母の命日に2007-01-24 23:50:31

今日1月24日は母が死んでちょうど15年目の命日だ。 毎年この日を意識せずに迎える事は出来ないのだけど、今年はちょうど15年と言う事と、僕自身にもいろいろな事があったせいで、ことのほか意識をせざるを得ない年となった。

ちょうど15年前の今日の夜7時50分に母は癌のためにこの世を去った。 あの日の事を考えると未だに涙を禁じ得ない。あの日は一体どれくらい涙を流した事だろう。きっと体中の水分が無くなるのではないかと思う位だった。そしてこの日僕たち家族は母を病院の安置所に連れて行く事なく、すぐに自宅に連れ帰ったのだった。

薄く化粧を施された母のあの時の顔は忘れたくても忘れ得ないものだ。きっと辛かっただろう。すっかりやせ細ってしまって、体は骨と皮だけの様な状態になってしまっていた。そしてあの年、新年を迎えて日に日に衰え、苦しみ、言葉すら交わせない状態になって行った母を思うと、あまりにもやるせなくて、自分の辛さとかそんな事を考える余裕さえ無くなるのだ。

今一度母に会えたら僕は一体何を話すのだろうか? 自分の状況を母にどう説明出来るのだろうか?

死んだ母に向かって「今の僕は幸せです」そう報告して安心をさせてあげたい。今とってもそう言う気持ちでいっぱいです。

どうか僕を天国から見守っていてください。

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