楽しい哉人生は - 2,1022021-06-22 14:48:51

毎週火曜日の朝は早朝のミーティングがあるので、結構緊張した朝を迎えます。わずか30分ほどのミーティングですが、重要なミーティングだし、聞き逃しては行けない事も多いので、かなり集中力を要します。

今朝もそんな訳で、朝早くから緊張してそのミーティングを迎えました。そして、それが終わった後はいつもの散歩に出かけました。

ミーティングが終わった後なので、緊張も解けて、リラックスして歩けました。結果的に今朝は1時間程度の散歩でしたが、思った通りの距離を歩いて帰って来る事が出来ました。

今回の写真はそんな散歩道の一つなのですが、結構気に入った場所で、暑くなってきたこの季節は、竹藪の下少し爽やかな風が吹いて心地よいところです。ただ、かなりの竹藪なので、虫が嫌いだと辛い場所かも知れません。

この季節は、藪の中からウグイスの声が聞こえたりもするので、そんな事もあって僕はこの散歩道が気に入っているのかも知れません。

そして、意外にもこのエリアには歴史を彷彿とさせるものがたくさん残されていて、歴史ロマンスら感じさせてくれるのです。

例えば、若き日の吉田松陰が訪ねた寺や、旧水戸藩士が斬殺された場所を示す石碑であったり、農民が水を汲んでいた井戸だったり、そんな場所がこの周囲にはあるのです。

自分の住む街にそんな歴史があったなんて、これまで全く知らなかっただけに、ちょっとした観光気分も加わって、この散歩道がお気に入りになっているのかも知れませんね。

さて、今日もこの階段を上って散歩をして来ましたが、結構長い階段なので、毎回登り切るとちょっと一休みしたくなります。時には途中で一休みしたくなることもあるのですが、そこは頑張って頂上まで上ることにしています。途中で休むと勢いが削がれてしまって、頂上まで登れなくなるんじゃないかと思うからです。

そして、この写真の左側に続く坂道は、昼間も薄暗い鬱蒼とした竹藪の中を進むので、ちょっとこの中に足を踏み入れるのには勇気が必要です。

真っ暗な先は少しカーブがあるので、終点が見えません。だから勇気を絞って上って行くのですが、すると坂が険しくなり、その先には階段があり、階段を上り切ると、細い車道に出て、薄暗い小径が終わります。

どっちを上っていっても、途中で休まず上りきる事が必要だなと、個人的には思っています。

それにしても、その昔は、この丘の上に住む農民が下に降りて行って、湧水の水を汲み、またこの薄暗い坂道を上って行ったとか書かれていました。

昔の人は本当に大変だったんだなと思います。

僕がまだ子供の頃、家に井戸が残っている家がありました。水道がひかれるまで、そんな井戸で水を汲み、飲用や入浴等に使っていました。その水汲みも大変な作業だったと思います。

今は当たり前の様に水道があり、下水道がひかれていますが、思い出すと数十年前まで、それが当たり前ではない時代があったのですね。