たまには温泉にでも2025-10-11 17:15:14

伊豆高原からの眺望
何やら台風がやって来ている様で、今日は朝から雨模様。薄暗いなんともすっきりしない天気ですが、奄美諸島とか伊豆諸島とかは強風の吹く荒れた天気になるようで、気がかりです。

そんなお天気ではありますが、先週の週末にはちょっと伊豆に行って来ました。

たまには温泉に浸かって、美味しいものを食べ、リラックスしたかったからです。

伊豆のオーベルジュに泊まって、フレンチを頂き、そして久しぶりの温泉に浸かって癒されて来ました。

先週末も土曜日は天気がイマイチで、伊豆に着くと本格的な雨が降っていて、おかげで温泉に浸かることしか出来なかったのですが、目的は温泉ですから、それほどお天気は気になりませんでした。それより、車で行ったせいで、東名高速の渋滞にはまり、運転疲れしてしまって、この日はちょっと重労働でしたね。

そして、ディナーはフレンチに舌鼓。僕はお気に入りのカモのコンフィをいただきました。

このオーベルジュにはこれまで3回ほど訪れた事があって、ほぼ毎回このカモのコンフィを頂いています。僕のお気に入りです。ごちそうさまでした。

翌朝は、前日の雨も止み、伊豆の空は晴れて、遠くに太平洋も望める絶景でした。

こんな絶景の中、ちょっとフルートや尺八を吹いてみたいなと思ったのですが、残念ながら、どちらの楽器も持参していません。

でも、きっと気持ちいいだろうなぁ、なんて思いました。ぜひ一度チャレンジしてみたいものです。

さて、伊豆の旅から帰って来て、月曜日からまた仕事生活に戻ったら、なんだかすっかりフルートを練習する気力が抜けてしまって、今週は全く練習せずにいました。

そして、昨日の金曜日。ようやく気持ちがフルートに向いたので、夕食後いつものように音出しから始めて、シュターミッツのコンチェルトを吹いてみたら、なんとも気持ちが良くなって、時間の経過を忘れて練習していました。不思議なもので、いつの間にか9時になり、近所からのクレームが来ないようにと練習をやめたのですが、やっぱり僕はこの楽器が好きなんだなとつくづく思いました。

好きこそ物の上手なれと言いますが、上手と言えるかどうかは別にして、でもまあ素人なりにそこそこではあると思いますが、ただ、まだまだ練習しないと人に聴いてもらえるレベルでないことも自覚しているので、改めて頑張ろうという気になったのです。

今週は思わず練習をサボりましたが、今週はまた改めて頑張ろうと思います。

那須高原に行ってみました2025-07-27 12:12:21

那須の山々
連日の猛暑で、どうやら軽い熱中症になってしまったのか、木曜日は体がだるく、ボーッとして、頭痛もしたので発表会目前ながら月に2回のフルートレッスンを休む羽目になりました。

翌日の金曜日は、テレワークで少し家で体を休めながら仕事をし、夜も早めに休んだせいか、土曜日にはなんとか体調も回復したようでした。なので、ちょっと車で那須まで行って見ました。

実は2年ほど前に、フラッとやはり那須に行って見たのですが、那須に何があるのかと言うと、ちょっと気になるワイナリーがあるのです。

何しろ那須と言えば御用邸。きっと涼しいんじゃ無いかと期待もして朝からクルマで行ってみると、全然涼しくない。これはとても期待はずれだったけれど、でも、お目当てのワイナリーは期待通りだったので、満足でした。

土曜日はお天気も良く、おそらく30℃はあったと思いますが、でも高原の風景はとても気晴らしになりました。

格別ワイン好きと言う訳ではないのですが、たまにはワインも良いかも知れません。そのワイナリーではバーベキューもやっていて、ちょうどお昼時だったので、アルコール飲料なしで、バーベキューを楽しんで来ました。

まるでベジタリアンメニューと思えるような野菜いっぱいのバーベキューで、何しろ新鮮な野菜ばかりだったので、野菜だけでもとても美味しいバーベキューでした、ソーセージが2本ちょっとおまけの様にのっていましたが、もしかしたら、肉なしでも良かったのかもと思うほどでした。

車の運転があるので、アルコールが飲めないのがちょっと残念ではありましたが、まあ、お昼からアルコール飲んだらもうその日は何も出来なくなるので、昼からのアルコール飲料はお正月くらいに限定しています。

それにしても、こんな高原でフルートと尺八が吹けたらどんなに良いかなと思いました。

大自然の中で、周囲に気を使うこともなく、思い切って吹けたらもしかしたら腕も上がるんじゃないかと思いました。

ちょっと、季節が悪かったのかもしれませんが、もしかしたら9月以降少し涼しくなって、湿気もなくなってきたら、高原で演奏してみたいものですね。

6月に裏磐梯に行った時、ホテルのロビーに置いてあったグランドピアノを見て、このピアノ伴奏で吹いてみたいと思ったものですが、秋の高原もきっと良いでしょうね。

那須に限らず、どこか自然がいっぱいの高原に別荘でもあれば良いのですが、残念ながらそんな別荘持ちでは無いので、たまに行く旅先で吹けると良いでしょうね。

旧知の友との会話2025-06-08 18:43:34

この日曜日は、もう知り合って20年にもなるCarlosとのオンラインの会話と言うか、レッスンというかの時を過ごしました。

Carlosはニュージーランドに住んでいるチリ人で、かれこれもう10年以上オークランドで英語や彼の母国語のスペイン語を教えながら生活しています。

そもそも彼に出会ったのはオランダなのですが、そこで約2年近く一緒にスペイン語のレッスンをしてもらっていたのですが、ある時突然オーストラリアに行くと言って去っていったのです。

それから5年以上の間、彼とは全く音信不通状態だったのですが、ある時突然FBの友達申請が来て、それ以来彼との友人関係というか師弟関係というかが続いています。

今日は、先々週から僕が始めた日本語教師の話をしました。僕の生徒はガーナから来たばかりの日本語初心者で、全く日本語ができないので、英語で説明しながらレッスンをしているのですが、Carlosはもう長いこと言語の教師生活をしているので、いろいろ話を聞いてくれました。

そして、その後は先週遊びに行った裏磐梯の話をしました。

彼は一度も日本に来たことがないので、日本のイメージは東京の様な大都会のことだけしかなく、裏磐梯の写真を見せながら、五色沼のハイキングコースの事や、そのハイキングコースに熊が出ることを話たら、ちょっと驚いていました。

当日は、僕もそのハイキングコースを歩いてみようと思った事。しかし天気が悪く、道が泥濘んでいたこと、そして熊が出る可能性があることを話したのです。

五色沼周辺の地図を見せたら、そのハイキングコースにちょっと関心を持ったみたいでしたが、熊にはとにかく驚いた様でした。

ニュージランドには熊はいないのかと聞いたら、ニュージーランドに自然は多いものの、危険な動物はいないとの事でした。蛇もいないと言っていたので、今度は僕が驚いたのですが、確かにニュージーランドのイメージは僕の中ではペンギンで、確かにあまり危険な動物のイメージがありませんでした。

普段、Carlosとの会話は、彼が僕に送ってくるスペイン語の記事を読んで、それについて話をするパターンだったのですが、今日はフルに会話をしたので、だいぶ勉強になりました。

ずいぶん長いこと彼と会話をする週末が続いていますが、これが無くなったら、僕にはスペイン語を話すチャンスがなくなるので、この関係はずっと続けたいなと思っています。これからも良い関係を続けられたらなと思います。

そして、今日はもう一つ、尺八のレッスンがあり、何回も続けてレッスンを受けてきた課題曲の「一二三鉢返しの調」を一旦卒業することになりました。まだ不十分だけど、そろそろ次の曲に行く機会だとのことでした。次回からは、「瀧落としの曲」という曲を練習します。全くどんな曲か分からないのが不安ではあるけれど、ちょっと楽しみです。

そして、来週はいよいよ新しい先生とのフルートレッスンも予定されているので、これからもドキドキワクワクの日々が続きそうですね。

週末の小旅行です2025-06-01 16:40:38

五色沼の毘沙門沼
この週末はちょっとお天気が冴えませんでしたが、土日を使ってちょっと裏磐梯まで遊びに行って来ました。

遊びに行くと言っても、特に何か格別な目的があったわけではなく、ちょっと温泉に浸かってのんびりしたかっただけなのですが、土曜日は朝から雨模様で、結局裏磐梯に着いても雨、雨でちょっと悲しい旅でもありました。

磐梯山と五色沼、なかなかいい絵になる景色ですが、雲に覆われて磐梯山はかろうじて見えているけれど、生憎の雨なので、五色沼でボートを漕いでいる人は一人もいませんでした。ボート屋さんは寂しそうに、ボートの手入れというのか、ボートを繋ぎ止めて見ていました。

観光客は数人いたのですが、バスが来るとほとんどみんないなくなり、僕のように自家用車で来ていた人たちもいつの間にかいなくなってしまいました。

お土産屋さんもなんだか寂しげでした。

仕方なく、早々に予約していた宿に行って、温泉に浸かることにしたのですが、その温泉も3時からオープンだったので、少々待つことになりましたが、でもおかげで大きなお風呂を独り占めして、日頃の疲れを取ることが出来ました。今週はちょっと忙しかったので、この温泉は有り難かったですね。

そして、温泉から上がった後は、傘を刺してまた少し散歩をしたのですが、少し深呼吸をして、清々しい空気を感じて、またリラックスです。

雨が降っていなければ、ちょっと大自然の中で、尺八やフルートを吹いてみたい気分でした。

目の前の五色沼を見ながら広々とした自然の中で、尺八にしろフルートにしろ吹くことが出来たら、さぞ気持ちがいいでしょうね。

泊まった宿のロビーにはグランドピアノが置かれてあって、誰かがピアノ伴奏してくれて、この2つの楽器を演奏できたら、それもまた格別だったろうなと思いました。いつかあのような広々とした空間で、聴衆を気にせず吹いて見たいなと思います。

そして、日曜日。もう帰る日ですが、裏磐梯は前の日に続いての雨模様。

悔しいから少し五色沼のハイキングコースに足を踏み入れて見ると、なんと熊注意の大きな看板が出ていました。

日本語と英語で、大きなツキノワグマの絵と共に注意!!の文字。そして、お天気のせいで人は誰も歩いてはいませんでしたから、ちょっとこの折角のハイキングコースでも、中に入っていく勇気は出ませんでした。

とても残念ですが、今回の小旅行は温泉と食事を楽しむ旅という事で、割り切って帰って来たのです。

できれば、もう一度この1年以内に行って、次は尺八とフルートを森の中で吹いて見たいと思いました。熊よけにはなるでしょうからね(笑)

3.11のドナドナの話2025-03-12 10:37:09

この週末はちょっと京都に遊びに行って来ました。

たまたま知った京都の禅寺の建仁寺で、双龍の天井画が公開されていると言うので、ぜひ一度見てみたいと思って、土曜日の朝に出発して、その日の午後その双竜を見学して来ました。

ほとんど事前知識も無く行ったのですが、いざ目にしてみるとそのあまりの素晴らしさに、感動して涙が出そうになりました。これはとても良いものを見たと、大感激して日曜日の夕方帰って来たのです。



その帰りですが、初めて京都の駅の中を少し散策して来ました。京都駅ビルが凄いことになっていることは、知ってはいましたが、今回初めてその中に足を踏み入れて、その壮大さに驚きました。そして、ビルで言うと何階になるのか分かりませんが、一番上の階まで登ってみると、京都の街がかなり一望出来て、この日本でも貴重な古都の景観が大きく変わって行っているのを実感しました。まさか古の都人は京の都がこんなになるとは想像もできなかっただろうなと思います。

ただ、京都のいいところは貴重な昔からの景観も大切に守られている事で、やっぱり何度来ても良いなと思いつつ後ろ髪を引かれて帰って来たのです。

建仁寺に行ったのも大正解でしたし、その日の夜は京都のおばんざいを頂きました。とても充実した良い週末を過ごさせてもらいました。願わくば、せっかくの禅寺に行ったので、尺八をあの場で吹けたらきっといいだろうなと思いましたが、それは叶わぬ夢ですね。

そして、昨日はもう14年目になると言う3.11でした。

この日は、3本持っているフルートの内の1本を買取してもらおうかと思って、業者の来るのを待っていたのですが、午前中にその業者がやって来たので、このフルートを見てもらいました。



思えば、フルートを再開するにあたり中古で購入したヤマハのフルートですが、もう3年以上練習してきた愛機なので、とても愛着があったのですが、かといってプロの奏者でもないのに、フルートを3本も持っていても仕方ないだろうと思い、意を決して業者を呼んだのです。査定の結果は最初5万円を提示されました。僕の期待値には及ばなかったので、検討すると言ったら、上司に相談すると言って、もうちょっと上乗せした値段を提示されました。

後ろ髪を引かれたのは事実ですが、止むなくと言うか、仕方ないと思い決断して買取してもらいました。

そんな訳で、この愛機はすでに僕の手を離れて「ドナドナ」されて行ってしまいました。(泣)

そしてこの日は約1年半前に買ったムラマツのフルートでいつものようにシュターミッツのコンチェルトを練習し、3.11なので「花は咲く」を演奏して練習を終えました。

僕にとっての3.11の14年前は色々な事が起きた年でもあり、当時の事を思い出したらなんとも言えない気持ちになりました。何よりも、転職をしたり、あの日の夜、寒い中を東京六本木から自宅のある千葉県を目指して歩いた記憶が蘇りました。

「花は咲く」を吹きながら、そんな感慨に浸り、去っていった愛機のフルートの事や、京都の旅の事やらを思い出しつつ、僕の14年目の3.11が終わりました。