尺八とフルートの練習記 32023-09-10 13:58:25

台風が関東地方に向かって来ると言うので身構えていたら、なんだか太平洋上で低気圧に変わってしまったようで、雨の降った金曜日の翌日の土曜日は平穏な曇り空で始まりました。

その土曜日の午前中は隔週のCarlosとのレッスンで、彼と少し台風の話をしました。熱帯低気圧をスペイン語でなんと言うのか調べておいて彼に伝えると、それは何だ?みたいな反応で、確かに南半球で台風はないのだろうし、知らないよなと思いました。結局「台風は無くなってしまった。」(desapareció)と言うことで彼は理解しました。

さてそんなCarlosとのレッスンの後は何も予定もなく、いつものように尺八を取り出して、ロ(ろ)吹きから始めました。フルートの場合は先生から音階を吹く練習を教えて貰っていつも始めはその音階吹きから始めますが、尺八の場合も同じように、ロの音(レの音)で音出しをします。

ドイツ人の先生に教わったことがあるのですが、このロ吹き、虚無僧の人でロの音だけをひたすら吹くと言う事をする人がいるのだそうです。宗教的な意味合いもあるようで、それを真似する訳ではないけれど、ロの音から音出しをすると何となく落ち着く感じがするのです。

そして、一通り尺八の練習を終え、夕食後にフルートの練習を始めました。

先ずは音階の練習から始めて、その後最初に吹いた曲は毎度お馴染みの「歌の翼による幻想曲」フルートでは割と有名なこの曲を練習代わりに吹きました。何しろ音楽会の課題曲だったので、もう何回吹いたかわからないほど練習していますが、毎回毎回反省することばかりです。

そのあとは、「アルルの女のメヌエット」これもまたフルートでは定番の曲ですが、1年前に比べるとずいぶんまともに吹けるようになってきました。

この2曲を吹いた後は、ちょっと簡単なポピュラー系の曲を吹いてみて、最後に昨夜は当面の目標にしている「ハンガリー田園幻想曲」にちょっと挑戦して見ました。10分くらい掛かる長い曲なので、最初のさわりの部分をお試しに吹いてみただけなのですが、ちょっと練習してみたら、意外にも結構吹けるかもなんて思ってしまいました。これは今後定期的に練習してみる価値があるかもです。

さて、新しいフルートを求めて遠路はるばる試奏に行ってから1週間が経ちました。

未だに気になっているのですが、ちょっとポチっと言う訳にも行かないので、暫くは気持ちだけ昂らせているつもりです。そして今のヤマちゃんを大事にしてあげようと思っています。ヤマちゃん、浮気すると拗ねちゃうのでね。

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