最近の週末のお楽しみ2022-06-12 17:38:10

今、隣でセキセイインコのそらちゃんが、「よしっ、そらちゃん」「こんにちは」とおしゃべりをしています。

この子は在宅勤務を始めて以来、ずっと仕事の席の隣にいて、時々こうしてお喋りをしてくれます。そして、どうして覚えたのか、「この景色は?」と言う変なセリフも覚えています。

週末、仕事のない時も仕事で座っている場所にいるとやはり隣で同じような事を時々おしゃべりします。我が家にはこの子の他にも2羽のインコがいますが、セキセイインコのこの子だけがお喋りをするので、他の子も可愛いけれど、この子は最近特に可愛く感じるようになりました。

インコって面白い鳥ですね。

さて前回は花の話題だったので、今回はちょっと自分の趣味のお話を少々。

これも、在宅勤務を始めて以降のお話ですが、約1年半前に、家の近所を散歩していてたまたま見つけた、「尺八教えます」の看板に触発されて尺八を習い始めました。

何気なく始めた尺八だったのですが、やって行くうちに面白くなって来て、週末はその練習をするのが楽しみになって来ています。土曜日も日曜日も日中から気が向いた時に尺八を取り出して練習します。

子供の頃学校で縦笛を音楽の授業で習いましたが、縦笛は単に吹けば音が鳴るのと違って、尺八はきちんと一定の部分に息が当たらないと音が出ません。でも、コツを覚えて音が出ると、結構簡単なので、ほとんど子供の頃の縦笛の感覚で吹けるので、とても気楽に吹ける楽器です。

僕は古い尺八独特の音に惹かれて始めたのではなく、割とポピュラーな曲も吹いてみたくて始めましたが、最近YouTubeで「りんご追分」を吹いているビデオを見て、当面の目標にしようと思いました。でも、あの境地に達するにはあと何年かかるかわかりませんけど。

音は出せても、思った音を出すのは必ずしも縦笛の様に簡単には行かないのです。

そして、尺八とともに今結構ハマっている楽器がこれです。

高校生の頃、一人独学で安いYamahaのフルートを買って来て吹き始めたのがきっかけで、大学に入って以降すっかり忘れていたのですが、尺八を始めて半年ほど経って、昔吹いたフルートを試しに吹いてみたくなって、部屋の片隅で埃をかぶっていたフルートをオーバーホールに出し、ちゃんと音が出るようになったのを確かめて、それ以降フルートの練習も始めてしまいました。

そして、昨年の夏頃、何気なくインターネットで見つけたもう一つのフルートを買って、今ではその新しい方のフルートで日々練習しています。

高校時代はムラがあって、毎日練習していた訳でもなく、気が向くとちょっとやっていた程度だったのですが、年が経ち年齢を重ねたせいか、高校時代の様な気まぐれがなくなり、結構真面目に練習しています。

ただ、所詮は自己流。誰かに習った訳でもなく、好きな楽譜を買ってみては、練習すると言う感じです。

でも、それでも結構楽しいのですね。フルートの目標は、フルートを吹く人なら多分誰でも知っている「アルルの女」と「ハンガリー田園幻想曲」が吹けるようになる事なのですが、特に後者は難易度が高いと思っています。

尺八とは縦笛と横笛の違いがありますが、同じ笛とは言いながら、西洋楽器のフルートと日本の伝統的な尺八とは奏法も違うし、指使いも違います。尺八は首を振って音を揺らすと言うのが特徴ですが、フルートはビブラートと言う奏法があって、尺八ではある意味禁じ手なのですね。結構フルートの癖がついてしまうとまずいので、それだけ意識して気をつけて二つの楽器を楽しく練習しています。

この2つの楽器を練習する様になって、感じたのはやっぱり尺八の方がフルートより難しそうだと言うことです。

何しろ、尺八は基本5つの穴しかありません。それでもって西洋音楽で言うところのドレミファソラシドの音だけでなく♯や♭の音まで出すので、運指と息を吹き込む角度の違い(メリ音、カリ音と言いますが)でそれをコントロールしないと行けないので、難しい訳ですよね。

今は「川の流れのように」を楽しく練習しています。残念ながら人に聞かせるレベルではありませんけど、、、