苦戦中の楽器練習2024-06-30 14:45:26

6月も今日で終わり、明日から2024年の後半に移ります。今日は朝からどんよりとして、いかにも梅雨の1日。しかもジメジメしていて、蒸し暑く、朝少し散歩をしてきたら、すっかり汗にまみれてしまいました。

でも今年前半を無事に過ごせた事をお礼に近所の神社にお参りして、今年後半も良い日々が過ごせるようにとお願いして来ました。

そんな今日は、これから尺八のレッスンに行って来ます。

師匠が欧州に演奏旅行に行っていたので、約3週間ぶりのレッスンになりますが、今挑戦している恋慕流と言う曲、この3週間練習した成果を見せたいところだったのですが、時間が経つにつれて、すっかり忘れてしまいました。今日はやむを得ないので、先生にもう一度ポイントを聞いて体に染み込ませるしななさそうです。

果たしてどんなレッスンになるでしょうね。

そして、もう一つの課題曲はフルートのドニゼッティ。こちらも苦戦中です。もうかれこれ半年以上練習していると言うのに、全く進歩していない様な気がして、なんだかガックリしています。

何しろ発表会が8月なので、焦るばかりですが、どうなることやら。

今夜も、尺八から帰ってから、次はフルートの練習に打ち込まないと行けませんが、どこまで頑張れるでしょうか。。。

フルートオーケストラの体験記2024-06-09 22:27:13

日曜日の今日は、ちょっと朝から曇り空、余り快調な朝ではなかったので、今日予定していたフルートのコンサートにもなんとなく気持ちが重くなる朝になっていました。

でも、そうは言ってもせっかく買ったチケットですから、行かないという選択肢は全くなかったので、お昼過ぎにコンサートの会場に向かいました。

最近週末に東京都心に向かうことが余りなくなっていて、そんな状況と今日のお天気が少し僕の心にネガティブな思いを起こしていたのかもしれません。

でもとにかく電車に乗って、東京四谷というか紀尾井町に向かいました。

これは、フルートの先生からもらったコンサートの案内のチラシのコピーです。この金先生というフルートの先生は名前は聞いたことはありましたが、具体的なことは何も知らなかったのですが、自分のフルートの先生がこの方に師事していたという事は、間接的にこの亡き金先生の指導を受けることになるのかなと思いつつ、会場に着きました。

何しろフルートだけのオーケストラと言うので、弦楽器も金管楽器ももちろん打楽器も無いわけで、果たしてフルートだけでどれだけオーケストラのもつ音の厚みが出せるのだろうかと半信半疑でもありました。とにかく興味だけはあったので、聴きに行こうと思ったわけなのですが、自分の中ではそれほどの期待値はなかったのかも知れません。

そんな中、いざ演奏が始まってみると、ちょっといきなり大きな感動が襲って来ました。想定していなかった音の厚みを感じたのです。

フルートというと一般的には、ソプラノ系の音のフルートなのかなと思うのですが、このオーケストラでは普段余り聴く機会のないアルトフルート、バスフルート、コントラバスフルートと言うとても珍しいと言って良いようなフルートの音がとても印象的だったのだと思います。

今日はこのコンサートに行って本当に良かったなと思いました。

そして何はともあれ、自分の先生が演奏をしている姿を見るのも格別な感じでした。

自分のフルート1本だけでは、あのような音の厚みを出すことは不可能ですが、今日はこのコンサートを聴いてますますフルートの練習に励もうと思ったコンサートになりました。

そして、コンサートが終わり帰宅するために、すぐ隣のホテルに足を踏み入れるとこんな側が翻っていました。

これは、日本では余り見る機会のない旗だと思いますが、おそらくこの国のVIPが来日しているのだと思います。5つの青い星が翻るこの旗を見たら、なんだかまた少し元気をもらいました。この国は僕には思い出深い国なのです。

お天気はなんだかどんよりの1日でしたが、終わってみると少し元気をもらえた1日になったかなと思います。

小鳥の病院と楽器練習のお話です2024-05-12 16:10:11

最近はすっかり尺八とフルートの事ばかり綴っていますが、ちょっと久しぶりにインコのお話からしたいと思います。

先月小鳥専門の病院に我が家のセキセイインコを連れて行きました。都内の病院なので、通勤電車に混じって鳥籠を乗せていくのも気がかりだったので、車に載せて行って来ました。

昨年、体の羽を抜いてしまう症状があって、気になったので連れて行ったら、ストレスにより羽抜きだと言われて、仕方なく見守ってきたら、さらに酷くなってしまい、今ではすっかり翼の下の羽毛がなくなってしまいました。先生は昨年も診てくれた先生だったので、その点には全く触れなかったのですが、今回病院に連れて行った理由は、男の子なのに蝋膜の色がブルーから茶色に変色してしまい、癌の心配があったからです。診断の結果は、まだ深刻な癌に罹っているとは言えないとの事だったので、少し安心したのですが、先生曰く右の翼の骨がかなり脆くなっているとの事でした。骨折の可能性があるとの事だったので、その日家に連れて帰ってからしばらくはカゴから出さずに大人しくさせていました。

でも、本人は痛そうにすることもなく、至って元気そうだったので、今はとにかく様子見状態です。

一方、家にはもう1羽セキセイインコがいて、先生にその事を伝えたら、今度連れて来なさいと言われました。

羽衣セキセイなのですが、セキセイインコに変わりはなく、セキセイは結構弱いらしいのです。だから、もう少ししたら今度はこの子を連れてまた小鳥の病院に行く事になると思います。この子も至って元気そうなので、あまり心配はしていませんが、何か病気を持っていたら可哀想なので、診てもらう事にしています。

さて、話題は変わって、楽器の練習のお話ですが、GW中の尺八発表会が終わり、この週末はその後初めての尺八レッスンに行きました。

一先ず、これまで練習してきた曲は一区切りついたので、次はどんな曲に挑戦することになるのか、気になっていたのですが、師匠が選んだ曲は「恋慕流」と言う曲でした。曲名からして何だかロマンチックなイメージがありますが、若かりし頃の記憶をなんとなく思い出して吹いてみようかと思います。

何しろ1時間弱のレッスンで、この曲の全てを知ることは出来ませんので、これからレッスンを受けるたびに少しずつ上手く吹けるようになるよう頑張ろうと思います。

そして、尺八の次はフルートの発表会があります。これからは少しフルートの練習に重点を置いて、このDONIZATTIの曲を練習しないといけないので、昨夜も少し頑張ってみました。この黄色くマーカーをしたパートで毎回苦労しているので、この部分がスムーズに吹けるように繰り返し練習しています。

昨夜は比較的すんなりこの部分を吹くことが出来て、自分でも「あれっ!」と思いました。少しずつ上達しているのかな、なんて錯覚をしてしまいそうです。

でも、面白いもので、山は登ると最初はキツくても登り切ったらだんだん楽に感じるようになるのですね。これまで練習して苦労して来た曲が、今では割とすんなり吹けるようになっているので、きっとこの山も登りきったら少し楽に感じるようになるかも知れません。

だから、たとえ発表会で少しミスをしても、恥をかいても頑張ろうと言う気になるのかも知れませんね。

家のインコ達の事を考えつつも、趣味の世界にももう少し力を入れられたらいいなと思うこの頃です。

それにしても「恋慕流」かぁ。タイトルにはあまり深い意味はないのかも知れませんが、恋慕の情なんて遥か昔の思い出のようですが、今でもたまに好きだった人の事を思い出して、恥ずかしながらちょっと感傷的になる事があるのも確かです。きっと誰にもそんな思い出の一つや二つあるでしょうけど。。。

人生初の尺八発表会でした2024-05-06 17:17:30

昨日の子供の日に尺八の発表会があって、人生初の尺八演奏デビューをして来ました。

僕の出番は午後でしたが、朝から会場の設営等の準備があると言うので、家を朝8時前に出て会場に行きました。

都内の某所にある会場は比較的小さな演奏会場で、おそらく普段はこんな和楽器の発表会ではなく、もっとポピュラーな演奏だったりに使われる会場なんだろうと思いました。

昨年の夏はフルートの発表会デビューをして、今回は初の尺八でした。そのため朝からとても緊張して朝の音合わせでは全く音が出なくなり、絶望的な気分になっていました。

それでも、来てしまった以上は逃げることも出来ません。何回も深呼吸を気持ちを落ち着かせ、なんとか音が出るようになった後、会場で演奏が始まったのを尻目に一人楽屋で課題曲の試奏を続けていました。

そして、そのうちお昼になり、主催された事務局のお弁当を食し、少しずつ落ち着いて来たのか、だんだんそこそこ良い音が出るようになりました。

そして、予定より少し早く、14時頃に出番がやって来て、楽屋から舞台の袖に移動したら、またまた極度の緊張がやって来ました。

僕の前の演奏者が終わり舞台の袖に戻って来られて、舞台が暗くなると、伴奏をして頂くお箏の先生に続いて舞台に上がったのですが、この時はもう緊張もピークになっていました。

そして、僕の紹介のアナウンスが流れ、舞台が明るくなり、一礼をして演奏を始めたその時、最初の出だしの音が自分には極度に不満だったために、一旦演奏をやめて、改めて仕切り直してイントロの部分から演奏を再開したのです。

かなり恥ずかしかったのですが、でも一瞬の間に自分で判断してしまったので、なんとか気を取り直し、改めて箏の伴奏の先生と目で合図をしてから演奏を始めました。やり直したらなんとか上手く吹けそうな気になって、最後まで吹き通し、およそ3分程度の短い演奏でしたが、無事に終えることが出来ました。

思えば昨年のフルートと同じ?少しはフルートより上手く吹き終わったかなとも思えたので、演奏が終わった時は心からホッとしましたね。

こうして人生初の尺八演奏会が終わりました。そして、今回が人生初の和服デビューでもありました。

本当は紋付と袴が良かったのですが、僕は紋付も袴も持っていないので、この日は気長しスタイルでしたが、初の和装もなかなかだったかなと勝手に思っています。次回までには袴も手に入れておきたいなと思います。

ただ課題は着付けです。まだ自分一人で着物を着る自信がないので、どこかで着付けを習いたいなと思うのですが、どこかにないかなぁ。。。

この日の演奏会の最後は箏と尺八の先生の演奏でした。

フルートでも吹く曲の動物の謝肉祭の白鳥と、もう一曲は尺八の演奏家であり作曲もされる人の曲の演奏でした。

それにしても、このお箏の先生の伴奏で尺八初演奏できたなんて、実はとてもラッキーだったんだなとこの演奏を聴きながら思いました。

「ありがとうございました。」心の中でもう一度この先生にお礼をしましたが、出来ればまた来年お願いしたいですね。

いよいよ発表会です2024-05-04 16:29:14

GWの後半が始まり既に二日目。今とても緊張しています。と言うのも尺八の発表会が迫っているからです。

人生初の尺八発表会。果たしてどんな事になるのやら、不安でいっぱいです。

思えば、昨年の夏、これも人生初のフルートの発表会に出て、緊張しまくってなんとか演奏したけれど、自分としては散々な出来でした。初めてにしては良かったと慰められたけれど、本人はしばらく落ち込んでいた?!いいえ、次の発表会に向けて意欲を燃やし始めていたのです。

不思議な事に、終わってみたら、次はもっと緊張せずに落ち着いて吹けるんじゃないかと思ったのでした。

さて、尺八も同じような事になるのでしょうか?それとも上手く吹けなかった時はガックリと項垂れて、もうやめようと思うのでしょうか?後者にならないことを祈るばかりです。

そして、この休みの二日間は特に頑張って練習しました。でも、吹けば吹くほどになんだかなぁと言うミスも出てしまって、やっぱり楽器の難しさを感じます。特に緊張すると頭に血が上って、楽譜もまともに見えなくなるのが困るのです。そして運指も怪しくなってしまうのです。

そんな邦楽初挑戦ですが、ちょっとお付き合いもあってこのCDを最近買いました。尺八、箏と三弦ですが、邦楽の面白さは、箏や三弦で歌を歌うことがある事です。それが一つの魅力に聴こえるので、聴くまでは聞きなれない曲でも、なんだかとても親しみを感じます。まるで西洋音楽のギターのように弾き語りがあるのが面白く感じます。

5月なって、すっかり我が家の花も散ってしまい、まさに新緑が鮮やかな季節になって来ました。

この花がこの春に咲く最後の花になりそうです。そして、悲しいことに花が散った後庭のあちこちで雑草が生えて来ました。そろそろ雑草を抜くことを考えないと、庭がちょっとしたジャングルになってしまいそうです。

今年は、そんな庭の雑草に隠れて野鳩がやってきて、草の中にいました。居心地が良いのでしょうか、もう3日くらいいます。

尺八の発表会が終わって、ひと段落したら雑草を抜く事を考えようと思います。

さあ、それにしてもこの連休後半はとても緊張した日々を過ごしているなぁ。。。頑張れるかなぁ。。。