新しい曲の挑戦が始まる2024-10-13 17:07:52

この週末の土曜日に、今月になって初めての尺八のレッスンがありました。前回9月のレッスンで課題曲の「吾妻の曲」が終わり、その後師匠から指示された楽譜を購入して、その楽譜を全て持ってレッスンに臨みました。そして、最初のこの日に指定されたのは「本手調子」と言う曲でした。

何やら慣れない名前の曲なので、ちょっと身構えましたが、師匠曰く、2年前に初めてこの師匠と練習した曲の「大和調子」という曲と同類の曲だとの事で、まずは師匠のお手本を聞かせて貰い、その後少しずつ実際に吹いて見ました。

なるほど、確かに大和調子と似た曲でしたが、ただ、師匠曰くこの曲で大切なのは間と音を綺麗に消す事だという事で、その音の消し方の練習をしたのです。なるほど確かに音を綺麗に消すのって意外に難しいです。少しずつ音を小さくして最後は消えて行くその技術は大切だなと理解できました。音を小さくしていくと音が下がって行ってしまうので、同じ音を少しずつ小さくする練習を今はやっているというところです。

そして、2年前に練習した大和調子ももう一度吹き直して見ました。同じく少しずつ音を小さくして消していく方法を試しながら吹いていたら、なんだかとても良い感じに聞こえて来たので、ちょっと頑張ろうと思っている所です。どちらの曲もいわゆる禅に通じる曲だそうで、意外に欧米人に受ける曲なのだそうです。上手くなったら楽しみが出来ますね。

そして、一方のフルートですが、こちらも先生から新しい曲の指示を受けているので、Amazonで楽譜を手に入れました。こちらはシュターミッツの「フルート協奏曲」です。協奏曲の名前の通り、全部で3楽章になる典型的なクラシックの協奏曲で、かなり長い曲なので果たしてどの楽章を練習するのかもまだ分かりません。

次回のレッスンは今週にあるので、その時に先生に相談して決めることになるのかなと思っていますが、この曲を試しに聴いてみたら第1楽章が特に印象に残りました。

この楽譜はオーケストラバージョンではなく、ピアノ伴奏版なので、おそらく少ししたら先生がピアノの伴奏を入れてくれるのだろうと思います。やはりこの土曜日に初めてトライしてみたのですが、曲を聴いて知っていたメロディーがなかなか続きませんでした。これは結構苦戦しそうな気がしています。でも苦手意識を持っては行けないので、とにかく次回の先生とのレッスンで少しずつコツを身につけながら頑張ってみようと思います。

なんといってもこの赤い表紙の楽譜が印象的でした。そしてカデンツァの部分は、フルートの超有名なアーティストのランパル版になっていました。きっと難しいんだろうなと思います。

そして、尺八と同様に、フルートの音の消し方ってどうしたら良いのだろうと、尺八のレッスンを受けて気になって来たのですが、試しに尺八でやったことに倣って吹いてみようかなと思っています。

次回のフルートレッスンがこれまた楽しみですね。