あれから2週間が経ちました2023-01-19 16:28:57

あれからもう2週間が経ちました。

部屋の片隅には主人がいなくなった鳥籠が置いてあるのですが、それを見るたびに切ない思いをしています。

たかがペットと侮ることは僕には出来ず、ふとした瞬間にいなくなってしまったオカメインコの子の思い出に浸ってしまう日々がまだ続いています。

幸い、仕事に行き時はあまり思い出すこともなく過ごせるのでいいのですが、在宅で仕事をしているとどうしても鳥籠がめに入ります。まだしばらくこの寂しさは続きそうです。ただ、とは言え最近はだいぶ気持ちの落ち着きが取り戻せたように思います。

忘れてしまうことはないけれど、いつまでも引き摺るわけにも行きません。毎日の生活もあるので、日々過ごす中で少しずつ変化していくのでしょうね。

まだ我が家には二羽のインコがいるので、その子たちのことも気をかけないといけないので、同じような不幸な事がなるべくないようにしたいと思いながら過ごしています。

ところで、二日ほど前にいつもの散歩をして、神社にお参りしたら何故か鳥居のところに日章旗がかけられていました。この日は祝日でもなく、あれ?今日は何の日だったかなと思ったのですが、思い当たる節もなく、ちょっと不思議に思いながらその神社にお参りして帰ってきたのですが、とても大きな日章旗で、ちょっと清々しい気分でした。

年齢を重ねたせいなのか、数年前から日本的な文化等にとても惹かれるようになり、書道を始めて見たり、尺八を習ってみたりしていますが、触れれば触れるほど日本の文化っていいなと思うようになりました。

在宅で仕事をしている日は、ほぼ毎日ちょっとした時間に尺八を吹いています。

いつかは前回の「ひえつき節」を吹けるようになりたいと思うし、メタルの尺八を買って吹いて見たいとも思っています。

日本的なものに惹かれる様になったと書きましたが、ただ尺八の古典曲にはあまり関心がなく、割と現代的な曲に惹かれています。スタジオジブリの主題歌とかは、尺八にピッタリで、「もののけ姫」は好きなレパートリー曲の一つになりつつあります。

少しずつそうした曲を増やしていけたらいいなと思うのです。

面白いもので、僕が尺八やフルートを練習し始めると、インコがおしゃべりを始めるのです。そして、吹くのを止めるとおしゃべりがピタッと止まるのです。

以前フルートを吹いていたら、亡くなったオカメインコの子が僕の肩に飛んできてずっと聞いていました。

本当に聞いていたのかどうかまでは分かりませんが、そんな思い出をふと思い出したりします。

肩の上に飛んできて一緒にフルートを楽しんでくれる子がいなくなったのは、やはりかなり悲しいものがありますね。