尺八練習記 ― 2023-10-27 11:41:22
今回はちょっと尺八の事について書いてみたいと思います。
尺八の先生について習い始めて3年が経ちました。そんな訳でちょっと今までを振り返ってみたくなったのです。
尺八との出会いは、何回も書いたと思うのですが、コロナの流行で仕事場に行くことがあまりなくなり、運動不足解消に始めた毎日の散歩がきっかけでした。
普段歩いたことのない自分の住む街を歩いていたら、偶然見つけたのが「尺八とチェロとドイツ語を教えます」と言う看板だったのです。それをみた時になぜか心に引っ掛かり、看板に書かれていたメールアドレスにメールを出してみたのです。
今更チェロは出来るとは思えないし、ドイツ語を勉強しようと言う気もなかったのだけど、なぜか尺八を試しに吹いてみたいと思ったのでした。
少年時代から吹く楽器に関心があって、それでフルートを吹いてみたり、横笛を吹いてみたりしていたので、おそらくはその為尺八と言う2文字が気になったのでしょう。
メールの返信は、お試しのレッスンをしますよと言う事で、それではと思いその先生の自宅を訪ねたのが3年前の秋でした。
最初は水道管みたいな模擬尺八を貸してもらって、音出しをしてみたのですが、何回か試していると音が出たので、それではと思い、その後その先生について習うことにしたのです。
先生から勧められたプラスティック製の尺八を購入し、2年ほど続けていたのですが、2年したらその先生がヨーロッパに行くことになってしまい、別の先生を紹介してもらって1年が経ちました。
最初の先生はいわゆる尺八の古典きょくではなく、ドイツのクラシック曲の尺八版とかを練習させてくれました。もともとあまり尺八の古典曲に関心もなかったせいもあって、こう言う曲を吹くことで満足していたのです。
シューマンのトロイメライやスコットランド民謡の蛍の光、時にはジブリの音楽なんかも練習させてくれていました。
このところ幸い連日在宅で仕事ができており、そのおかげで自由な時間が取れるので、今でもこうした尺八然とした曲ではない曲を練習し続けています。どちらもフルートでも吹ける曲なので、時には尺八で、時にはフルートで吹いてその違いを楽しんでいます。
そして、昨年の秋から始まった新しい先生とのレッスンで初めて尺八の古典曲を始めました。
ちょっと馴染みのない曲ばかりなので、なかなかとっかかりが難しく、苦戦していますが、この1年で「大和調子」と言う曲と「三谷菅垣」と言う2曲を練習しました。
自分で吹く様になったら、意外に面白くなってきて、結構この2曲今では気に入っています。
いわゆる尺八独特の技法を使うので、難しい部分も沢山あるし、そもそも楽譜に書かれていない装飾音とかが出てくることもあって、なかなか奥が深いのですね。おそらくこうした曲は尺八を続ける限り頻繁に吹くんだろうなと思っています。
ところで、尺八とフルートと言う二つの異なる楽器を始めて、時々尺八の先生からフルートと両方で混乱しないかと聞かれましたが、僕の場合は全く違和感なくそれぞれの楽器を吹くことが出来ています。
尺八はサッと取り出してサッと吹くことが出来るので、結構気楽に吹ける楽器です。
昨年念願の竹製の本物の尺八を手に入れて、今はもっぱらこの竹製のものを吹いています。僕にとっては愛器と言って良い尺八です。
これから冬を迎え、乾燥してくるので、割れてしまわないように気を使わないといけません。それだけが尺八の気掛かりな点ですね。
さて、今日も後で練習に励みたいと思います。
いつか人前で披露できるようになると良いなと思います。
尺八の先生について習い始めて3年が経ちました。そんな訳でちょっと今までを振り返ってみたくなったのです。
尺八との出会いは、何回も書いたと思うのですが、コロナの流行で仕事場に行くことがあまりなくなり、運動不足解消に始めた毎日の散歩がきっかけでした。
普段歩いたことのない自分の住む街を歩いていたら、偶然見つけたのが「尺八とチェロとドイツ語を教えます」と言う看板だったのです。それをみた時になぜか心に引っ掛かり、看板に書かれていたメールアドレスにメールを出してみたのです。
今更チェロは出来るとは思えないし、ドイツ語を勉強しようと言う気もなかったのだけど、なぜか尺八を試しに吹いてみたいと思ったのでした。
少年時代から吹く楽器に関心があって、それでフルートを吹いてみたり、横笛を吹いてみたりしていたので、おそらくはその為尺八と言う2文字が気になったのでしょう。
メールの返信は、お試しのレッスンをしますよと言う事で、それではと思いその先生の自宅を訪ねたのが3年前の秋でした。
最初は水道管みたいな模擬尺八を貸してもらって、音出しをしてみたのですが、何回か試していると音が出たので、それではと思い、その後その先生について習うことにしたのです。
先生から勧められたプラスティック製の尺八を購入し、2年ほど続けていたのですが、2年したらその先生がヨーロッパに行くことになってしまい、別の先生を紹介してもらって1年が経ちました。
最初の先生はいわゆる尺八の古典きょくではなく、ドイツのクラシック曲の尺八版とかを練習させてくれました。もともとあまり尺八の古典曲に関心もなかったせいもあって、こう言う曲を吹くことで満足していたのです。
シューマンのトロイメライやスコットランド民謡の蛍の光、時にはジブリの音楽なんかも練習させてくれていました。
このところ幸い連日在宅で仕事ができており、そのおかげで自由な時間が取れるので、今でもこうした尺八然とした曲ではない曲を練習し続けています。どちらもフルートでも吹ける曲なので、時には尺八で、時にはフルートで吹いてその違いを楽しんでいます。
そして、昨年の秋から始まった新しい先生とのレッスンで初めて尺八の古典曲を始めました。
ちょっと馴染みのない曲ばかりなので、なかなかとっかかりが難しく、苦戦していますが、この1年で「大和調子」と言う曲と「三谷菅垣」と言う2曲を練習しました。
自分で吹く様になったら、意外に面白くなってきて、結構この2曲今では気に入っています。
いわゆる尺八独特の技法を使うので、難しい部分も沢山あるし、そもそも楽譜に書かれていない装飾音とかが出てくることもあって、なかなか奥が深いのですね。おそらくこうした曲は尺八を続ける限り頻繁に吹くんだろうなと思っています。
ところで、尺八とフルートと言う二つの異なる楽器を始めて、時々尺八の先生からフルートと両方で混乱しないかと聞かれましたが、僕の場合は全く違和感なくそれぞれの楽器を吹くことが出来ています。
尺八はサッと取り出してサッと吹くことが出来るので、結構気楽に吹ける楽器です。
昨年念願の竹製の本物の尺八を手に入れて、今はもっぱらこの竹製のものを吹いています。僕にとっては愛器と言って良い尺八です。
これから冬を迎え、乾燥してくるので、割れてしまわないように気を使わないといけません。それだけが尺八の気掛かりな点ですね。
さて、今日も後で練習に励みたいと思います。
いつか人前で披露できるようになると良いなと思います。
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