ベルリオーズ2007-02-05 23:34:51

なんだか土曜日から妙にベルリオーズの幻想交響曲が気になって仕方がありませんでした。

それで、日曜日にCDから僕のiPodに入れて聴きました。

なぜ気になったのかと言うと、4楽章の断頭台への行進曲が気になったのです。何となく自分の今の状況にマッチしている気がして仕方がなかったのです。

随分久しぶりでした。 その昔、まだ学生の頃はこの曲はそんなに好きな曲でも何でもなかったのです。でも、少し年をとったら、案外面白い曲の様に感じています。

ちょっと逆なんですよね。若い頃はブルックナーやマーラー、そしてもしかしたらワーグナー、とにかく大編成の交響曲や管弦楽に心を惹かれる所がある様に思うのです。それが年を経ると割と編成の小さな曲とかに惹かれる気がします。これは僕だけの事なのかもしれないし、良く分からないけど。

でも、なぜかこのベルリオーズは、今、妙に惹かれています。特に行進曲は好きな楽章だな。ちょっとおどろおどろしい所もあるけど、勇ましく行進している様にも聴こえて、なんだか不思議と元気になるのです。断頭台に向かうのになぜ勇ましく行進出来るのか分からないけど。

さて、土曜日から少し鬱状態だったけど、今はだいぶ復活しました。 別にベルリオーズを聴いたせいでもないのだけど、でも、聴いたら今の僕と違うじゃないと言う風に思えて来て、それと、もう一つ大きな支えとなる事があったので、何とか復活しました。

でも、いつまで続くかなぁ。。。 精神的な面って随分色々な事に影響を受ける。

ところでベルリオーズ、結構おすすめします。元気のない人に