映画「ベニスに死す」2007-05-27 12:01:21

友人に借りていたビデオ「ベニスに死す」を見ました。

1911年当時のベニスに、ドイツの著名な作曲家である主人公「アッシェンバッハ」がやって来て、美少年に魅入られる話です。

一言でこう書くとなんて事ないような気になるけど、原作はトーマスマン。 とはいえ、僕には今ひとつ分からない事がありました。なぜ彼は美少年に魅せられてしまうのか。美への賛美?あこがれ?なんだろう、、、、

それはそれとして、当時のベニスの町並みのなんとなく、薄汚れた感じ、これはコレラの流行との関係で余計に感じるのだけど、そして、ホテルの豪華さと人々のまとう衣装の豪華さ、これらの極端な対比が僕には印象的でした。

そして、全編に流れるマーラーのシンフォニー。 グスタフ アッシェンバッハはマーラーの事を想定しているので、採用されたそうですが、音楽は聴いていて心地よいものです。

最後にグスタフが妙に化粧をして、なぜか息絶えるシーンは、良く意味が分かりませんでした。なぜ死んでしまったのだろう、、、、

僕のセンスがないのかもしれないけど、今ひとつ理解が出来ない映画ではありました。正直言うと、、、、、 ただ、自分自身をグスタフに見立ててみていた気がします。今の自分もグスタフの様に神経質になっているようにも思うし。

音楽は良かったなぁ、、、 マーラー好きな人が増える要因になったのは理解出来る。

コウモリ2007-05-27 18:53:56

我が家は東京の東側、千葉県に入ってすぐに街にあります。 周りは住宅ばかりなのですが、この間からこうもりが飛ぶ様になりました。

なんとも不思議な生き物。僕は生まれて初めてこの生物の実物を見ました。 と言っても、薄暗くなり始めた中をぱたぱたとかなりのスピードで飛び回るので、なかなかそれをこうもりと理解するのは難しいかもしれないです。

でも、鳥にしては変な飛び方をするし、昆虫にしては大きすぎるし、という事でコウモリと分かるのです。

今日もこの時間そろそろ飛び回って良いはずなのですが、ちょっとまだ出没しません。昨日はいたのにね。

この近辺でコウモリが住まう場所があるのだろうかと、ちょっと不思議なのですが、きっと近所のお寺にある森の様に沢山ある木の中にでも巣があるのでしょう、 人間にはまったく危害を加えない種類のようなので、頑張って生きていって欲しいものです。

写真が撮れないのが残念です。