フルートと尺八レッスンの手応え2025-01-26 10:05:10

2025年1月も残すところ約1週間になりました。早いものです。つい先日お正月だと思っていたのに、早節分ですね。

そんな先週はフルートと尺八のレッスンがありました。

先ずフルートですが、いつものようにガリボルディの練習曲で始まりましたが、これは散々な結果でした。16番の練習曲にはトリルがあちこちに出てくるのですが、その運指が全く理解できていなかったので、ほとんど練習が出来ていませんでした。もう一つ、シュターミッツの課題曲を練習しなくちゃと言う意識が強かったので、事前にこのガリボルディは練習出来ていなかった事も大きな敗因でした。

でも、今回はきちんと先生から運指を教わったので、もう分からなでは済みません。次回のレッスンまでにもっとこのガリボルディを練習しないと行けない、そのプレッシャーを今は感じています。

そして、肝心のシュターミッツですが、なんとか第一楽章のカデンツァ以外のところまで最後まで吹くようになりました。次回までにカデンツァを練習してくる様にとの宿題が出ました。これもまた頑張らないとなかなか手強いです。

そんな訳で、フルートは非常にゆっくりゆっくりと前に進んでいる感じです。本人にしてみるとあまり進んでいる実感がなくて、手応えを感じにくいところですが、ここで諦めてはこれまでの努力が水の泡になってしまうので、日曜日の今日はちょっと気合を入れてフルートの練習に励もうと思っています。

そして、土曜日は尺八のレッスンがありました。こっちも課題曲の「九州鈴慕」と言う曲を練習中ですが、師匠から指摘される尺八らしい曲に仕上げるためのレッスンが続きました。本人的には結構手応えを感じているので、3月の発表会になんとか間に合いそうかなと思っています。

そして、師匠からこんなチラシをもらいました。尺八でクラシックの名曲を吹くのって個人的にとても関心があるので、ぜひ聴きに行ってみたいと思いました。何しろこの3曲はフルートでもよく吹かれる曲ですから、僕もフルートで吹いたことがある曲なので、尺八で吹かれたらどんな風になるのか興味津々です。

そしてもう一つ、師匠は2月にドイツのケルンとルクセンブルグに演奏旅行に行かれるのですが、そんな話からアメリカ、テキサスで行われるというワールド尺八フェスティバルの話を聞きました。日本でなくテキサスでこのようなイベントが行われる事自体初めて聞きましたが、ちょっと面白そうです。ただ、残念ながらこの時期に休暇を取ってテキサスまで行くことは先ず不可能だと思っています。そして、どちらかと言うと、僕はケルンのコンサートの方に関心がありますね。ケルンコンサートと言うと、思い出すのはキース・ジャレットですが、師匠の尺八も伝説のケルンコンサートになったら良いなぁなんて思ってしまいました。

どんな曲を吹かれるのか、聞いていないのですが、きっと尺八の古典とか4月のコンサートで吹かれるようなクラシックの曲とか吹くのだろうなと思います。

それにしても、ちょっと久しぶりにキース・ジャレットのケルンコンサート聴いてみたくなりました。できれば僕もケルンに行きたいものですが、2月のドイツは寒いから、行くなら夏が良いですね。

それにしても、いつの間にか昔は考えもつかなかった尺八の演奏をまがりなりにするようになり、まさかここまでハマるとは思ってもみませんでした。そして、そのおかげでフルートまで手を広げ、しかもフルートにもハマっているなんて、なんてラッキーなんだろうと思います。良い先生に出会えたことにも感謝しながら、今日も頑張って2つの楽器の練習に励むことにします。