飛行機事故で思う事2007-03-13 23:24:02

今日、高知空港で全日空機が胴体着陸をしたと言う事で大きく報道されていました。

この機種はカナダのボンバルディア製で、過去にも何度もトラブルを起こして問題になっている機種と言う報道でした。確かに僕が記憶する限りでも、今まで何回かのトラブルの報道があったと思います。

そもそも、こんな機種を選定した航空会社の選定能力は問題なかったのでしょうか?単に安かろう、悪かろうでは、今時の自動車でも許される事ではなくて、そんな機種を選定した航空会社の責任はないのかなと思ってしまいます。 確かにパイロットの着陸テクニックは良かったのだろうと思いますが、こうしたトラブルに備えているのはある意味当然の事であって、礼賛される事ではないと思います。それよりも、これで航空会社の責任が隠れるのはおかしいという気がしました。

そして、そもそもこんなにトラブルの多い飛行機を作った会社の責任はさらにきちんと追求されるべきだと思うのです。

思えば物作り大国日本の最近の品質の低下は憂うベキなのですが、今こそ品質を一番の売り物にして来た日本の製造技術をもう一度世界に売り込むチャンスもあるのではないかと思います。

カナダのボンバルディアとブラジルのエンブラエルは小型機の中では両雄とされるメーカーですが、今こそ日本のMJと言う様なプロジェクトを成功させる良機はないのではないかと思います。別に僕は飛行機産業に関わる人間ではないけれど、でもこれだけ裾野の広い航空機産業を日本にも根付かせて育てるためには、絶好の機会の様にも思います。これで失敗すれば、きっと中国にもって行かれてしまうでしょう。そんな危機感も感じます。

自動車産業は日本を支える基幹産業ですが、航空機産業もその中の一つにして良いのではないかと思います。

かつて、2大メーカーだったMダグラスがボーイングの元に合併されて存続をしました。今や欧州エアバスもA380の遅延で赤字を出す始末です。この世界何が起こるか分からないけど、日本の物作りの再評価をされる良い機会かなと思ったのです。

がんばれ、MJそしてそれに続くプロジェクト

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