尺八とフルートの練習記 62023-10-09 15:07:55

3連休も最終日になってしまいました。今日は以前は体育の日と言っていましたが、いつの間にやらスポーツの日に名前が変わった祝日ですが、朝から雨降りで、朝のウォーキングは傘をさして出かけましたが、祝日だからか、雨降りだからかほとんど人が歩いていませんでした。

晴れていたら、きっと気持ちよく歩けたんでしょうけど、ちょっと残念でした。

こんな雨の1日は、まさに家で過ごすのが一番良いのかなと思いますが、午後はちょっと尺八を取り出して練習をしてみました。

一年前から新しい師匠についてレッスンを再開して、その新しい師匠からは古典の曲を練習するように言われ、早3曲目になりました。なかなか難しいです。

この一つの曲が三谷菅垣と言う曲ですが、これまで半年近く練習をしてきて、ようやく全体を通して吹けるところまで辿り着いたのです。ただ、譜面にはなかなか書かれていない装飾音がまだ出来ないので、これから先も練習を続けようと思っています。そして、新たに取り掛かった曲が雲井獅子と言う曲です。

これまた、譜面に書かれていない装飾と言うか、音があるのでそれを覚えるのが大変そうですが、でも良い目標ができたのかも知れません。

尺八を始めて3年になりますが、何とか音が出せるようになり、簡単な曲が吹けるようになって来ましたが、未だに首振りが出来ません。よく首振り3年と言いますが、僕は果たして出来るようになるのかな。。。

そんな事を思う昨今ですが、不思議と意欲は衰えず、慣れない日本の古典曲にこれからも挑戦しようと思います。案外良い曲で、まあ自分で吹くからなのかも知れませんが、この二つの曲は気に入っています。

いつか、こんな公園で尺八やフルートの練習が出来たら良いなと思いますが、そんな日は来るかなぁ。。。

そして、フルートですが、この2週間あまり仕事が多忙で、事務所に出かけることが多かったのと、その後体調を崩し、寝込んでしまった事もあって、尺八とフルートの練習が出来ずにいました。

ようやくこの週末からフルートの練習も再開できるようになり、久しぶりにフルートを練習しました。

今は、発表会で演奏した「歌の翼へ」を離れ、amazonで見つけたピアソラのタンゴの歴史の中の1曲を練習し始めました。まだまだなかなか思うように吹けていませんが、こっちも頑張ってみようと思っているのです。まだ先生には話していませんが、もしうまく吹けそうだったら、来年の発表会で吹けたら良いなと思っています。

まだまだ暫くと言うか、この先もずっとこの二つの楽器にハマり続けそうです。

頑張るべや。

コロナ騒動?!2023-10-04 18:23:18

ちょっと不謹慎なタイトルかなとは思いますが、前回も書いたのですが、先日の金曜日から体調を壊し、もしかして自分はコロナに感染してしまったのではないかと、ちょっと恐れていたところ、日曜日は少し体調が戻って来た様に感じて、ホッとしていました。

ところが、月曜日の朝になって目が覚めるとまた頭痛がして、頭がぼーっとして、若干熱っぽくも感じられました。

このところ、仕事がそこそこ忙しく、仕事先の現場に行くつもりでいたのですが、ちょっと出かける自信もなく、また体調不良でコロナの可能性も捨てられていないのに仕事場に顔を出したら、同僚の人たちにも迷惑をかけかねないと思って、その日は自宅で療養していました。

でも、極端に体調が悪い訳でもなく、とはいえ体がだるくて仕方なかったので、1日ずっと寝床の中で静かにしていたのです。きっと明日は回復して仕事にも行かれるだろうと期待して、ちょっと甘く見ていました。

そして、翌火曜日の朝、目が覚めると前日よりさらに体調が良くありませんでした。微熱もあり、頭痛も取れず、この日もやむなく家の中で大人しくしていたのですが、流石に放っておく訳にも行かないので、かかりつけのクリニックでコロナの検査をしてもらうことにしました。

約束した午後5時にそのクリニックに行くと、待合室ではなく、受付もしないままに奥の廊下に置かれた椅子で待たされました。

しばらくすると、看護婦の方が検査キットを用意しにやってきて、その後先生がマスクの上にさらにプラスチックの顔全体をカバーするお面の様なものを被り、いつもの白衣ではなく、特別の防塵服と言うか、そんな出立ちでやって来ました。

そして、クリニックの外に一旦出るように指示を受け、階段の踊り場の様なところで、両方の鼻の穴に綿棒を突っ込まれ、鼻の粘膜の採取を受けました。

それから待つこと5分程度、まるで死刑宣告を待つかの様でしたが、幸いにもコロナは陰性でした。

ホッとして帰宅しましたが、どうにも体調は回復せず、今日も朝からずっと寝床の中です。

ただの風邪なのかもしれませんが、それにしてもしつこい風邪です。

元気なのは、そらちゃんとその兄弟二人。人間の僕は一先ずこの病状が回復するまで大人しくしていることにします。

尺八とフルートの練習記 22023-09-03 13:34:47

9月なったとは言えまだまだ暑い日が続きそうな気配です。ちょっとうんざりしていますが、天候に対しては無力だし、諦めて秋らしい日が来ることを待つしかありませんね。

そんな9月最初の週末ですが、先月フルートの発表会も終わり、さあ来年の曲は何にしようかとか考え始めている最近なのですが、たまたまネットで目にしたネット販売で売られているフルートに目が止まってしまいました。

今使っているフルートはYAMAHAの総銀製の機種で、その昔高校生だった頃使っていた、古いものより遥かに吹きやすくてそれなりに満足していたのですが、ちょっと目に入ったそのフルートにとても惹かれてしまったのです。

尺八もそうですが、フルートも所謂フルートの他にアルトフルート、バスフルート、コントラバスフルートや同類のピッコロとかありますが、僕のフルートは所謂一般的なフルートとは言え、C足部管と言うもので、一番下の音はdoの音なのですが、それより一つ下の音が出るH足部管と言うものとか、穴を塞ぐキーに小さな穴が空いているものとか、いくつか種類があるのですね。

で、僕はそのH足部管で穴が空いているリングキーのものが欲しいなと思っていたのですが、まさにそのタイプのフルートがネットで売られていたのです。値段を見ると、ちょっと高いとは言え、頑張って買えないものでもなさそうで、それ以来気になって仕方がありませんでした。

そして、この週末意を決してそのフルートをネット販売に出品しているお店に行ってみることにしたのです。

そして、多摩モノレールに初めて乗ってそのお店まで行ってみました。僕は格別電車が好きと言う訳でもないのですが、とは言え初めてのモノレールだし、電車の旅って結構好きなので、このモノレールにはとても期待しました。なかなか楽しい小旅行と言った感じでお店に伺うと、なんとネットで販売されているものと同じブランドのムラマツのフルートを3本お試しで吹かせてくれたのです。

何しろ、まだ買った訳ではないので緊張しながら手に取ってみました。触った感じは今のフルートと特に変わったところはありませんが、とにかくリングキーは初めてなので、特に緊張しました。

一番上は穴の空いていないカバードキーと呼ばれるタイプのH足部管で、真ん中は僕がネットで見つけたH足部管のリングキーのもの、そして一番下は、同じくリングキーのものですが、インラインキーと呼ばれるキーが1直線上に配置されたC足部管のものです。

僕は真っ先に真ん中のフルートを手に取って、恐る恐る吹いて見ました。初めてのリングキーだったのとH足部管なので、少し違いを感じましたが、吹いてみると実に良く鳴るフルートでした。試しに一番下の音を出して見ましたが、少し出し難さは感じたものの、なかなかいい感じでした。

そして次に一番上のものを試したのですが、こっちは今使っているカバードキーと言うこともあって呆気なく吹けた感じでした。

そして、一番下です。僕のフルートはオフセットキーと呼ばれる、キーが一直線になっていなくて一部のキーが少しオフセットされて配置されているものですが、このフルートはインラインキーでかつリングキーなのでしっかり穴を塞がないと音が素っ頓狂になってしまいます。案の定慣れない位置にキーがあるので、変な音をなん度も出してしまって、ちょっと落ち込みました。

そんなわけで、僅か30分ほどの試奏でしたが、何しろ買いもしないのに長々と吹いている訳にもいかず、丁重にお礼を言って帰ってきました。

とても良い経験をさせて貰って、とても感謝していますが、出来ればいつかこの真ん中のフルートを買えるようになると良いなと思っています。

何しろムラマツと言えばフルートの中ではブランドものと言って良い定評のあるメーカーなので、ちょっと憧れます。

帰りの電車の中ではずっと試奏したフルートの事ばかり考えていましたね。

そして帰宅後、今度は尺八を少し練習して、夜はフルートの練習をしたのですが、日中に別のフルートを吹いて帰ってきたせいか、僕の愛機は臍を曲げたのか、ちょっと上手く吹けず、しばらく練習して見たけれど、結局この日は早々に諦めて練習をやめてしまいました。

ごめんねyamaちゃん。yamaちゃんとは僕が名付けた愛機の愛称です。

尺八とフルートの練習記2023-08-31 18:09:51

今日で8月も終わりですね。月日が経つのは本当に早いですね。

ふと気づくと、もうすぐ尺八を吹き始めて3年になります。そして、この尺八との出会いが僕の人生を大きく変えたなと最近思っています。

そんな訳で、今後は「ぴーすけ君とそらちゃんとぴのこちゃん」の架空のシリーズとは別に、僕の楽器練習の道のりについてちょっと書き綴ってみたくなりました。

ほぼ3年ほど前の今頃だったと思いますが、コロナ禍で在宅勤務をするようになり、運動不足解消のために家の周囲を歩き始めて、ふと見つけた看板が「尺八教室」の看板でした。

それまで、尺八なんて全く考えたことはなかったのに、なぜかその時は不思議と興味が湧いて、家に戻ってからその教室にメールを送ってみたのです。そして、お試しで1回見学に行くことになりました。

先生はドイツの方で、日本で生活してもう長かった様ですが、日本語も堪能でお試し用にプラスチックの水道管の様な尺八もどきを貸してくれました。そして、言われた通りに試し吹きをしてみたのです。

もちろん、簡単には音は出なかったのですが、とにかくそのプラ管をお借りして、自宅に帰り音が出るまで試してみました。

そして、何回か試しているうちになんとなく音出しに成功したので、これも先生に紹介されたプラスチック製の尺八をネットで購入したのです。

届いたプラスチックの尺八は、一見すると竹製の様な模様まで入った真面目な尺八でした。そして、それを持って翌週また先生の元を訪れ、こうして尺八のレッスンが始まったと言う訳です。

一緒に買った教本を元に月に2回くらいの頻度で、毎回1時間ほどのレッスンを始め、メリーさんの羊から始まって、色々な練習曲やら割と有名な曲を吹き、少しずつ上達していくことが出来たのです。

よく、「首振り3年」と言われますが、首振りまではなかなか到達していませんが、最近では尺八特有のブワーという様な音も出せるまでになりました。

ところが、昨年の初秋の頃です。ドイツ人の先生がオーストリアに行ってしまうことになり、師匠をなくしてしまったのです。せっかく始めた尺八、安いプラスチックの尺八とは言え、そのまま辞めてしまうのも勿体なく、師匠が紹介してくれた日本人の先生にメールを送ってみました。

すると、一度来てみてくださいと言うので、早速行ってみて、またレッスンが再開したと言う訳です。

その時には、もう一本本物の竹製の尺八を手に入れていました。実は竹製のものを吹いてみたくなって、これもたまたま見つけた尺八工房にメールして、試しに送って貰った2本の尺八のうちの1本でした。

今はもっぱらこの竹製の尺八を吹いて練習しています。

新しい先生からは琴古流の古典曲の練習をする様に指示され、毎回先生の教室に伺うとその古典曲を吹いています。

聞き慣れない日本の古典の曲で、なかなか難しいのですが、なんとか続けています。

さて、ここでもう一つの楽器、フルートのことについても触れてみたいと思います。

尺八を吹き始めていたら、ある時、確か2年ほど前ですが、昔昔高校生の頃に一人で練習していたフルートの事を思い出したのです。もう半世紀近く昔の話です。

そして、ある日ふとフルートを吹いてみたくなったのでした。

部屋の片隅で埃を被って眠っていた古いフルートを取り出して、試しに拭いてみましたが、音は出なくなっていました。そこで、フルートを修理・調整してもらえる業者さんをネットで探し出し、そこにオーバーホールを依頼して、僕のフルートとの再会が始まったと言う訳です。

フルートも昨年から先生についてレッスンを受けていて、こっちはこっちで結構ハマっています。

いつの間にか中古のちょっと良い楽器を手にいれ、今はそれを吹いています。

尺八とフルート。どちらも吹く楽器ですが、片や横笛、片や縦笛で微妙に違いますが、それぞれ特徴のある音が出るので、これがなかなか楽しいのですね。

ちょっとこの二つの楽器の練習過程について、これからここに綴っていきたいと思います。

フルートと尺八の練習2023-03-02 17:18:59

今回はぴーすけ君のお話はお休みです。

一昨日の夜、ちょっぴりお酒が入った後で、フルートの練習をいつもの様に始めました。

毎回毎回吹く曲は決まっていて、まずは音階の練習から始めます。半音ずつ上に上がって行って、フルートの一番高音を出すところまで練習します。しかし、かなり難しいです。高音になればなるほど音を出しにくくなるのですが、先生いわくは、力まなくても軽く吹くだけでも高音が出せるのだそうです。僕もそれを目指して頑張っていますが、なかなかこれが難しいのです。

一方、半音ずつ下がっていく練習もあります。こちらは一番したのCの音まで下がって行きますが、高音ほど難しくはないものの、時々Cの音が出なくなったりするので、これもまだまだ練習が必要です。

この青空の様な上を、上を目指して頑張るしかありませんね。この木もきっと、「上を、上を」と上を目指して大きくなったのかも知れません。

そして、音階の練習が終わると、いつもの曲の練習を始めます。まず最初はフォーレの曲で、僕は知らなかったのですが、日本のアニメでも使われた曲だということです。シシリエンヌという曲です。

この曲は必ずしも難しくはありません。ほぼ吹ける曲ではありますが、もっと上手くなりたいので、上を目指しています。

そして、その後に吹くのはビゼーの「アルルの女」という曲で、この曲では割と高い音が出てくるので、お気に入りの練習曲にしています。ただし、難易度はちょっと高いので、時々失敗するし、音が外れる時もあるので、これも上を目指して頑張っています。

そして、今年の発表会の課題曲「歌の翼に」を練習します。だいぶ吹ける様になってきましたが、8月に予定されている発表会目指して頑張っています。

さて、実は本題は尺八です。この日、フルートと格闘した後に尺八を練習したのですが、実に快調で、気持ちよく吹けました。

師匠からは古典の割と基本的な曲を練習曲に指定されて、それを頑張ろうとしているのですが、これがなかなか難しいのですが、普段練習している曲を順に吹いていたら、とても気持ちよく、上手く吹けて、この日は気持ちよく就寝できました。

毎回、毎回同じように吹けるといいのですが、なかなかその日によって快調だったり、不調だったりするのが今の悩みです。

今日も、仕事の合間に尺八を取り出して吹いてみたら、あの時の様には気持ちよく吹けませんでした。

尺八も、とにかく上を見つめて頑張るしかありませんね。

まさにこの写真の木のように、真っ直ぐ上を目指したいと思います。