前からシュターミッツのコンチェルトを練習してきて、いよいよ第三楽章と言うところで伺った話なので、本音を言うとちょっと不安を感じましたが、でも、何はともあれおめでたい事です。ぜひ元気な赤ちゃんの誕生を祈りたいと思います。

そんな訳で、来月5月がこの先生とのレッスンの最後になることになりました。

フルートを始めておよそ2年と7ヶ月ですが、始めた頃のへっぽこ振りから、今では下手は下手なりにシュターミッツに挑戦するまでになりました。これは一重に先生の指導のおかげですから、とても感謝しているのですが、先生曰く、出産後もどうやら今の教室に復帰するお気持ちはなさそうなので、本当に残念ですが5月で一先ず先生とはお別れすることになりそうです。

まだ5月以降の先生は見つかっていなさそうなので、残される僕としてはやっぱり不安ではありますが、来月の最後のレッスンの日にはちょっと何かしたいなと思っています。

日曜日の今日、朝から晴れていたので外を散歩していたら、あちこちでツツジの花が満開になっていました。

この紅白のツツジは何だかおめでたい事にぴったりな気がしました。

さて、8月の僕にとっては3回目のフルート発表会、果たしてどんな曲を演奏することになるやら。シュターミッツで行くのか、それとも新しい先生に別の曲を指示されるのか、期待1割、不安9割といったところです。

5月は特にそんなドキドキした気持ちで過ごすことになりそうです。そして、尺八。次の週末は尺八のレッスンですが、今の課題曲がなかなか手強いので、そっちもちょっと別なドキドキ状態です。

春真っ盛りなれど、2025-04-20 17:18:12

この週末は何も予定がなくて、ちょっとリラックスした週末でした。

尺八の師匠はテキサスに出かけていて、テキサスで行われているワールド尺八フェスティバルと言うイベントで尺八を演奏しているので、当然レッスンはありません。その間僕は尺八を練習して、来週に行われるレッスン迄に少し課題曲の「一二三鉢返」と「秋田菅垣」のちょっと難しい部分を少しでも吹けるようにしておかないと行けないのですが、なかなかそれがうまく行っていません。悔しいけれどとても難しいのです。

フルートの様に、楽譜に書かれた事を忠実に吹くことと比べると、尺八は楽譜に書かれていない部分を、昔風に言うと師匠の技を盗んで習得すると言う練習が必要なのです。どっちも難しいのですが、今まさに壁にぶち当たった感のある状況になっています。

そんな週末ですが、今あちこちで花が咲き、桜はもうだいぶ散ってしまったとは言え、こうした花が我が家の庭でも咲き誇っています。外に出るとあちこちで様々な花が咲いていて、少々尺八とフルートの練習の壁にぶち当たった僕を慰めてくれている様です。

日曜日の今日は生憎の曇り空でしたが、雨が降ってこなかったので、花も元気に咲いていました。この大きな花は雨が降ると首を垂れてしまって、ちょっと元気がない様に見えるので、この時期の雨はとても心配なのです。

来週はまたフルートのレッスンと尺八のレッスンがあるので、少しプレッシャーを感じ始めています。フルートはとにかくガリボルディの練習曲をちゃんと吹ける様に仕上げないといけないのですが、どうもうまく行っていなくて、練習はしているものの果たして次回のレッスンで合格をもらえるかどうか。そして、シュターミッツの協奏曲の第三楽章を正しいテンポで吹ける様になるのか。今の僕の悩みはこの2点です。

その上に、尺八の課題曲の2曲の楽譜に書かれていない技法を習得すること。どれも僕には難易度が高いので、ちょっと気掛かりというか、悩みどころです。

たとえ花に癒されても、楽器は吹ける様にはなりません。練習あるのみなのでしょうけど、なかなかハードルは高いなぁ。。。

二刀流って本当か?2025-04-12 16:40:34

この週末、土曜日は割と良い天気で、雨も降らず春らしく気温も上がって、シャツ一枚で過ごせる日中になりました。ただ、明日はどうやら天気が崩れ、お昼前から雨の予報になっていますね。

その明日の日曜日は、午前中にCarlosとのスペイン語のレッスンがあり、午後は今月初の尺八のレッスンがあります。日曜日に二つも予定が入っていると若干プレッシャーを感じるので、何も予定がない土曜日に、少し羽を伸ばしていたところです。

一方、今週は4月になってから初めてのフルートのレッスンもありました。毎回、レッスンに向かう前は「今日はましに吹けるだろうか?」と少し不安を感じながら出かけるのですが、今回のレッスンでは自分の弱点を再認識した感じがして、少し項垂れて帰って来ました。

そもそも、音楽教育と言ったら、小中学校の音楽の授業で習っただけで、まともな勉強と言うか音楽の基礎と言うか、ほとんど知識が身についていない状態で始めたフルートですから、拍とか音符の長さと言うのか、音符の形は見ればわかるとは言え、きちんとテンポと拍子を数えながら音符を辿って吹けているのではなく、かなり感覚的に吹いている感があるので、ちょっと限界を感じてしまったレッスンでした。

そんな自分が、尺八とフルートの二つの楽器に挑戦して、以前は二刀流を目指すなんて嘯いていましたが、実際は二刀流なんてそんな格好の良いものではなく、ただただ「二兎を追うもの一兎をも得ず」なのではないかと、少し落ち込んでいます。

二刀流と言えば、宮本武蔵が大刀と小刀を持って立っている絵がありますが、結構崇高な世界なんだろうと思いますが、僕のやっている事というと、そんな世界ではなく、スポーツで言えば野球とサッカーを楽しんでいるとか、まあ楽器で言うとフルートとピアノを嗜むと言う方も結構多いと思いますが、僕のはまだ嗜むレベルにも達していないので、やっぱりただ二兎を追っているだけなのだと思います。

春爛漫になって、あちこちで花が咲く季節になりました。今日は明日に備えて少し尺八の練習をしましたが、前回から始めた「秋田菅垣」と言う曲、果たしてどこまで進むことができるでしょうね。尺八の楽譜はフルートと違って厳密なテンポや拍が書かれていないし、音符も西洋音楽ほど厳密に長さが書かれていないので、もしかしたら僕には合っているのかもしれないなんて考えています。極端に言うと演奏者の自由に吹けるみたいなところがあります。

でも、なんだかんだ言っても、フルートも好きなのですよね。だから、どこまで上達するか分からないけれど、せっかく始めたフルートなので、まあ先生にはあまり歓迎されないかも知れないけれど、なんとか苦手を克服したいものだなと思っています。それを克服しないとアンサンブルが出来ないか、相手にとても迷惑をかける事になるので、なんとかメトロノームを意識しながら練習するしかなさそうです。

明日の雨、せっかく咲いた花が散ってしまうのではないかとちょっと心配です。ソメイヨシノは既にだいぶ散り始めていますが、今日桜並木の通りを車で走っていたら、まさに桜吹雪の世界になっていました。

毎年の事ですが、桜が散って5月になると初夏の雰囲気になって来ます。季節的には一年でも一番良い季節だと思うので、なんとか気を取り直して二つの楽器に取り組みたいものです。でも、もう二刀流なんて気障ったらしく言うのはやめにします。そんな格好いいものではないですからね。