母の命日を前にして2014-01-18 21:29:37

もうすぐ母の命日なのでこんなタイトルにしました。

ちょうど22年前の1月に母は闘病生活のあげくに天国に召されました。 ちょっとクリスチャンみたいな表現になりましたが、決してクリスチャンではありません。 この時期、当時のことを思い出すととてもつらい気分になります。 思えばその日の前夜には雪が舞ってとても寒い夜でした。母を病院に残して家に帰って来ましたが、なんだかとても落ち着かなくて、それでも翌日は仕事があるので、やむを得ず後ろ髪を引かれる思いで病院から家に戻って来たのです。 翌日は普通に仕事に出かけました。毎日誰かが病院に行くことになっていたのですが、僕は仕事の関係で病院に朝から行くことは出来ませんでした。 前夜に雪が舞ったせいかその朝はとても良く晴れた朝でした。 そして会社についてお昼になる前に仕事場に電話がかかって来たのです。 電話の先ではすぐに病院に来る様にと言っていました。恐れていたことが近づいているのを僕は知りました。 上司に許可をもらい、慌てて仕事場から病院に向かいました。 日中の時間の電車の数の少なさにイライラし、それでも慌てて病院に駆けつけたのです。 病室に向かうエレベータがいつもよりとてもゆっくり動いている様に感じました。 そしてようやくたどり着いた病室には母がベッドに横になり寝ている様に見えたのです。 昨夜から病状がまた悪化し、今は意識も無い状況だと分かりました。 そしてその日の夜20時前に母は天国に召されたのです。 あれから既に22年。 今日はその23回忌。僕はまた涙をこらえることが出来ませんでした。 そして、千恵さんのお母さんも一昨年の夏に亡くなっています。 あの強気だった彼女がお母さんを失ってかなりショックを受けていたのをまた思い出します。 少しそんな悲しみの中で彼女が優しさを取り戻すことを僕は願いました。

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