尺八とフルートの練習記 172024-03-03 15:18:16

先週はちょっと仕事が忙しく、週5日のうち4日仕事先に行って来ました。コロナ感染が始まって以降週これほど仕事場に行ったのはおそらく初めてです。体はすっかり在宅勤務に慣れきってしまっていたので、朝早く起きて支度をし、満員電車に揺られること約1時間半の毎日の旅は堪えました。

この週末はそんなため少し体を休めるようにして過ごしているのですが、また明日から仕事場に出掛けていくのかと思うとちょっと憂鬱です。

そんな気分を少し和らげてくれるのは、楽器の練習で、土曜日はちょっととある楽器屋さんのレンタルルームで尺八の試し吹きをしました。

ある尺八販売業者の方が1尺6寸の尺八の試し吹きを了承してくれて、その業者の方の指示でその楽器屋さんに行ったのですが、何だかたくさんの小部屋があって、まるでカラオケボックスか何かの様でした。その中の1部屋で今回初めて1尺6寸の尺八を試して来ました。

当然普通の尺八より短いので音が高くなりますが、極端に高い感じではありません。

フルートにも一般的なフルートの他に、アルトフルートとかバスフルートとかありますが、イメージ的にはフルートとピッコロがある様な関係かなと思いました。ただピッコロはフルートよりずっと高い音が出ると思うけれど、1尺6寸の尺八はそれほどでもありません。

管が短い分普通の1尺8寸に比べると指の間隔が狭くなっているので、それがちょっと違和感と言うか違いましたが、すぐに慣れて試し吹きは30分程度で終わりました。そして、結果的にはその尺八を買って帰って来たのです。

こうして並べてみると長さが良くわかりますね。

日曜日はよく晴れた良いお天気でしたが、体を休めたいと言う気でいたので、外出は控えてこの2本の尺八を吹き比べていました。そして発見したのですが、この楽譜の「川の流れのように」を1尺6寸管で吹くと結構いい感じだったのです。

まだ慣れていないので、8寸管に比べると間違いもしますが、でもこれはなかなか楽しそうです。

そもそも、2024年の初頭に「春の海」の尺八バージョンを聴いて、一度吹いてみたいなと思うようになり、師匠に聞いたら、6寸管で吹くのだと言われてちょっと1尺6寸の尺八に興味を持ったのです。まさかこんなに早くその6寸の尺八を手にすることになるとは予想外だったのですが、楽しみが増えたのでよしとしましょう。ちょっと想定外の出費だったのは痛いのですが、そんな訳で明日以降仕事も頑張って稼がなくてはなりませんね。

ところで、フルートですが、同じく先週は1週間全く練習が出来ませんでした。

土曜の夜に1週間ぶりにフルートを練習したら、最初はちょっと音出しに苦労してしまいましたが、すぐに体が思いだしてくれたみたいで、何曲か吹けました。最近お気に入りのリムスキーコルサコフもほぼミスなく吹けたので、嬉しかったですね。

ただ、肝心なフルート教室の課題曲がまだまだ不十分なのが気がかりです。ドニゼッティを頑張って練習しないと行けません。次回のフルートレッスンまでの間に練習を重ねて少し先に踏み出したいものです。

そのためにも、今週は少しでも在宅勤務の日が増えるといいのですけどね。確かに仕事場に行けば同僚たちと面と向かってコミュニケーションができるので、それはそれで大切なのですが、往復3時間以上の通勤時間を別の事に使えるのもとても重要だなと思っているので、出来れば出勤は週3回まで、在宅勤務は週に2回か3回にしたいものだなと思います。

そして、尺八はもちろんフルートももっと練習したいと思います。