雪の日の一日2006-01-21 19:17:43

今日は土曜日。朝から一日雪が降っている。予報では夜9時頃まで降るらしい。

本来なら土曜日はフランス語の授業があって、出かける所なのだが、今日はセンター試験があって、会場が使えなくなるため休講となった。

雪も降って、寒い事だし仕方なく僕は家にいる事になった。

毎年正月頃になると、習字とかボールペン字とかの習い事のコマーシャルが多くなる。確かに年賀状のおかげで、ふと自分の字を見直す事になって、恥ずかしさを感じて、きれいな字を書きたいと感じる人が多いのだろう。今や年賀状はほとんどの人がパソコンで書く時代といえどもこれは変わらないのだろうか?

実は僕も毎年この時期きれいな字に憧れるのだ。今年はそのあこがれから一歩前に踏み出して、習字を始める決心をした。

先週この習字セットが届いていて、どこにも行く当てが無くなった今日はまさに習字を開始する好機だった。

真新しい箱を開けて、中に収まった硯、筆、文鎮などの道具を取り出す。 早速筆をおろし、硯に水を入れて墨をする。なんだろう、実はこの墨をすっていたら何とも懐かしい匂いがした。小学校の時分以来墨をするなんて行為はしていないと思うのだが、何となく当時の気分がよみがえってくるような、とっても懐かしい感じがした。

肝心の書だが、最初は「天人」と言う課題で、手本の通りに書いてみた。 字には全く自信がなかったのだが、書いてみるとまあまあかななんて思ったりして。これは結構楽しめそうだ。

また来週も頑張らなくては。