好きな音楽2007-01-17 23:52:01

僕はどういう訳か高校時代にクラシックにはまって、未だに音楽と言えばクラシックが一番自分に合っていると感じている。

別に僕の家は両親が音楽好きと言う事でもなかったのだけど、なぜか一枚子供の頃家に有ったLPがチャイコフスキーのピアノコンチェルトだった。そしてそれが僕にとっての実質初めてのクラシック体験でもあった。

その後特別クラシックに深くはまる事もなく、そして高校生になって初めて聞いたのが、ショパンの練習曲とソナタだった。 僕はなぜか買った事もないクラシックのLPを買って、その後このショパンを聴き続けなのです。

未だに褪せないポリーニのショパンのエチュードと、アルゲリッチのピアノソナタ。二人ともとっても若かったけど、実に衝撃的な出会いだった。 僕をクラシックに目覚めさせた貴重なLPだったと思う。

そして今の僕が好んで聞く音楽、それは何とも不思議な事にクラシックでも割と軽い曲に偏って来た気がする。

高校時代は、マーラーやブルックナーなどを喜んで聴いていた物だが、今や聴く曲はピアソラや中南米のギター曲などを織り交ぜた、様々な割と軽めの曲になった。

この変化は一体どこから来る物なのだろう。 年齢のなせる技なのだとも言いにくい気がしているのだけど。

そう言えば昨年末にモンポウのピアノを買ったのを思い出した。 それにしても、音楽の話はきっと尽きないのだろうなぁ