Schubert ― 2007-02-09 22:33:17
先日ここでベートーベンのピアノソナタの話をした所ですが、 今読んでいる本にシューベルトのピアノ曲について書かれていたので、つい僕も興に乗ってシューベルトのお話です。
もう誰もが知っている様に、シューベルトは短命でした。でも、その中で数多くの著名な曲を作曲しています。 でも、学校で習ったのは、未完成交響曲。なんだか寂しいよね。
まるで最後に未完で終わった曲が彼の集大成みたいに教えられるのは、僕は抵抗があるんだけど。
学校で聴かされた未完成の後に自分で何気なく聴いた彼の曲がどれだけ良かったか、それは書き出すときっと沢山あるんだろうけど、結構僕が好きなのはシューベルトのピアノ曲です。
ピアノソナタはもちろんなんだけど、即興曲が結構好きだったな。 そして、やはりシューベルトと言えば数多くの歌曲です。
高校時代に彼の歌曲を随分歌わされた気がします。そもそも当時の音楽の先生が歌の勉強をした先生だったからだと思います。
有名な魔王だけではなく、僕は自分で三大歌曲も聴く様になったし、冬の旅も大好きな歌曲集です。
でも、もともと僕はピアノ曲が好きなせいで、ピアノソナタはやはり気になる曲でした。聴くきっかけを作ってくれたのはやはりPolliniだったのです。彼が出した後期ピアノソナタ集はすぐに買って聴いたものでした。そして、リヒテルのCDもすぐに買いました。 よく言われる様に、長大で冗長な曲であるかもしれないけど、でも不思議な優しさと、安らぎを覚えさせてくれる曲だと思います。
久しぶりにシューベルトのピアノソナタが聴きたくなった。 今日はそんな日でもあった気がします。
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