なんと蒸し暑い2005-08-10 21:17:12

今日は昨日から企んでいた事を実現するつもりで、休みの日ながら8時に起床。 そして隣町まで電車に乗って出かけて行った。 企みなんて大袈裟な言い方は必要ないのだが、単に映画を見に行こうと思ったのだ。気晴らしと言うやつで、このところ心を騒がすというか、心を無茶苦茶に切り刻むような出来事をほんの一瞬でも忘れられたらと言うそれだけの事なのだが、、、

朝から曇り空でいつ雨が降るかと言う感じ。そして案の定駅に着く頃には雨の雫が落ちて来た。次第に雨脚が激しくなると、昨日からの企みを実現する気力が一気に失せて、なんてことない銀行で用を足して、レンタルビデオを借りて帰って来てしまった。

今日もどうやら情けない一日の始まりだ。 男の一人だけの休日なんてこんなもんかな。

世の中の一般的なお父さん達は一体どんな風に夏休みを過ごすのだろうか? 家族と一緒に過ごすのだろうか?きっとそうなんだろう

今日も暑くなりそうだ2005-08-11 10:40:14

昨日と違って目が覚めると窓越しから太陽が降り注いで、日差しも既にかなりの強さに感じられた。 これは、布団を干すのに最高の天気かも、と思って早速起き上がり、顔を洗うとまずは布団を干しにベランダに出てみた。 日差しが暑い。ギラギラしている。

僕の心ももしかしてギラギラしているのかもしれない。何にギラギラしているのかと言うと、今後の人生設計。つまり、何とか自分の思う事を実現したいと言う事だ。好きな人にもう一度会いたい、そして以前からずっと望んでいた欧州生活。これが僕の今の望みのすべて。特に最初の望みはすべての始まりでもある。早く実現したい!

心の中では、実は自殺をしたい位にもやもやしているのに、一方ではギラギラと自分のしたい人生を考えている自分。

不思議なものだ。人生は。

体作りについて2005-08-12 10:42:21

最近体力作りについて時々考える。

中年を迎えて体力に自信をなくしているのは確かなのだが、こんな状態のままで良いのだろうかと言う疑問を最近感じている。さらには、以前僕の胸にあまり筋肉がついていない事をある人から指摘された事が有ると言うのもその背景にあるのだが。。。。

そんな訳で、数日前から筋力作りを考え始めた。とはいえいきなり大袈裟な事も難しいので、最近毎日の腕立て伏せを再開した。再開というのは、以前一念発起して始めたのだが、いつしか挫折してしまったからだ。

体力の衰えは恐ろしいもので、始めた初日は20回もやるともうばてばて。しかも腕は痛いし、胸の筋肉も固くなって痛むしでさんざんな始まりだった。

ここ数日でようやく慣れて来たのか、腕の痛みも少なくなり、回数も少しだが増えて来た。これを朝晩毎日必ず続ける事を目指している。今度こそ挫折のないようにと。

これだけで果たして体力作りと言えるかどうかは別にして、とにかく出来る事から始めよう、それが僕のやり方だ。

いつかもう少し本格的な筋力アップに取り組めるといいな、そんな事を考えながら、

そして、いつか僕の胸に筋肉があまりないと言っていた人に誇れる事を願っている。

Magniflex2005-08-12 13:31:25

今日Magniflexが届いた。

数日前にネットで注文していたものだ。今まで使っていたベッドのマットレスがあまりにもへたってしまっていて、しかもぼろぼろ状態になって来たので、今回代える事にしたのだ。

早速封を開けて商品を出してみると、それまでコンパクトに丸めてあったものがあっという間にマットレスに早変わり。しかもかなりの硬度があって、寝心地は大満足。

こんなものがネットで安く買えてしかも簡単に手に入るなんて便利な世の中だ。

そもそもこれを買うきっかけは友人が使っていたから。いわば口コミで買ったようなもの。やはり知っている人が使っていて、その評価を聞いていたからこそネットで買う気になったのだと思う。ネット販売には口コミによる商品評価が一番重要なのかもしれない。

毎日寝苦しい日々が続いているが、今夜は少し寝やすくなるだろうか?もっとも僕の寝苦しさの最大の原因はマットレスではなくて、別の所にあるので効果は別かもしれないな。

やはりいつかは一人ではなく添い寝をしてくれる人がいるのが一番かもしれない。

MONSIEUR IBRAHIM ET LES FLEURS DU CORAN2005-08-12 16:59:45

イブラヒムおじさんとコーランの花たち

原題はタイトルの通りのフランス映画を見た。映画といってもお決まりのレンタルビデオを見たのだが、さわやかな映画だった。

僕にはとても映画批評の眼識はないが、至って個人的な感想だったら語れるだろうと思う。

パリのユダヤ人街に住む愛称モモという少年、彼は父と二人暮らしでそのためか非行に走り、街で娼婦を買い、お店では万引きをすると言う生活だった。ある日ちょっとしたきっかけで彼は万引きをしている店のイブラヒムおじさん(オマーシャリフ)と話をするようになる。イブラヒムはモモの万引きを知っていながら、知らぬ振りをしていたのだった。そして万引きするならうちの店でやりなさいと変な諭し方をするのだった。次第にモモはイブラヒムと打ち解けるようになり、パリに散歩に行ったりする。また靴を買ってもらったりもするのだった。そんなモモは近所の女の子に恋をする。しかしやがて彼女には別の友達ができ、モモはふられてしまうのだった。イブラヒムにそんな話をすると、「モモが彼女を愛しているならそれでいいじゃないかと」諭すのだった。

このイブラヒムの言葉。とっても凡人の僕には口に出せるような言葉ではないのだが、とても印象的だった。そんな心境には到底なれないとは思うが、でも、そう、僕はずっと彼女が好きならそれでいい。というか、きっと僕の心は変わらないだろうと思うのだ。

さて、ある日モモの父親は失業し、そして家を出て行ってしまう。そして暫くすると警察から彼の自殺の連絡が来る。そんな失意の中、モモはイブラヒムの養子になる決意をする。そしてイブラヒムはモモに旅行に行こうというのだった。イブラヒムのふるさとトルコへ車で二人出かけて行く。しかしそのふるさとに着くなりイブラヒムは車の単独事故でこの世を去るのだった。彼は旅立ちだと言ってモモに別れを告げる。

それから数年。大人になったモモは元いたパリのユダヤ人街の店を継ぎ、イブラヒムと同じ人生を歩んで行く。

旅の途中イブラヒムはこんな事を言っていた。自分はスローライフを望んでいた。がむしゃらに稼ぐつもりもなかった。妻を先になくしてしまったが、モモを養子に迎える事が出来て幸せな人生だったと。

スローライフ。今の僕の生き方とは全く違った生き方だが、そんな生き方もいいだろうなぁ。それも欧州の片田舎で。