フルートと尺八の練習記 72023-11-03 15:14:11

今日は文化の日。元を正せば明治天皇の誕生日です。そのせいとは限らないけど、朝から良いお天気です。

3連休の初日ですから、きっとどこかに旅行に行く人も多いんでしょうけど、僕にはこれと言って予定もなく、ただただ気分が乗ったと言うだけの理由ですが、祝日の朝早くに神社に参拝して来ました。

鬱蒼とした木々に覆われた場所に立つ由緒正しい神社です。なんだか境内に入っていくと凛とした空気に覆われていて、とても気持ちが引き締まり、朝からとても良いことをした気持ちになりました。

とても空気が澄んでいる感じで、境内で何度も深呼吸。体に溜まった悪い空気を全て吐き出して、新鮮な空気を吸い込んで体を清める。そんな気分でした。

そんな朝の神社参拝から帰って来て、午後になっていつもの様に尺八の練習を始めました。

まず手始めは、音出しです。今の師匠から習った音出しを何回か繰り返し、そしてその後いつもの曲を吹き始めました。

いつも、いつも同じ曲ばかり吹いていますが、でも繰り返すことで少しずつ上達できているような気がしています。

お気に入りの曲は、例えば「カラタチの花」「この道」と言った日本の曲。そして、「トロイメライ」「ガボット」と言った欧州の名曲ですが、特に後者の2曲はフルートでも吹ける曲なので、特に好んで練習しています。

基本尺八にはフルートの技法であるタンギングがありませんが、昨今尺八にもタンギングを使って吹くケースが出てきているそうで、以前の師匠からタンギングを教わりました。実はまだ必ずしも上手く尺八でタンギングが出来ません。なので、ガボットは結構吹くのが難しいのですが、日々練習してきて少しずつ上達しているんじゃないかと思えるようになって来たのです。

ところで、僕の好きなフルート奏者でジェームズ・ゴールウェイと言う著名なフルート奏者がいます。

この人がアンコール等で好んで吹くと言うアイルランドの民謡があるのですが、僕の大好きな曲の一つで、試しに僕もフルートで吹いてみたいと思い、楽譜を購入して吹いてみました。

ロンドンデリーの歌とか、ダニーボーイと言う名前で知られている名曲です。

数回吹いてみて、これを尺八でも吹けたら良いなと思うようになり、試しに尺八用の譜を書き足してみました。

本当は五線譜のまま尺八で吹けると良いのですが、なかなかそうも行かず、手書きで書き入れた譜を見ながら、何回か練習してみたら、これも少しずつ上達して来たなと感じています。

尺八、僕の吹いているのはいわゆる尺八の語源にもなっている一尺八寸の長さの尺八ですが、フルートよりもずっと音域が狭いので、一番高い音を出すのが精一杯なんですが、練習するうちにこれからも上達できそうだなと感じています。

ジェームズ・ゴールウェイの様に素晴らしい演奏は出来ませんが、フルートとはまた少し違った素朴な音がする尺八で、海外の名曲を吹くのはある意味で僕の楽しみになっています。

練習用に購入した尺八の教則本には、ニーノロータの映画音楽や、サイモンとガーファンクルが歌ってブレークした「コンドルが飛んでいく」みたいな曲も載っているので、そんな曲も時々吹いてみて楽しんでいます。

フルートの場合は、そんなポピュラーな曲ではなく、フルート吹きには有名な名曲を吹くのを目標にしています。いつか「ハンガリー田園幻想曲」と言った名曲を吹けるようになりたいと、それを目指しながらも少しずつ練習を重ねたいなと思う日々です。

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