尺八とフルートの練習記 82023-11-10 15:55:55

今週は11月だと言うのに妙に暑くなった日がありましたが、今日はまただいぶ気温が落ちて、今朝は12℃になっていました。

思わずストーブをつけてしまいましたが、なんだか冬の到来を実感しましたね。物凄く暑い夏がずっと続いていた時には、もしかして今年は秋も冬も来ないのではないかとさえ思いましたが、どうやらやはり冬は来てくれる様です。ただその分短い秋になったかも知れません。

まだ街のイチョウの葉は色付き始めたばかりと言う感じですが、もしかしたら急に黄葉が進むかも知れませんね。

そんな冬は尺八にとっては苦難の季節です。寒さと共に乾燥が進むと、竹製の尺八は割れる可能性が高くなります。これからの季節は、吹き終わった尺八は厳重に保管しようと思います。

竹製と言うことで、割れやすいと言う弱点がある尺八ですが、一方銀や金製のフルートと違い、割と容易に取り出して吹き始め、吹き終わった後は内部の水気をとるだけで簡単にしまえると言う便利な側面もあります。フルートだと、3つに分割して内部の水気を取り除き、金属の表面についた手垢というか指紋の跡を綺麗に取り除く作業が必要で、これが案外億劫に感じるのです。

僕は使った後はまめにフルートを手入れしていると思っていますが、尺八のような手軽さがあったら良いのになとよく思います。その意味では木製のフルートは楽なのでしょうか?ちょっと気になっています。

今日も仕事の合間に、サッと尺八を取り出して吹いてみました。何しろ毎日時間を見つけて練習する。これが今の僕の目標でもあり楽しみでもあるのです。簡単な曲を数曲吹いて、今日は割と上手く吹けたなとか、今日はどうも調子悪いなとか思っては、また次回を楽しみにしているのです。そして、そんな練習の中、師匠から指示された尺八の古典の曲も練習します。

一方のフルートは、上述の様に手軽に取り出して手軽に吹き、吹き終わったらサッとしまうという事が出来にくいので、夕食後に練習することが多いです。もちろん深夜にはならない時間帯で1時間少々練習します。

昨日は、月に2回のフルートのレッスン日だったので、夕方暗くなってから教室に出かけました。

昨日の練習曲の1曲はこれだったのですが、これまで音楽と言えば小学校、中学、そして高校の音楽の時間に習ったと言うか勉強しただけで、フルートについては一人勝手に独学と言うか、好き勝手に吹いていただけで、楽譜もきちんと読めているわけではないので、だんだんこうした曲になってくるとその弱点が明らかになってきているなと感じました。

この練習曲のNo.3の前にやったNo.2もなかなか慣れない拍で本人としては不満でいっぱいです。どうやらフルート上達のためにはこの弱点を克服しないといけないなと感じながら昨夜はフルートレッスンを終えて帰宅しました。

良い歳をしてフルートなんか始めるとやっぱりハードルは高いのかも知れないなと、ちょっと落ち込んでもいます。

でも、まだ諦めません。せっかく始めたレッスンですし、やっぱり一人で勝手気ままに練習していたのと、先生について練習するのでは雲泥の差があることに気がつきました。先生はもしかしたらダメな生徒を前にして、イライラすることもあるのかも知れませんが、頑張って続けて、少しでも上達したいと思いますね。

さてさて、話は全く変わりますが、一昨日ネットショッピングでこんなぬいぐるみを買ってしまいました。昨日その商品が届いたのですが、何でか知らないけれど、妙にこのデリ丸と呼ばれるブルドッグ風の犬のぬいぐるみが気に入ってしまって、フルートや尺八を練習する部屋で一緒にいます。

こいつ、頭でっかちで重量バランスが悪いので、普通に置くと前のめりに倒れてしまうのです。だから前足の部分を少し高くして立たせるのですが、なんとも愛嬌のある顔ですよね。三菱の車のイメージマスコットだそうですが、確かにこの顔つきは車とそっくりでなかなか良いマスコットだなと感心しています。

今夜もこのマスコットを横に置いて、フルートの練習を頑張ろうと思います。上手く拍が取れる様になるように!