秋深し、楽器演奏ままならぬ2024-11-17 16:33:39

11月も半ばを過ぎました。家の近所の銀杏の木の葉も色づき始め、一部はもう完全に黄葉しています。ただ同じ銀杏の木でもまだ黄葉していないのもあってちょっと不思議な感じがします。

昨日も散歩をしていたら黄色く色付いた銀杏の木が目に止まりました。秋もだいぶ深まって、いよいよ冬が目の前に訪れて来ている感じがします。



我が家の庭には紅葉の木があるのですが、その紅葉はまだ全く色付いていません。紅色に染まるまでもう少し時間がかかるようです。

そんな秋の真っ最中、日々楽器練習に励んでいますが、なかなか自覚できる向上が見られない感じで少しイラついています。

先週はフルートのレッスンがあったので、ダブルタンギングの練習とシュターミッツの協奏曲の練習をしていますが、なかなか手強い曲だなと感じています。普段、夕食の後家中の雨戸を閉めてから練習しているのですが、8時半頃から始めてあっという間に10時になってしまいます。さすがに10時過ぎて音を出すのはマズイと思うので、10時で練習を打ち切りますが、毎回満足感が充足されずに終わっています。今夜も頑張って練習しようと思いますが、どうなるかなぁ。。。

何しろ同じ曲を何度も練習していると飽きてしまうのですよね。しかもなかなか思ったように吹けていないと余計にイライラして、何か別の曲を吹いてみたい欲求に駆られて、昨夜は気になっているピアソラのブエノスアイレスの冬を試しに吹いて見ました。

この曲は特に好きな曲で、いつかマスターしたいと思っています。

そして、尺八です。

前回のレッスンでまた次の課題曲に取り組んでいますが、この「一二三鉢返の調」はこれまでの中で一番難しい気がしています。

師匠が吹いたこの曲を録音させて貰って、思い出しながら試していますが、なかなか出来ません。

これまたフルートと同じで、あまりに出来ないと別の曲を吹いてみたくなってしまい、早々のこの曲の練習を断念して別の少し吹き慣れた曲を吹いて自己満足してしまっています。

次回の尺八レッスンまで少し間があるので、なんとかそれまでには少しでも吹けるようにしないと行けないのですが、プレッシャーばかりが空回りしています。

芸術の秋深し、楽器演奏は空回り、そんな気分になっています。