桜の咲く週末に2024-04-07 17:10:18

この週末はちょっと曇り空で、なんだかどんよりした感じがして、せっかく咲いたソメイヨシノがなんだか少しどんよりムードに染まっている感じがします。それでも日曜日の今日は少し晴れ間も見えて、だいぶ暖かくなりました。近所の桜が咲く公園に行ってみたら、呉座を引いて花見を楽しんでいる家族連れがいました。何だか楽しそうでした。

そんな光景を眺めていたら、自分もちょっと花見をしながらお酒でも飲んで、この短命な花を愛でてみたいなと思いました。

そんな週末、この2日日中は尺八の練習に頑張りました。5月の初の発表会がだんだん迫って来ていて、だいぶプレッシャーを感じています。その為、課題曲のリンゴ追分と雲井獅子を練習しました。頑張って練習してきたおかげで、自分一人で吹いている時は、以前に比べてかなり上達したなと実感することが出来るようになって来ました。特に琴古流の古典、雲井獅子は少しはらしく聴こえるようになった様に思います。そして、リンゴ追分の方も時々間違えてしまうのはちょっと難点なのですが、だいぶ音が良くなった様に思います。

そして、夜は雨戸を閉め切って、なるべく音が外に漏れないようにしてフルートの練習を重ねました。フルートの発表会は8月の予定ですが、課題曲のドニゼッティのソナタの練習を重ねました。もうかれこれ2〜3ヶ月になると思いますが、どうしても難しいフレーズがあって、始めたばかりの頃に比べるとだいぶ良くなったとは言え、まだまだだなと個人的に思っています。

フルートの方はもっともっと練習しないといけないなと思います。

さて、そんな週末の日曜日、公園で花見をしている人達を見て、何だかちょっと花を見ながらフルートや尺八を吹いてみたくなりました。フルートで吹くとしたら「花は咲く」ですね。東北の震災の曲という事になっていますが、その歌詞を見ると何だかとても自分自身に問い掛けたい感じがする曲だと思っています。

ドニゼッティの課題曲を練習しながら、ちょっと気分転換にリムスキーコルサコフのインドの歌やこの花は咲くを吹いたりしているのですが、吹けば吹くほど良い曲だなと感じています。

難易度から言うとドニゼッティに比べるとずっと吹きやすいですが、優しいそうに見えても難しい部分もあると思うので、ドニゼッティだけでなく、こうした一見優しそうな、でも美しい曲も時々練習を兼ねて吹いてみたいなと思っています。

ソメイヨシノはこの週末で終わりだろうと思いますが、この先また色々な花が咲いて来ると思うので、そうした花を愛でつつ、尺八やフルートを吹いてこの春を楽しもうと思っています。

そして、本当は花見をしながら尺八も吹いてみたいなと思うのですが、よく晴れた日に青空の下で尺八を吹いたら、きっと割れてしまう気がするので、金属製の尺八出ない限りは無理だろうなと思っています。

でも、青空の下で上手く曲が吹けたらきっと気分もいいでしょうね。

風邪をひいてしまいました〜2024-04-03 12:03:35

3月になって以降寒い日だったり、ちょっと暖かい日だったりがあったせいか、3月最終週からちょっと体調が悪くなって、そのおかげで月に2回のフルートのレッスンを休む羽目になりました。

無理してでも行こうかとも思ったのですが、風邪の症状で咳き込んだりするし、先生に迷惑をかけることにもなるので、結果的にはスキップして良かったのだと思います。

おかげで、ここ1週間あまり、尺八もフルートも思ったほど練習が出来ていなくて、少しヤキモキしていました。

3月は僕の誕生月でもあったので、自分へのご褒美でちょっと旅行に出てみたのですが、その帰りは何ともなかったのに、帰ってきて2日ほどしたら、体がみょうに気怠くて、これまでの経験でこれは風邪をひいたなと思ったのです。

その旅行でせっかく美味しいものを食べて来たのにと、風邪を自覚した時はちょっとがっかりでした。

そして、在宅で仕事をしていた時にちょっと尺八を吹いてみたら、息が十分に出せず、苦しくなってしまったので、諦めて大人しく寝床の中に潜ってひたすら体調の回復を待ったのですが、思ったよりも時間がかかり、4月になってようやく少し動けるようになり、仕事場に出かけたりしています。

とは言えまだ磐石ではなくて、時々咳き込むことがあります。とにかく今は早く全快したいと思います。

昨夜は、ちょっとフルートを取り出して、課題曲やその他の曲を吹いてみました。

何しろ1週間近くフルートを手にしていなかったので、ちょっと一抹の不安を感じながら練習したのですが、どうやら以前と同じように吹くことができたので、昨夜は安心して休むことが出来ました。

尺八の方も、不安を感じながら吹いてみたら、思ったより調子良く音が出せたので、これで一安心です。発表会が来月に迫って来ているので、なるべく練習時間を増やしたいのですが、仕事の方もあるのでなかなか十分な練習時間の確保が出来ず、ちょっとイライラしてもいます。

演奏旅行に出ていた師匠も4月なって日本に戻って来るので、少し練習の成果を見せないと行けないので、だんだんプレッシャーを感じています。

そんな訳で仕事場に行かない日、在宅勤務の時には、暇な時間を見つけては尺八練習とフルート練習に励みたいなと思います。

どちらも課題曲はすでにほぼ決まっているので、その曲を練習するだけなのですが、ただ、同じ曲ばかりだと少し飽きても来るので、ちょっと別な曲も試したいと思っています。

今特に吹いてみたいと思っているのは、フルートによるピアソラの「ブエノスアイレスの冬」と言う曲です。ピアソラの曲は好きな曲が何曲かあるのですが、今は特にこのブエノスアイレスの冬にハマっています。

まだ楽譜自体を持っていないので、楽譜を探していますが、通勤電車の中でこの曲を聴きながら、イメージを頭の中で描いたりしています。早く楽譜が欲しいですね。

2本の尺八とフルート2024-03-23 16:09:25

春分の日も過ぎて、寒さもひと段落かなと思いきや、なんだかこのところ寒いです。来週はもしかして桜の開花宣言があるのかもと言う気もしますが、この寒さで桜も遅れるのじゃないかと思います。春はもうすぐそこまで来ていると言うのに、ちょっと足踏みしている様ですね。

そんな春分の日の翌日、その日は仕事場に行く必要がなかったので、在宅で仕事をしていたのですが、例によってちょっと暇を見つけて尺八の練習をしました。



1尺6寸の尺八を思わず買ってしまったのが、3月初めだったのですが、あれからおよそ3週間。毎回1尺8寸の方を練習してから、6寸管もおまけで練習しているのですが、ちょっとこの時はいつもと違う感じがしたのです。その違う感じと言うのは、なんだかいつもと音が違って聞こえたのです。いつもより気持ちよく音が出たと言う感じでした。そして、いつもよりとても綺麗な音がした様に感じました。

これってもしかして少しずつこの6寸管に慣れてきた証拠ではないかと思いました。

そして、その日以降6寸管を吹くととても良い気分になる様になって来ました。

もちろん、8寸管の練習も頑張っています。8寸管の方も日によって微妙に音が違う気がするのですが、でも時々とても気持ち良く吹ける時があるのですね。そんな時はとても気分が良くて、何か清々しい気持ちになれるのです。面白いものですね。

残念なのは、6寸管にぴったりの曲の楽譜がないので、8寸管の楽譜から気に入ったものを吹くだけだと言うことです。そのうち、6寸管にピッタリな曲を見つけたいものです。

そして、一方のフルートですが、フルートも今は2本のフルートで練習しています。昨年買ったH足部管のフルートは、もう一つのC足部管のものより1音低い音が出せます。その分管が少し長くなっていてキーも多くなっています。そして、僕のH足部管のフルートはリングキーと呼ばれるもので、一部のキー(穴を塞ぐフタ)に穴が空いています。買ったばかりの頃は慣れなかったのか、このキーの穴を完全にふさげずに音が出なかったりしましたが、今はだいぶ慣れて来ました。また一番低い音もなかなか出せなかったりしたのですが、最近はそれもだんだん直って来ました。

では、このH足部管の物だけで練習していれば良い様にも思いますが、もう一つのC足部管のものにも愛着があって、時々こっちで練習しています。不思議と時々このC足部管のものでとても響く良い音が出せたりするものだから、ちょっと捨て難いと言うか、尺八の時と同じくとても良い気分にさせてくれるのです。

C足部管のフルートは一番初心者向けのものだと思いますが、キーに穴が空いていない、カバードキーと呼ばれるもので、穴が無い分穴から息が漏れて音が出ないという事もありません。その分気楽に吹ける気もします。

まだまだ、ムラがありますが、でもこのまま練習を続けていけばきっともっと上手く慣れそうな、そんな気がするのですね。

さて、これらの2本の尺八と2本のフルートで、しばらく頑張ろうと思います。

ただ、ネットを見ていると様々な尺八とフルートの画像が勝手に出てくるので、気持ちを動かされないように、なるべく見ない様にしています。

春が来てフルート練習に力が入る?!2024-03-16 11:52:35

この週末、お天気は朝から晴天で気持ちの良い朝でした。週末だと言うのに朝6時には起きて、隔週のCarlosとのスペイン語レッスンの前にひと歩きしてきたので、良い気分で午前中を過ごすことが出来ました。

そして、庭先には今年初めての花が咲きました。

どこにでも咲いている花かも知れませんが、我が家の庭先に咲いた花はこれが今年初めての花だったので、とりわけ愛しく感じます。もう春の足音がくっきり聞こえる季節になったんだなと感じます。

これから3月末から4月初めにかけてボタンの花や桜が咲き始めるのがとても楽しみになってきました。

そう言えばもう随分昔にオランダで買ったチューリップの球根が今も芽を出し始めています。もう何年も花を咲かせることはなかったので、おそらく今年も花を咲かせることはないだろうけど、生命の力を感じさせてくれます。本当はまた球根を買って来て庭に埋めたいところですが、最近はそんな庭いじりをすることがとんと無くなってしまいました。

さて、そんな春の足音を感じる季節ですが、今週は久しぶりにフルートのレッスンがありました。

今回も8月に予定されている発表会の課題曲になりそうなドニゼッティのソナタを練習して来ましたが、いかんせんおよそ一月ぶりのレッスンだったので、初めのうちはちょっと緊張したのか上手く音が出せなくなって困惑しました。

家では毎日とは言わずとも週に4回くらいは練習を重ねていても、いざ人前で吹くとどうもダメですね。緊張しているんだろうと思います。

それはともかく、今回もいくつか先生から指摘を受けて、とても良いレッスンだったと思います。

帰宅後、本当は忘れないうちに復習を兼ねて練習したかったのですが、夜はついついお酒を飲んで食事をするので、すっかり時間が遅くなり、その日は復習の時間を取れず終わってしまったのが残念でした。

でも気を取り直し、翌日はじっくり1時間以上吹いて先生から指摘されたことを修正しようと試みましたが、果たしてどれだけ出来ているかは、また次回のレッスンで確認することになるんだろうなと思います。

このドニゼッティは、冒頭の部分はそれほど難しくないんだろうと思いますが、一部にかなり早いパッセージでいかにもフルートと言う感じの部分があります。そこの部分の指使いと早い動きがまだまだ不完全なので、それももっときちんと吹けるようにするのが課題だと思っています。

この日の練習はムラマツのフルートを使いました。先生とのレッスンではYAMAHAのフルートを使っているのですが、どっちも気に入っているのですが、若干ムラマツの音の方が気に入っているかも知れません。でも、YAMAHAのフルートもちゃんと吹けるととても良い音がするなと思っています。なので、当面この2本のフルートを使いながら練習していこうと思います。

流石にずっと一つの曲、それもまだ完璧にと言うか、ちゃんと吹けない曲ばかり吹いていると、ちょっと飽きてくるので、この日は3月11日のことを思いながら「花は咲く」を吹いてその日の練習を終えたのですが、この曲を吹いていたら13年前の事が色々思い出されてきて、ちょっと目頭が熱くなりました。

あれから、何度か福島県を旅したりしましたが、また少しでも福島の復興に貢献できるようにちょっと福島にまた旅したくなりました。今は石川県も大変ですが、何も出来ないのに出かけていくのはどうかと思うので、石川に行くのはもう少し先のことになりそうかな。

とにかく、この週末は時間もあるので、またフルートと尺八も練習を重ねようと思います。そしてドニゼッティが完璧に吹けるようになることを目指します。

尺八とフルートの練習記 172024-03-03 15:18:16

先週はちょっと仕事が忙しく、週5日のうち4日仕事先に行って来ました。コロナ感染が始まって以降週これほど仕事場に行ったのはおそらく初めてです。体はすっかり在宅勤務に慣れきってしまっていたので、朝早く起きて支度をし、満員電車に揺られること約1時間半の毎日の旅は堪えました。

この週末はそんなため少し体を休めるようにして過ごしているのですが、また明日から仕事場に出掛けていくのかと思うとちょっと憂鬱です。

そんな気分を少し和らげてくれるのは、楽器の練習で、土曜日はちょっととある楽器屋さんのレンタルルームで尺八の試し吹きをしました。

ある尺八販売業者の方が1尺6寸の尺八の試し吹きを了承してくれて、その業者の方の指示でその楽器屋さんに行ったのですが、何だかたくさんの小部屋があって、まるでカラオケボックスか何かの様でした。その中の1部屋で今回初めて1尺6寸の尺八を試して来ました。

当然普通の尺八より短いので音が高くなりますが、極端に高い感じではありません。

フルートにも一般的なフルートの他に、アルトフルートとかバスフルートとかありますが、イメージ的にはフルートとピッコロがある様な関係かなと思いました。ただピッコロはフルートよりずっと高い音が出ると思うけれど、1尺6寸の尺八はそれほどでもありません。

管が短い分普通の1尺8寸に比べると指の間隔が狭くなっているので、それがちょっと違和感と言うか違いましたが、すぐに慣れて試し吹きは30分程度で終わりました。そして、結果的にはその尺八を買って帰って来たのです。

こうして並べてみると長さが良くわかりますね。

日曜日はよく晴れた良いお天気でしたが、体を休めたいと言う気でいたので、外出は控えてこの2本の尺八を吹き比べていました。そして発見したのですが、この楽譜の「川の流れのように」を1尺6寸管で吹くと結構いい感じだったのです。

まだ慣れていないので、8寸管に比べると間違いもしますが、でもこれはなかなか楽しそうです。

そもそも、2024年の初頭に「春の海」の尺八バージョンを聴いて、一度吹いてみたいなと思うようになり、師匠に聞いたら、6寸管で吹くのだと言われてちょっと1尺6寸の尺八に興味を持ったのです。まさかこんなに早くその6寸の尺八を手にすることになるとは予想外だったのですが、楽しみが増えたのでよしとしましょう。ちょっと想定外の出費だったのは痛いのですが、そんな訳で明日以降仕事も頑張って稼がなくてはなりませんね。

ところで、フルートですが、同じく先週は1週間全く練習が出来ませんでした。

土曜の夜に1週間ぶりにフルートを練習したら、最初はちょっと音出しに苦労してしまいましたが、すぐに体が思いだしてくれたみたいで、何曲か吹けました。最近お気に入りのリムスキーコルサコフもほぼミスなく吹けたので、嬉しかったですね。

ただ、肝心なフルート教室の課題曲がまだまだ不十分なのが気がかりです。ドニゼッティを頑張って練習しないと行けません。次回のフルートレッスンまでの間に練習を重ねて少し先に踏み出したいものです。

そのためにも、今週は少しでも在宅勤務の日が増えるといいのですけどね。確かに仕事場に行けば同僚たちと面と向かってコミュニケーションができるので、それはそれで大切なのですが、往復3時間以上の通勤時間を別の事に使えるのもとても重要だなと思っているので、出来れば出勤は週3回まで、在宅勤務は週に2回か3回にしたいものだなと思います。

そして、尺八はもちろんフルートももっと練習したいと思います。