Ganmoくんの思い出話

ゴールデンウィークも終わってしまいました。

この連休中はぴーすけ君はどこにも連れて行ってもらえず、ちょっと機嫌が悪くなってしまいました。

時々、ぴのこちゃんを相手に、おしゃべりをしていましたが、何しろぴのこちゃんはお返事が出来ないので、ぴーすけ君も次第に諦めてしまって、しばらくするとぴのこちゃんにお話することはしなくなります。

でも、次の日になるとそんなことも忘れてしまって、またぴのこちゃんに話しかけるのです。

ぴのこちゃんはお返事が出来ない代わりに、態度で反応してくれます。ぴょんのぴーすけ君の膝の上に乗ったりして、膝の上でリラックスしたりして過ごします。

ゴールデンウィーク最後の日の日曜日の夜は、お父さんの膝の上でウトウトしていました。

ちょっと夜遅くまでお父さんのフルート演奏に付き合ったせいだと思います。

お父さんはパジャマに着替えて、ソファの上でのんびりしていたら、ぴのこちゃんがやって来て、お父さんの膝の上に乗っかりました。

ちょっと眠そうです。そして、お父さんがぴのこちゃんを撫でてあげると、すぐに目をつぶってウトウトし始めました。

こうなるとお父さんが困ってしまいます。せっかく気持ちよさそうに寝ているぴのこちゃんを起こしてはいけないし、でもいつまでもぴのこちゃんを膝の上に乗せたままじっとしていることも出来ないしで、しばらくはぴのこちゃんの好きなようにさせていましたが、そのうちに流石の優しいお父さんも疲れてしまって、ぴのこちゃんをいつもの寝床のところまで連れて行きました。

可哀想に、ぴのこちゃんは起こされてしまって、仕方なく自分の寝床の上でお休みしました。

そらちゃんは夜になると自分のカゴに毛布をかけてもらってお休みモードになっています。

それまでは色々おしゃべりをしていましたが、毛布をかけられてしまうと、観念したかのように静かになります。

でも、毛布をかけようとするとちょっと悲しそうな目をしてみるのです。まるで「まだ寝たくないよ！もっと遊びたい。」とでも言っているようです。

でもね、もう遅い時間だから今日は寝なさいとお母さんに言われて、おとなしくなるのです。

ゴールデンウィーク最後の日の夜はこうして暮れて行きました。

明日は雨みたいですね。でも明日また元気にぴーすけ君と遊んでね。そらちゃんとぴのこちゃん。