回想「震災の日」2014-01-27 23:04:09

ちょうどおよそ3年前、東日本大震災が有ったあの日、僕は六本木の勤め先から家まで歩いて帰る途中でした。もう日本中か大騒ぎになっていたときですが、とはいえ、まずは自分の命、そしてこの状況からどうやって脱出するかがみんなの最大の関心だったように思います。

ちょっと不謹慎かも知れませんが、まずは自分の命、そして自分がとりあえず大丈夫そうだと分かったところで周りを気遣う余裕が出たというのが本心です。 揺れが落ち着き、都心で仕事をしていた人たちはほぼ一斉に家を目指して歩いているか、諦めて鉄道の駅等で様子を見ていました。 僕はひとまず家を目指して歩きつつも、おそらく家にはたどり着かないだろうということで、嫁いだ妹の嫁ぎ先を目指していました。 そんな中、僕はまずは千恵さんのことが気がかりで携帯に電話をかけてみました。彼女は江東区で仕事をしているはずでした。北区の自宅までどうやって帰るつもりか、そしてそもそも無事でいるのか、それが一番の気がかりでした。 でも、携帯電話はつながりませんでした。そこで僕は携帯にメールをしてみました。 ちょうど僕はその頃東京駅を過ぎて、秋葉原近くまで達していた頃です。 彼女は普通に歩くとすれば秋葉原を経由して歩いているはずでした。 僕はひとまず彼女の無事が心配であること、今日はどうするつもりでいるのか、そんなことを訪ねました。するとちょっとして彼女から返事が入って来ました。 それは実に素っ気ない回答でした。自分は無事だから気にかけるな、そんな内容の回答でした。 それでも僕は気がかりだったので気をつける様に伝えました。しかし、その後彼女からこれと言った返答はなかった様に思います。 今思えば実に人間味の無い対応です。文句の一言、いえ、百言言いたいくらいです。 何度も言いますが僕は彼女の為に過去様々な努力をしました。彼女のために尽力しました。それは彼女自身がよく知っていることです。それに対しての振る舞いとしてはとても人の出来ることとは思えません。 今、僕は思っていることがあります。このブログで直接彼女に問いかけることです。 前にも書きましたが、千恵さんがこのブログを読んでいるかどうかの自信はありませんが、僕の思いを直接的にぶつけるメッセージを近々書こうと思っています。