3.11のドナドナの話 ― 2025-03-12 10:37:09

この週末はちょっと京都に遊びに行って来ました。
たまたま知った京都の禅寺の建仁寺で、双龍の天井画が公開されていると言うので、ぜひ一度見てみたいと思って、土曜日の朝に出発して、その日の午後その双竜を見学して来ました。
ほとんど事前知識も無く行ったのですが、いざ目にしてみるとそのあまりの素晴らしさに、感動して涙が出そうになりました。これはとても良いものを見たと、大感激して日曜日の夕方帰って来たのです。
その帰りですが、初めて京都の駅の中を少し散策して来ました。京都駅ビルが凄いことになっていることは、知ってはいましたが、今回初めてその中に足を踏み入れて、その壮大さに驚きました。そして、ビルで言うと何階になるのか分かりませんが、一番上の階まで登ってみると、京都の街がかなり一望出来て、この日本でも貴重な古都の景観が大きく変わって行っているのを実感しました。まさか古の都人は京の都がこんなになるとは想像もできなかっただろうなと思います。
ただ、京都のいいところは貴重な昔からの景観も大切に守られている事で、やっぱり何度来ても良いなと思いつつ後ろ髪を引かれて帰って来たのです。
建仁寺に行ったのも大正解でしたし、その日の夜は京都のおばんざいを頂きました。とても充実した良い週末を過ごさせてもらいました。願わくば、せっかくの禅寺に行ったので、尺八をあの場で吹けたらきっといいだろうなと思いましたが、それは叶わぬ夢ですね。
そして、昨日はもう14年目になると言う3.11でした。
この日は、3本持っているフルートの内の1本を買取してもらおうかと思って、業者の来るのを待っていたのですが、午前中にその業者がやって来たので、このフルートを見てもらいました。
思えば、フルートを再開するにあたり中古で購入したヤマハのフルートですが、もう3年以上練習してきた愛機なので、とても愛着があったのですが、かといってプロの奏者でもないのに、フルートを3本も持っていても仕方ないだろうと思い、意を決して業者を呼んだのです。査定の結果は最初5万円を提示されました。僕の期待値には及ばなかったので、検討すると言ったら、上司に相談すると言って、もうちょっと上乗せした値段を提示されました。
後ろ髪を引かれたのは事実ですが、止むなくと言うか、仕方ないと思い決断して買取してもらいました。
そんな訳で、この愛機はすでに僕の手を離れて「ドナドナ」されて行ってしまいました。(泣)
そしてこの日は約1年半前に買ったムラマツのフルートでいつものようにシュターミッツのコンチェルトを練習し、3.11なので「花は咲く」を演奏して練習を終えました。
僕にとっての3.11の14年前は色々な事が起きた年でもあり、当時の事を思い出したらなんとも言えない気持ちになりました。何よりも、転職をしたり、あの日の夜、寒い中を東京六本木から自宅のある千葉県を目指して歩いた記憶が蘇りました。
「花は咲く」を吹きながら、そんな感慨に浸り、去っていった愛機のフルートの事や、京都の旅の事やらを思い出しつつ、僕の14年目の3.11が終わりました。
たまたま知った京都の禅寺の建仁寺で、双龍の天井画が公開されていると言うので、ぜひ一度見てみたいと思って、土曜日の朝に出発して、その日の午後その双竜を見学して来ました。
ほとんど事前知識も無く行ったのですが、いざ目にしてみるとそのあまりの素晴らしさに、感動して涙が出そうになりました。これはとても良いものを見たと、大感激して日曜日の夕方帰って来たのです。
その帰りですが、初めて京都の駅の中を少し散策して来ました。京都駅ビルが凄いことになっていることは、知ってはいましたが、今回初めてその中に足を踏み入れて、その壮大さに驚きました。そして、ビルで言うと何階になるのか分かりませんが、一番上の階まで登ってみると、京都の街がかなり一望出来て、この日本でも貴重な古都の景観が大きく変わって行っているのを実感しました。まさか古の都人は京の都がこんなになるとは想像もできなかっただろうなと思います。
ただ、京都のいいところは貴重な昔からの景観も大切に守られている事で、やっぱり何度来ても良いなと思いつつ後ろ髪を引かれて帰って来たのです。
建仁寺に行ったのも大正解でしたし、その日の夜は京都のおばんざいを頂きました。とても充実した良い週末を過ごさせてもらいました。願わくば、せっかくの禅寺に行ったので、尺八をあの場で吹けたらきっといいだろうなと思いましたが、それは叶わぬ夢ですね。
そして、昨日はもう14年目になると言う3.11でした。
この日は、3本持っているフルートの内の1本を買取してもらおうかと思って、業者の来るのを待っていたのですが、午前中にその業者がやって来たので、このフルートを見てもらいました。
思えば、フルートを再開するにあたり中古で購入したヤマハのフルートですが、もう3年以上練習してきた愛機なので、とても愛着があったのですが、かといってプロの奏者でもないのに、フルートを3本も持っていても仕方ないだろうと思い、意を決して業者を呼んだのです。査定の結果は最初5万円を提示されました。僕の期待値には及ばなかったので、検討すると言ったら、上司に相談すると言って、もうちょっと上乗せした値段を提示されました。
後ろ髪を引かれたのは事実ですが、止むなくと言うか、仕方ないと思い決断して買取してもらいました。
そんな訳で、この愛機はすでに僕の手を離れて「ドナドナ」されて行ってしまいました。(泣)
そしてこの日は約1年半前に買ったムラマツのフルートでいつものようにシュターミッツのコンチェルトを練習し、3.11なので「花は咲く」を演奏して練習を終えました。
僕にとっての3.11の14年前は色々な事が起きた年でもあり、当時の事を思い出したらなんとも言えない気持ちになりました。何よりも、転職をしたり、あの日の夜、寒い中を東京六本木から自宅のある千葉県を目指して歩いた記憶が蘇りました。
「花は咲く」を吹きながら、そんな感慨に浸り、去っていった愛機のフルートの事や、京都の旅の事やらを思い出しつつ、僕の14年目の3.11が終わりました。
久しぶりの京都旅行 ― 2024-09-10 13:10:48

この週末、土日の二日間で京都に行って来ました。
もうかれこれ5年ぶり位の京都旅行でした。何しろコロナ騒動が始まって、旅に出る事も躊躇われ、少し落ち着いてからも何度かチャレンジしたものの、どうも都合が合わずに、そんなこんなでいつの間にか5年も京都に行ってなかったのです。
割と子供の頃から京都は好きでしたが、海外から帰国して以降日本の文化にとても惹かれるようになり、書道を始めてみたり、その後も尺八を吹くようになるなど、日本の文化に益々心惹かれる様になっています。
ただ、今回の京都旅行は僅か1泊2日の旅だったので、残念ながらあまり色々回ることは出来ませんでした。
9月初旬、真夏の猛暑から少し解放されるかなと思っていたら、想像以上に暑くて、さすがに暑さに負けそうになりました。そんな訳で今回の旅では天龍寺だけがメインの訪問先になってしまいました。
何しろ、東京を出たのは9時半頃ののぞみで、お昼少し前に京都駅に着き、一旦宿泊するホテルに荷物を預け、その後お昼を食べてから出かけたので、天龍寺に着いたのは1時半過ぎで、まさに猛暑の真っ只中でした。
やはり京都は暑かったというのが第一印象になってしまいました。
とはいえ、今回目的にしていたこの龍が見られたのは最高の思い出になりました。
そして、もう一つの目的はこの達磨でした。
この天龍寺は、学生の頃にも来たことがなく、何しろ初めての訪問だったので、感激も一入。あの暑ささえなかったらもっと良かっただろうなと、この時期に京都に行った事を後悔すると言うか、もっと良い季節にもう一度来ようと心に決めました。
こんな場所できっと尺八が吹けたら感激するんだろうなと思いましたが、そんな夢見たいな事はまあ置いておいて、この次行くとしたら、10月か11月、または5月頃が良いかなと、すでに次の京都行きを模索しています。
ただ、京都だけでなく、奈良も好きなので、次回行くことが出来れば、3泊くらいして京都と奈良の二つを回ってみたい気もしています。
そんな日がいつ来るかな、、、でもそれほど遠い日ではないと思っています。
もうかれこれ5年ぶり位の京都旅行でした。何しろコロナ騒動が始まって、旅に出る事も躊躇われ、少し落ち着いてからも何度かチャレンジしたものの、どうも都合が合わずに、そんなこんなでいつの間にか5年も京都に行ってなかったのです。
割と子供の頃から京都は好きでしたが、海外から帰国して以降日本の文化にとても惹かれるようになり、書道を始めてみたり、その後も尺八を吹くようになるなど、日本の文化に益々心惹かれる様になっています。
ただ、今回の京都旅行は僅か1泊2日の旅だったので、残念ながらあまり色々回ることは出来ませんでした。
9月初旬、真夏の猛暑から少し解放されるかなと思っていたら、想像以上に暑くて、さすがに暑さに負けそうになりました。そんな訳で今回の旅では天龍寺だけがメインの訪問先になってしまいました。
何しろ、東京を出たのは9時半頃ののぞみで、お昼少し前に京都駅に着き、一旦宿泊するホテルに荷物を預け、その後お昼を食べてから出かけたので、天龍寺に着いたのは1時半過ぎで、まさに猛暑の真っ只中でした。
やはり京都は暑かったというのが第一印象になってしまいました。
とはいえ、今回目的にしていたこの龍が見られたのは最高の思い出になりました。
そして、もう一つの目的はこの達磨でした。
この天龍寺は、学生の頃にも来たことがなく、何しろ初めての訪問だったので、感激も一入。あの暑ささえなかったらもっと良かっただろうなと、この時期に京都に行った事を後悔すると言うか、もっと良い季節にもう一度来ようと心に決めました。
こんな場所できっと尺八が吹けたら感激するんだろうなと思いましたが、そんな夢見たいな事はまあ置いておいて、この次行くとしたら、10月か11月、または5月頃が良いかなと、すでに次の京都行きを模索しています。
ただ、京都だけでなく、奈良も好きなので、次回行くことが出来れば、3泊くらいして京都と奈良の二つを回ってみたい気もしています。
そんな日がいつ来るかな、、、でもそれほど遠い日ではないと思っています。
京都と奈良への想い ― 2023-11-23 17:18:45

ちょっといつもと違ったタイトルですが、勤労感謝の日の今日、朝から時々参拝している神社に行って来ました。
我が家からは車で行かないと行かれない距離にあるので、往復したら3時間くらいかかりましたが、お気に入りの神社の一つなんです。
まだ11月だから、七五三のお参りに来ている親子連れがたくさんいて、着物を着せられた子供たちがなかなか可愛いかったです。
もちろん僕の目的はそんな七五三参りの子供を見に行くことではありません。時々お参りして、今後の健康とか、仕事の事とかを祈願して来るのが目的です。
オランダから帰国してもうはや何年になるでしょうか。帰国して以降、暫くの間また戻りたいと言う気持ちを強く持っていましたが、一方で自分はヨーロッパ人ではないと言う自覚も強くなり、果たして自分のルーツというか、祖国である日本の文化にどれだけ関わっているんだろうかと思うようになりました。
例えば欧州の人は自国の文化にとても誇りを持っていると思うのですが、果たして自分はどうなんだろうか?とか、外国人に自国の文化をどこまで話してあげることができるだろうかとか、そんな事を思う様になったのです。
それがきっかけで、帰国後書道を始めました。最初はへたっぴだった僕もだんだん満足できる作品が書けるようになり、気に入ったものを額装したり軸装したりして残すことも出来ました。
そして出会ったのが尺八です。3年ほど続けて来ましたが、まだまだ練習が必要だと自覚してはいるものの、それなりに吹ける曲も出てきて、最近は少し別の曲を吹いてみたいと思う様になりました。
まあ、海外から来られた人に自慢して吹いて聴かせるレベルではまだありませんが、でもいつかきっと人に聴いてもらっても良いレベルにしたいと思い、日々練習していると言うわけです。
そんなわけで、最近特に京都や奈良に行ってみたいと思う様になりました。別に尺八を持っていって吹こうと思っている訳ではありません。ただ、日本が誇る仏像だったり、彫刻だったり、建築物だったり、庭園だったりを見て気持ちを落ち着かせ、そして少しでも尺八の研鑽の参考にしたいとも思っているのです。
特に好きなのがこの写真の三十三間堂です。内部は撮影禁止なので、この写真は自分で撮ったものではありませんが、近いうちに是非また行きたいと思っています。
そして、奈良が好きなのは大仏様もそうですが、鹿たちに会いたいなと思うのです。そして、奈良公園を散策して寺社を巡り見て歩きたい、そんな気持ちが特に強くなって来ました。
最近は外国人の観光客が大勢押しかけて、大変な混雑の様ですが、オフシーズンにちょっと行かれたら良いなと思います。
ところで、日本文化や日本の古都の話になりましたが、海外も大好きなので、できれば来年にも欧州旅行にも行ってみたいですね。行くとしたらやっぱりオランダと僕の好きなスペインですかね。プラド美術館にまた行きたいなと思っています。
我が家からは車で行かないと行かれない距離にあるので、往復したら3時間くらいかかりましたが、お気に入りの神社の一つなんです。
まだ11月だから、七五三のお参りに来ている親子連れがたくさんいて、着物を着せられた子供たちがなかなか可愛いかったです。
もちろん僕の目的はそんな七五三参りの子供を見に行くことではありません。時々お参りして、今後の健康とか、仕事の事とかを祈願して来るのが目的です。
オランダから帰国してもうはや何年になるでしょうか。帰国して以降、暫くの間また戻りたいと言う気持ちを強く持っていましたが、一方で自分はヨーロッパ人ではないと言う自覚も強くなり、果たして自分のルーツというか、祖国である日本の文化にどれだけ関わっているんだろうかと思うようになりました。
例えば欧州の人は自国の文化にとても誇りを持っていると思うのですが、果たして自分はどうなんだろうか?とか、外国人に自国の文化をどこまで話してあげることができるだろうかとか、そんな事を思う様になったのです。
それがきっかけで、帰国後書道を始めました。最初はへたっぴだった僕もだんだん満足できる作品が書けるようになり、気に入ったものを額装したり軸装したりして残すことも出来ました。
そして出会ったのが尺八です。3年ほど続けて来ましたが、まだまだ練習が必要だと自覚してはいるものの、それなりに吹ける曲も出てきて、最近は少し別の曲を吹いてみたいと思う様になりました。
まあ、海外から来られた人に自慢して吹いて聴かせるレベルではまだありませんが、でもいつかきっと人に聴いてもらっても良いレベルにしたいと思い、日々練習していると言うわけです。
そんなわけで、最近特に京都や奈良に行ってみたいと思う様になりました。別に尺八を持っていって吹こうと思っている訳ではありません。ただ、日本が誇る仏像だったり、彫刻だったり、建築物だったり、庭園だったりを見て気持ちを落ち着かせ、そして少しでも尺八の研鑽の参考にしたいとも思っているのです。
特に好きなのがこの写真の三十三間堂です。内部は撮影禁止なので、この写真は自分で撮ったものではありませんが、近いうちに是非また行きたいと思っています。
そして、奈良が好きなのは大仏様もそうですが、鹿たちに会いたいなと思うのです。そして、奈良公園を散策して寺社を巡り見て歩きたい、そんな気持ちが特に強くなって来ました。
最近は外国人の観光客が大勢押しかけて、大変な混雑の様ですが、オフシーズンにちょっと行かれたら良いなと思います。
ところで、日本文化や日本の古都の話になりましたが、海外も大好きなので、できれば来年にも欧州旅行にも行ってみたいですね。行くとしたらやっぱりオランダと僕の好きなスペインですかね。プラド美術館にまた行きたいなと思っています。
遠くへ行きたい ― 2023-08-26 16:59:44

8月も残すところあと1週間余りになりました。例年だったらそろそろ秋めいて来て、秋の虫の声が聞こえて来そうな時期ですが、今年は猛暑が続いています。
そんな中、この8月は仕事が割と忙しく、ほぼ毎日勤務先に通っていますが、ちょっとこの暑さには参りますね。家から最寄りの駅まで歩くだけで、汗がじっとりと身体中に滲んで来て、とても不快だし、暑さがなかなか落ち着かないし、冷房の効いた電車の中にいても暫くの間は暑さがひかず、東京駅に着く頃やっと落ち着くのですが、そのまま乗っていることも出来ずに、さらに先へと向かいます。
そんな通勤時に東京駅のホームから隣に停まっている新幹線が見えました。
この新幹線はどこにいく新幹線でしょうか?長野や金沢とかに行く車両でしょうか?もう何年も新幹線に乗って旅行に行くなんて事をしていないので、よく分かりませんが、見ていたらとても旅愁を感じました。
このまま通勤電車に乗って仕事に行くより、このまま新幹線に乗って、ちょっと遠くに行ってみたいですと思いました。
そう言えば、旅行自体ももう1年以上出ていません。去年は一度だけ福島方面に行くチャンスがあったのですが、今年はどこにも出られず、毎日家で仕事をするか、仕事場に出かけるか、週末でもちょっと車に乗って出かけることはあっても、一度那須方面に行ったのみでそれ以外にどこかに出かけることもなく、じっと辛抱しています。
この新幹線の車両を見ていたら、ふと函館に行ってみたくなりました。
もちろん新幹線でです。
北海道にはもう何年行ってないでしょうか。6〜7年前に一度仕事で札幌に行きましたが、日帰りでした。こう暑いと北海道はいいだろうなと思うのですが、どうやら今年は北海道も暑い様ですね。
とは言え、函館に行って美味しい海鮮でも食べて帰ってくる、そんな短い旅行でもいいから、ちょっと行ってみたくなりました。
尺八の練習をしていて、時々吹いている曲に「遠くへ行きたい」と言う曲があるのですが、新幹線の車両を見ながらそんな曲も思い出しました。
その日、家に戻ってからYouTubeで懐かしいジェリー藤尾が歌うこの曲を聴いたら、さらに旅愁が掻き立てられ、いつかきっと函館に行こうと心に決めました。出来れば来年にも。
そらちゃん、コザクラちゃんと羽衣ちゃんに尺八の遠くへ行きたいを吹いて聴かせましたが、彼らは全く反応しませんでしたけどね。
ところで、彼らは僕が練習で吹いているフルートや尺八の音をどんな風に聞いているのか、とても興味がありますが、嫌がっている風はないので、きっと楽しんでくれていると思うことにしています。
何しろ小鳥はとっても歌が好き、母さん呼ぶのも歌で呼ぶって歌がありますからね。そして、フルートの音は割と小鳥の鳴き声に近いのか、鳥の声を感じさせるフルートの曲もありましたよね。
そんな中、この8月は仕事が割と忙しく、ほぼ毎日勤務先に通っていますが、ちょっとこの暑さには参りますね。家から最寄りの駅まで歩くだけで、汗がじっとりと身体中に滲んで来て、とても不快だし、暑さがなかなか落ち着かないし、冷房の効いた電車の中にいても暫くの間は暑さがひかず、東京駅に着く頃やっと落ち着くのですが、そのまま乗っていることも出来ずに、さらに先へと向かいます。
そんな通勤時に東京駅のホームから隣に停まっている新幹線が見えました。
この新幹線はどこにいく新幹線でしょうか?長野や金沢とかに行く車両でしょうか?もう何年も新幹線に乗って旅行に行くなんて事をしていないので、よく分かりませんが、見ていたらとても旅愁を感じました。
このまま通勤電車に乗って仕事に行くより、このまま新幹線に乗って、ちょっと遠くに行ってみたいですと思いました。
そう言えば、旅行自体ももう1年以上出ていません。去年は一度だけ福島方面に行くチャンスがあったのですが、今年はどこにも出られず、毎日家で仕事をするか、仕事場に出かけるか、週末でもちょっと車に乗って出かけることはあっても、一度那須方面に行ったのみでそれ以外にどこかに出かけることもなく、じっと辛抱しています。
この新幹線の車両を見ていたら、ふと函館に行ってみたくなりました。
もちろん新幹線でです。
北海道にはもう何年行ってないでしょうか。6〜7年前に一度仕事で札幌に行きましたが、日帰りでした。こう暑いと北海道はいいだろうなと思うのですが、どうやら今年は北海道も暑い様ですね。
とは言え、函館に行って美味しい海鮮でも食べて帰ってくる、そんな短い旅行でもいいから、ちょっと行ってみたくなりました。
尺八の練習をしていて、時々吹いている曲に「遠くへ行きたい」と言う曲があるのですが、新幹線の車両を見ながらそんな曲も思い出しました。
その日、家に戻ってからYouTubeで懐かしいジェリー藤尾が歌うこの曲を聴いたら、さらに旅愁が掻き立てられ、いつかきっと函館に行こうと心に決めました。出来れば来年にも。
そらちゃん、コザクラちゃんと羽衣ちゃんに尺八の遠くへ行きたいを吹いて聴かせましたが、彼らは全く反応しませんでしたけどね。
ところで、彼らは僕が練習で吹いているフルートや尺八の音をどんな風に聞いているのか、とても興味がありますが、嫌がっている風はないので、きっと楽しんでくれていると思うことにしています。
何しろ小鳥はとっても歌が好き、母さん呼ぶのも歌で呼ぶって歌がありますからね。そして、フルートの音は割と小鳥の鳴き声に近いのか、鳥の声を感じさせるフルートの曲もありましたよね。
大自然の中で楽器を演奏するってなんだか楽しそう ― 2023-01-22 16:22:11

この週末、土曜日は今年になって初めての尺八のレッスンがありました。
師匠が変わってこれで3回目のレッスンになりましたが、前回からいわゆる尺八の古典の曲を練習するようになり、ちょっと戸惑いながら昨日もレッスンを受けました。
そもそも五線譜を基本に音楽を教わり、自己流ながら五線譜をベースにフルートを吹いたりしてきましたが、尺八の古典の譜は、これまで習った尺八の譜面からも少し違う感じがしていて、どの様にその譜を読んで吹いたら良いのかイマイチわからない為に困惑していると言う感じです。
しかも、尺八独特の技法が至る所にあり、その技法の運指がなかなか覚えにくいので、昨日師匠の家に行くまではギブアップ状態でした。
やむなく、恥を忍んでもう一度始めから聞き直して、もう一度始めから練習して見たのです。
ようやく少しわかってきたけれど、このまま放置しているとまた忘れてしまいそうです。
練習にとても良い曲だと言われて始めた曲ですが、これをマスターするにはかなり練習が必要だなと思います。
ところで、この写真は尺八と全く関係がありませんが、この週末散歩をしていて、どこかに出かけたくなって、思い出したのが奥入瀬渓谷でした。
ここに行ったのは3年前だったか、4年前だったかなのですが、今年もし十和田湖から奥入瀬渓谷に行かれたらいいなと思いました。
昨日、尺八の師匠にどのくらいの頻度で尺八を吹いているかと尋ねられ、実はほぼ毎日練習していると答えたのですが、そしたら、それはとても良いと言われました。
そう言われると、今度はそれがプレッシャーになり、毎日練習しないわけには行かなくなりましたが、どこかに旅行に行ったら尺八持参で行くしかないかなと思い始めています。
例えば仮に奥入瀬渓谷に行かれたとして、奥入瀬で尺八を吹いたらどういう事になるだろうかと、ちょっと想像して見ています。
きっと吹いている本人としては、気持ちが良いのでしょうが、同じく奥入瀬渓谷でハイキングしている観光客の人からは不評を買うだろうなと思うのです。
では、仮に師匠並みに上達したらどうでしょうか?そんなことも妄想して見たのですが、果たして歓迎されるのか、それとも大自然の静寂を汚すとして大顰蹙なのか、ちょっと考えてみたら面白いなと感じています。
最も大自然の静寂と言っても、渓谷なので、水の音が鳴り響いて、滝があるところはかなり騒々しいと感じられなくもありませんが、水の流れが割と穏やかな場所だと、確かに自然の音しかないので、そんな場所に尺八の音が鳴り始めたらちょっと嫌われるかもしれませんね。
でも、別に奥入瀬渓谷でなくても良いので、もしかしたら、人のあまり来ないような自然の中で尺八を吹いたら、気持ち良いかも知れませんね。
そんな機会があると良いですね。
そうそう、尺八だけでなく、フルートもほぼ毎日の様に練習しているので、フルートも大自然の中で吹いて見たいと思っています。
全く人が来ない所だったら、恥ずかしいという気持ちもなくなるし、気持ちよく吹けるだろうなと思っています。
師匠が変わってこれで3回目のレッスンになりましたが、前回からいわゆる尺八の古典の曲を練習するようになり、ちょっと戸惑いながら昨日もレッスンを受けました。
そもそも五線譜を基本に音楽を教わり、自己流ながら五線譜をベースにフルートを吹いたりしてきましたが、尺八の古典の譜は、これまで習った尺八の譜面からも少し違う感じがしていて、どの様にその譜を読んで吹いたら良いのかイマイチわからない為に困惑していると言う感じです。
しかも、尺八独特の技法が至る所にあり、その技法の運指がなかなか覚えにくいので、昨日師匠の家に行くまではギブアップ状態でした。
やむなく、恥を忍んでもう一度始めから聞き直して、もう一度始めから練習して見たのです。
ようやく少しわかってきたけれど、このまま放置しているとまた忘れてしまいそうです。
練習にとても良い曲だと言われて始めた曲ですが、これをマスターするにはかなり練習が必要だなと思います。
ところで、この写真は尺八と全く関係がありませんが、この週末散歩をしていて、どこかに出かけたくなって、思い出したのが奥入瀬渓谷でした。
ここに行ったのは3年前だったか、4年前だったかなのですが、今年もし十和田湖から奥入瀬渓谷に行かれたらいいなと思いました。
昨日、尺八の師匠にどのくらいの頻度で尺八を吹いているかと尋ねられ、実はほぼ毎日練習していると答えたのですが、そしたら、それはとても良いと言われました。
そう言われると、今度はそれがプレッシャーになり、毎日練習しないわけには行かなくなりましたが、どこかに旅行に行ったら尺八持参で行くしかないかなと思い始めています。
例えば仮に奥入瀬渓谷に行かれたとして、奥入瀬で尺八を吹いたらどういう事になるだろうかと、ちょっと想像して見ています。
きっと吹いている本人としては、気持ちが良いのでしょうが、同じく奥入瀬渓谷でハイキングしている観光客の人からは不評を買うだろうなと思うのです。
では、仮に師匠並みに上達したらどうでしょうか?そんなことも妄想して見たのですが、果たして歓迎されるのか、それとも大自然の静寂を汚すとして大顰蹙なのか、ちょっと考えてみたら面白いなと感じています。
最も大自然の静寂と言っても、渓谷なので、水の音が鳴り響いて、滝があるところはかなり騒々しいと感じられなくもありませんが、水の流れが割と穏やかな場所だと、確かに自然の音しかないので、そんな場所に尺八の音が鳴り始めたらちょっと嫌われるかもしれませんね。
でも、別に奥入瀬渓谷でなくても良いので、もしかしたら、人のあまり来ないような自然の中で尺八を吹いたら、気持ち良いかも知れませんね。
そんな機会があると良いですね。
そうそう、尺八だけでなく、フルートもほぼ毎日の様に練習しているので、フルートも大自然の中で吹いて見たいと思っています。
全く人が来ない所だったら、恥ずかしいという気持ちもなくなるし、気持ちよく吹けるだろうなと思っています。
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