思わぬ3連休の初日のお話2024-07-15 10:28:59

今日は海の日。朝からどんより曇っていたと思ったら、時々雨が降ってきて、残念な連休最終日になりました。思えば昨日もあまりお天気は芳しくなかったし、せっかくの連休だったと言うのに、お天気に恵まれず、今日で休みも終わると思うとちょっと寂しい気持ちになっています。

そして、この連休は土曜日の初日からちょっと思わぬ展開になって、なんだか先行きを暗示するような1日になってしまいました。

土曜日の朝、いつものように散歩に出て、道端で咲いていた綺麗な朝顔を見つけて、気持ち良い朝のWalkingから帰ってきて、少し休憩していると、会社のインド人の同僚からチャットが入って来たのです。

土曜日だと言うのに、何かやってくれと言ってくるのかと思って少し身構えて返事をすると、ちょっと緊急事態なので話を聞いてくれと言うのでした。その後すぐにチャットからCallがかかってきて話を聞くと、なんと今警察にいると言うのです。そして、説明を聞くと、なんと痴漢行為の疑いをかけられて、警察で事情聴取を受けているんだと言うのでした。

すぐに、その警察署の係官が会話に出て、状況を説明してくれたのですが、誰かそのインド人を迎えに行かなくてはいけないのだと言うのです。身元を保証する人が必要だと言うことでした。インド人からは、申し訳ないけれど来てくれないかと言われ、ちょっと困惑しました。何しろその警察署と言うのが静岡県の警察だったからです。でも、そのインド人に頼る人もおらず、何しろインドから出張で来ている身で、日本語もできないし、その上痴漢の疑いまでかけられて、だいぶ参っているのが感じられました。

一旦、その会話を中断し、後で行くか行かないか考えて返事をすると言って切った後、しばらく考えたのですが、やはり同じ会社で働く同僚が困っているのに放っておくこともできないだろうし、誰も行かなければ彼はそのままずっと警察に拘束されたままになる可能性があるので、思い切って迎えに行くことにしました。

該当の警察署の係の人に、迎えに行くことを伝え、お昼頃に家を出て、ひとまず東京駅に向かいました。

何しろ静岡なので、のぞみは止まらないので、駅で調べるとひかりで一度静岡まで出て、そこからこだまに乗り換えていくルートが一番早いことがわかりました。実に4〜5年ぶりに東海道新幹線に乗車し、静岡駅まで出て、掛川の駅まで向かったのですが、何しろ久しぶりの新幹線だったもので、だんだん気分は旅行に行くような、そんな明るい気分にもなって来て、目的地は警察署ではあるものの、何か悪いことをしたわけでもないので、久しぶりの新幹線の旅をちょっとだけ楽しんでいました。

そして、ついた掛川の駅。ここにはローカル線の1両編成の気動車が止まっていたりして、ますます旅行気分の様な少し明るい気持ちになっていました。

このローカル線の電車を見ていたら、いつか暇を見つけてこんなローカル線の旅をしてみたいななんて思っていたのです。

とは言え、目的地にちゃんと行かなくてはいけません。携帯で目的の警察署の係の人に電話をすると、駅まで迎えに来てくれると言うのでした。

過去に、もうずいぶん昔ですが、運転中に一時停止違反をしてしまったことがあり、そこにたまたまパトカーがいたので、切符を切られ、その際にパトカーに乗ったことはありましたが、今回は何も悪いことはしていないけれど、覆面パトカーに乗って、2名の警察官に見守られて当該の警察署に行きました。そして生活安全課と言うところのベンチに座って、待たされることおよそ20分ほどで、必要書類に署名捺印をしてくれと言われ、それからまた15分ほどして、拘束されていたインド人の同僚が出て来ました。

少ししょぼくれてはいましたが、思ったよりは元気だったので、少し安心して、彼をタクシーに乗せてまた駅まで戻り、掛川の駅から、僕は東京に戻り、彼は大阪に向かいました。

なぜそんな疑いをかけられてしまったのか、彼の口から話を聞きましたが、ちょっとした不注意で彼が疑いをかけられるような無意識の行いをしたのだと知りました。あとは警察の取り調べで、その結果警察がどのような判断をするかにかかっていますが、相手側の主張もあるでしょうが、彼の言うことも聞いてあげて、公平な判断がされることを願うばかりです。

と言うわけで、連休初日の土曜日は半日が思わぬことで丸潰れになり、ちょっとした小旅行をした感じの1日でした。インド人は今回の日本への出張期間にこの休みを使って大阪と京都を見てくるつもりだったのが、一日無駄になりましたが、残る2日を楽しんでもらえるといいなと思った次第です。

それにしても、この日はお陰でフルートの練習も尺八の練習も出来ずに終わり、それだけが心残りの1日でした。何しろフルートの発表会は近づいているし、日曜日には尺八のレッスンも予定されていたので、ちょっと痛い1日でした。

唯一のポジティブな思いは、気の毒なインド人をサポートしてあげられたと言う、言ってみれば自己満足だけは出来たなと言う思いです。