かな課題提出2009-06-14 18:51:50

カナ2級課題作品

また今日も書道の話になってしまう。 今日かなの2級課題を提出しました。

課題は、 「柿の葉はいろづかずして落ちにけり にはかにふかき霜やいたりし」 という島木赤彦の句を散らし書きにするものです。

実は、昨日初めて練習しました。 一昨日の夜、会社の帰りに新丸ビルによって、鳩居堂で半紙と半切の用紙を買ってきたのです。 週末になんとか練習しなくちゃと思って、仕事帰りの疲れた中がんばってあのおしゃれな新丸ビルに寄ったのです。

昨日は、一枚だけ書けました。最初に漢字の4段の課題を練習したせいです。墨を摺るだけでもかなりの時間がかかります。手も痛くなって、それでも何とか墨を摺り終り、まず漢字4段の課題を2枚ほど書いてみました。既に4~5回目のチャレンジとなりますが、各文字が少し大きく、まだまだ提出できるレベルのものがかけたとは思えません。

少しあまった墨を使って、小筆のかなの課題を1枚書いてみたら、金曜日に買った半紙もなんとなく良いみたいで、思ったよりきれいに書けた気がしました。思わず昨日はこのまま出してしまおうかと思ったくらいでした。ただ気がかりだったのは、句の後半部分が半紙の左に少し寄り過ぎてしまって、名前を書いたら、すっかり名前にくっつきそうな状態だったことでした。よく見ると、最初の「柿の葉は」の字も少し大きすぎる感じがします。このため昨日は提出を断念。

さて、今日の午後、気を取り直し墨を摺り、4~5枚書いてみました。 昨日の反省に立ちながら、字は少し小さ目を心がけ、名前とあまりくっつかないように。 そしてできた気がしました。

早速提出して来たということです。 予定より2週間早い提出です。でも、これで合格すれば、次の1級に時間をかけることができますし、なんと言っても4段の漢字の練習に集中できると思います。

次の1級は島崎藤村の古城です。 小諸なる古城のほとり、雲白く遊子悲しむ・・・・・ このあまりに有名な詩を半紙に書くのです。

今から楽しみです。

そして、今年の最大の目標。それは気に入った半切作品を額装にして床の間に飾ること。来年の年初めはこの額装作品を楽しみたいと思っています。少し気が早いですが。

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