Amsterdam2007-01-26 22:44:48

結構以前からこのモニュメント建っていたらしいのですが

僕にとってはふるさとみたいな街かなぁ、アムステルダム。 先日久しぶりにその街に行って来ました。

冬空のアムステルダムに。 相変わらずの曇り空、そして薄暗く、今にも雨が降りそうな天気。

それでも、なんだかとっても懐かしかったです。 運河も、人も、コーヒーショップは入らないけど、カフェも。 繁華街も。

なんとも不思議な雰囲気の街です。

でも、帰ってくる時に感じた一抹の寂しさと、虚しさ。あれは一体なんだったのだろう?今思うのはそんな事です。

懐かしいけど、ただ懐かしいだけ?

きっと僕が住んでいたアムステルフェーンに行って見たらもっと違う気持ちになったのだろうか??

でも、良く見て考えると、小さくて楽しみの少ない街だった様な気もして来て、不思議な物です。あんなに好きだった街なのに、感動が薄れてしまっているのは。

Regreso a Amsterdam2007-01-27 11:42:04

ダム広場とトラム

もう一度アムステルダムについて。

東京の街は今あちこちで建設ラッシュが続いてます。 僕の仕事場の近くでは、有楽町の駅前に大きなビルが出来つつあるし、日比谷にも新たなホテルが開業間近になってきました。

でも、日比谷界隈どころか、六本木や青山や、芝浦あたりにも沢山の高層ビルが建てられて、日々東京の風景が変わって行くようです。

この国のトップは「美しい国日本」などと言っていますが、これが美しい国なのでしょうか?僕には疑問です。高層ビルが建ち並ぶ街が本当に美しいのかは分かりません。

アムスの旧市街はもちろん高層ビルなど建てられません。だいぶ以前にホテルオークラがアムスに出来た時も物議をかもしたと言う噂を聞きました。 どの建物も古い物が多く、それでも立派に機能を果たしていると感じます。

アムスに限らず、市街を高層ビルだらけにしてしまったら、観光客などきっと来なくなってしまうでしょう。街の魅力は一気に色褪せてしまうと思います。

近代的なビルばかり立ち並ぶ東京の街にはどこか魅力の乏しさを感じてしまいます。耐震強度と言う名でビルを建て替え続けるのは本当に良い事なのでしょうか?なんだかよくわからないなぁ、、、、

東京で好きなビルの一つは、丸の内の明治安田生命のビルかなぁ、、、、 そう言えば東京駅の丸の内はあのイメージを残しつつ立て替えられると聞いたけど、あれはアムスの中央駅を模したと言いつつも、なかなか良い建物のように思います。 ただ、僕にはあまりアムスの中央駅との類似を感じないのだけどなぁ。。。。

フランス語2007-01-28 00:21:51

いつものフランス語の教室が今日ありました。

某女子大の生涯学習コースで一般に公開しているクラスです。女子大でもこの生涯学習コースは男性にも公開されていて受講する事が出来るのです。

僕はこのフランス語の講座を既に2年近く続けています。 初歩のクラスなんだけど、なかなか楽しくて、少しずつしか上達はしないけど、なんとか続ける事が出来ています。 その理由の一つは安いからではないかと思うのです。

10回受講して15、000円ですからとってもリーズナブルだと思います。なので多少上達が遅くても文句も言えないという事かもしれません。 それに上達が遅いのは自分の不勉強なのですから、教室のせいにするのはお門違いと言う物でしょう。

今日もそんな訳でいつも通りのゆったりペースの授業が続きました。 まずはヒアリングの練習。これが結構難しい。簡単な事を言っているのだけど、やっぱりフランス語は難しい。いつもこれで片付けてしまうのが行けないのでしょう。

さて、この講座もこの3月で終了。この少し上のクラスに行きたい所なのですが、そうしたクラスがないのです。これがちょっと寂しいかなぁ。。。。 折角始めたのに

まぁ、暫くは独学で続けて行くしかないので、多分少しずつでも継続するでしょう。継続は力なり。続ければきっと良い事もあるかも知れないし。

いつかフランスに行って話せる様になると良いけど。

仮名習字2007-01-28 21:48:06

習字のお話。

漢字の練習がとうとう終わり、今日から仮名の練習に入りました。 漢字だってそれほど上達したと言う訳でもないけれど、一応検定5級まで行ったので、まあよしとするかな、、、、、

初めての仮名はでも難しかった。 日本古来の文字とは言え、漢字の角張った書体と異なり、仮名はかなり丸みを帯びた優しい字だ。そのせいもあるのかかなり難しいと感じてしまいました。

ちょっと小振りの筆をおろして、真剣に数枚書いてみたけど、当然の事ながらまだまだこれからですな。

少しずつガンバってこれも続けなくてはね。これも継続は力なり。

そして、漢字の方は、まだきわめてもいないので、これからも時々練習をしようと思っています。主に検定の課題を中心にした練習になるとは思うのだけど。

明日、5級の検定料を払ったら、4級の課題に早速取り組まないと行けないな。

雨にも負けず、風にも負けず2007-01-29 22:36:04

子供の頃、母に買ってもらって、なんだか分かった様な、でも良く分からなかった不思議な絵本がありました。

それは、宮沢賢治です。 銀河鉄道の夜。結構僕は真面目に読みました。 でも、この空想の世界になんだかついて行けていない自分を感じたのだと思います。 鉄道が空を飛ぶ、そして様々な物が途中に鉄道を横切って行く。この不思議な世界になじめない物を感じていたのかもしれません。

宮沢賢治の本はその後も読んだけど、やはり不思議な世界でした。 風の又三郎、注文の多い料理店、セロ弾きのゴーシュ。 みんなやっぱり不思議です。

子供のくせに僕は宮沢賢治よりずっと現実的だったのだろうか?それとも、僕には空想力が足りなかったのだろうか?今でも謎です。

岩手県、あんまり行った事がない土地ですが、石川啄木と言い、宮沢賢治と言い、何となく不思議な世界を感じさせるものがあります。ある意味憧れかもしれません。

そして、僕は一度盛岡の美術館に行ってみたいと思っています。随分前にテレビで見た絵がもの凄く印象に残っているのです。

宮沢賢治、僕の愛読書ではないけれど、どこか不思議な世界に惹かれる物がある気もします。そして、セロ弾きのゴーシュ。 なぜ、チェロではなくセロなんだろう?そんな事を思いながら、とっても銀河鉄道に懐かしい何かを感じているのかもしれません。

そう言えば、既に廃線になってしまいましたが、昔北海道の池田から北見まで銀河鉄道線に乗ってたびをした事がありました。なんとも僕には不思議な鉄道の旅でした。まさに幻想の世界を走っていた様に感じていたのかと思います。

あの絵本は一体いまどこにあるのでしょう?